最近の若者。。。
『最近の若者は…』
私が若い頃はよく言われたものだ
私が若かったころは
先輩や上司の常識に合わないことをすると
色々と言われるのは常だったけれど
今あの頃言われてたことを
今の若者に言ったりしたら
きっと大問題だろうな。。。
と最近感じることがよくある
私が学生の頃
女子バレー部の友達が顔にあざが出来ていて
どうしたの!?と聞いても
理由を教えてくれない...
まぁ言わなくても
顧問の先生にビンタされたのは想像がついた
あの先生が今現役だったら。。。
あの頃の先生たちがまだ現役だったら。。。
きっと大問題になって
教師の仕事は続けていられないだろうな
とニュースを見るたび感じることもしばしば
私の学生時代
特に体育会系の部活動生は
先輩や監督の意見は絶対というような風潮があって
強くて厳しい部活ほど
注意されたり怒られたりするのは
自分のせいだから…と思って
そんな理不尽なことがあっても
人に言うこともしなかった
そんなことも普通に
行われてるような時代だった
話は逸れたけど
自分が仕事で中間管理職的な立場になって
20以上も離れた後輩を指導することになったとき
自分との感覚の違いに思わず
『今どきの若い子は。。。』
と、思ったことを思い出した
初めて仕事を教えるのにメモ帳も待たず
ただ話を聞いてるだけ
メモしなくて大丈夫?ちゃんとメモしといてね
といってもメモ帳も鉛筆も準備せず
案の定
教えられたことを忘れて
同じことを何度も聞いてくる。。。
メモしといてねって言ったよね?
同じことは何度も言わないよ?
(今はこんな風に言うとパワハラになる
と言った知人もいた💦)
と言っても
すみませんと申し訳なさそうにする
素振りもない。。。
しょうがなく
こちらでメモ帳準備して渡したら
ようやくメモをとるようになった???
そんなとき
『ほんっと今どきの若い子は。。。』と思って
ハッとした
(今この言葉を発したら大問題になるから
心の中でしか言えない。。。)
自分が若かったころとは全然違う価値観で
なんだかよく理解できない
自分たちの頃にはあり得ないと思うことを
平気でやってのける 笑
まぁ20数年も経てば
色んなことが発展進化していて
そもそも20数年前と
同じ感覚でいる方が無理がある
でもそうは思っても
自分の中には自分の常識しかなく
いろいろ考えてみても理解来ず
毎日のようにもやもや。。。
そんな時高校教師をしている友達に
ある時相談してみた
すると
『そもそもメモを取るという概念がないのかもね』
と言われて衝撃を受けた
今は学校で個別にタブレットを渡してあって
小さい頃からメモ帳にメモするなんてことを
したことがないと思う
と。。。
これはほんとに衝撃だった
確かに今の子たちが
学校でタブレットを使っているのは知っていた
でもメモ帳にメモくらいするでしょう…普通
→私の固定概念
今はメモをするのもタブレットにするらしい
自分の時代とは違うんだから
感覚が違うのもあたり前
それでもどうやったら伝わるのかな?
寄り添えるかな?と
なるべく理解してもらえるよう
努力していたつもりだけど
そもそもそんな概念がないとまでは
考えが至らなかった…
でもこれを聞いて納得 笑
今は私はこの職場を離れて
元同僚が新しい新人たちの指導にあたってるけど
今も悩みは尽きないらしい。。。
年齢差は毎年ひらいていくばかり
久しぶりに電話があって
そんな話を聞きながら自分のことを思い出した
私たちが若い頃も
こんな風に考えてもらえてたのかな?
ぼそっと言うと
いや、それはないね!と同僚がきっぱり
私もそう思う 笑
風の時代と言われる今
時代が大きく変わって変化も大きい
年を重ねても
古い価値観に固執せず
時代の流れにのって
柔軟に新しい価値観や状況を受け入れ
しなやかに生きていきたい
でも人は
やっぱり自分の物差しでしか人を見れなくて
自分の経験からしか判断できない
相手をなかなか受け入れられない時
相手がどういう価値観を持っているのか
そこを知って受け入れることで
自分の視野も広がるし
相手を受け入れることもできる
それがお互いを尊重し合うということ
そんなことを改めて考えさせられた