2020年7月25日 子宮頸がん検査が簡単に出来るようになる?
こんにちは。ハッピーくん。
本日はこの記事です。
子宮頸がん、切らずに検査:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61898210U0A720C2CR8000/
子宮頸がんの診断をする際、組織を切り取って顕微鏡で観察する代わりに、赤外線を使った撮影とAIによる画像解読で迅速に判定できる手法を開発したと、大阪大と九州大、ニコンのチームが24日までに、米がん学会誌に発表しました。
大阪大の松井崇浩助教(病理学)によると、「患者の体への負担を減らしながら、組織を調べる専門の病理医と同じレベルの診断ができる」とのこと。数年以内に医師の診断を支援する検査機器として実用化を目指します。
新手法では、内視鏡で組織の深くまで届く近赤外線を当て、反射した光を読み取って組織の立体画像を作成しました。
これをAIが解読し、細胞核の形などから、正常か、表面にとどまっているがんか、深く食い込んだがんかを判定します。
大阪大と九州大の病院で延べ49例に対し、従来法と新手法でそれぞれ検査をしてみると、新手法は熟練の病理医の判断とほぼ一致したようです。
これまでのがん診断は、組織を切り取って脱水や染色の処理をし、顕微鏡で観察し判定するまで2日~1週間かかるなど、患者さんの負担や時間的な課題が問題でした。
今回のその日のうちに結果が出る新手法は大幅な時間短縮となるだけでなく、他のがんにも使える可能性もあります。
反射した光から立体画像を作り出すということはとても良いアイデアですね。
また、今後は画像や映像をAIで判断していくことが主流になると思うので、この記述を駆使して、患者さんに負担のない診断が精度良く出来ることが期待出来ますね!
それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ハッピーくん
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