②思いがけなく立ち会い出産

ある日の昼間、お腹が痛い…トイレに行って見たものの、どうやら違う。２回目の出産とはいえ、なんせ8年ぶり。色々忘れている。
病院に電話をして旦那に付き添われ診察室に。「いや、まだでしょう。１回帰って大丈夫よ」と言われ、帰宅。小腹が減ったのでバターロールをかじったものの、やはり痛く感じてまた病院に戻ると、「陣痛室入ってください」と。まだ間隔が空いてたので、旦那を帰らせて、友達と電話したりして、余裕だった。陣痛室にはカーテン越しに何人かの初産の妊婦さんが居て、みんな1人で耐えてるのに私は痛くなるたんびにナースコールを押して看護婦さんに腰を揉んでもらっていた(笑)本当に楽になるからありがたい。あれよあれよと子宮口は開き、1番最後に陣痛室に入った私が1番最初に分娩室に通された。出産の緊張からか、痛みによる疲れか分からないけど手と唇がしびれてビリビリしていた。そんなこんなしてる間に看護婦さんが旦那に電話したらしく、いつの間にか廊下に居たみたい。立ち会いの予定はなかったのに、本格的にいきむ頃には、旦那が頭の上に来てて、私の手を握っていた。痛さのあまり私は旦那の手を握りつぶす勢いで掴んだと思う。
後で聞いた話だけどその間上の子は、慌てて引っ張られた父親の荷物を全部背負って廊下に1人たたずんでいたらしい。
出産時の私の形相はすさまじかったらしく、ドラマで見る出産シーンなんか嘘だと旦那は激しく思ったらしい。目から血が吹き出すんじゃないかとおもったくらい白目に血管が浮いてたって。
8年ぶりとはいえ、かなりの安産で無事産まれ、生まれてすぐの妹を上の子も抱っこしてパシャリ📸
気づくと外は大雨。激しい雷雨だったの覚えてる。