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2040年の「働く」を考える③

これまでも2本ほど記事を書いてきたけれど、先日2040年の「働く」を考えるのワークショップがついに最終回を迎えた。

最終回5回目の発表が6月24日の月曜。この日は、初回同様対面での回となり、チーム発表と講評、その後ワークショップとは別に懇親会があった。

それぞれのチームは似ていたり、全然違ったりしていたけれど、経過を経て最終回に至ってみると、やはり共通項がかなりあった。

キャリアコンサルティングとは何か、
キャリア教育とは何か、
人間らしさとは何か、

などなどとても根源的な問いに向かっていく作業で、それぞれ違う方向から進むけれど、到達点は同じ
でも見ている側面が異なるという感じだろうか。

いい年齢の大人が集まり、大学生のゼミのように、熱い語らいがあった。
やはり志願してきているというのも大きいのだろうが、講評でも皆さん熱いです、という言葉があった。

個人的には、チーム内でもそうだったし、5つのチームがそれぞれ別であるが、話を聴いていくうちに、同じ部分を見つけていく過程は、本当の意味での多様性を持ち、お互いに尊重して存在していくヒントを得たことが大きかった。

ワークショップは終了したがプロジェクト自体はまだまだ続いていく。

最近ようやく第五回ワークショップの報告が載せられたので、興味がある方はぜひ見てほしい。

過去記事でも書いているが、ダイバーシティという言葉があまり好きではないというか、その言葉が必要な状況が好ましくないと思っているので、違っていてもいいではなく、違っているのが当たり前の時代に早くなってほしい。

そんな2040年にするために、自分のできることは何か。

ささやかではあるけれど、一人一人にきちんと向き合いながら、それがつながっている未来を常に意識することで、自分も相手の選択も変わっていくのではないかとこの2か月を終えて感じている。


16年後、自分はどうなっているのか。

この記事のことを覚えているのか。

未来はわからないけれど、
間違いなく今日の私と地続きになっている。

そんなことを感じたワークショップだった。


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