2020年8月9日 人間は冬眠できるのか?
こんにちは。ハッピーくんです。
本日はこの記事です。
人間は冬眠できるか:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62424450X00C20A8MY1000/
人間でもモードが入れば冬眠ができるかもしれません。
なんと、マウスで「眠りのスイッチ」が見つかりました。
「人工冬眠」が実現すれば、医療で治療までの時間を稼いだり、火星への有人探査の実現につなげたり出来るため注目されています。
筑波大学の国際統合睡眠医科学研究機構の桜井武教授らは6月、マウスで冬眠に似た状態に導く脳の神経回路を見つけたと、英科学誌ネイチャーに発表しました。
マウスの実験中、脳で睡眠や覚醒をつかさどる一部の神経(Q神経)を強く働かせると、冷たくなって動かなくなったようです。
もともとマウスは冬眠はしないため、「人工冬眠に成功か」「人間でもできるのか」と人々は色めき立ちました。
体温や代謝を下げてエネルギー消費を最小限に抑える冬眠は「究極の省エネ」であり、生物にとって、相対的に時間の流れを止める手立てになると期待されます。
NASAが助成する企業が14年に出した報告書では、宇宙飛行士を冬眠状態にすれば酸素や食料が減り、火星に向かう6人乗りの宇宙船は直径約4メートル、長さ約8メートルと小さくできると試算しました。地球から往復400日かかるとされる旅路も、眠りにつけばあっという間です。
報告書では体内に冷気を注入して冬眠状態にするアイデアを紹介しています。栄養は点滴で補い、体温を低く保ち脳の障害を避ける「低体温療法」を応用する考えです。中国では2週間低体温状態にしたとの報告もあるようです。
今回発見されたマウスでの現象を人間に適用するのはまたまだ先のことですが、そのようなシステムが人間にも備わっていると考えてもおかしくはなさそうです。
冬眠することが当たり前の時代になると今よりも寿命も長くなりそうですね。
怖いようなワクワクするような不思議な気持ちになりました。
それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ハッピーくん
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