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「多様な保育〜特別なニーズのあるこども達の保育〜」オンラインイベント

「日本✕中国 保育・子育てシンポジウム」垣根を越えて次世代へ受け継ぐ社会を保育と子育てから考える「多様な保育(特別なニーズのあるこども達の保育)」が2021年6月27日オンラインイベントで開催されるとのこと。ご関心のある方へ届くといいなとシェアいたします。

多様な保育

皆さんは、「多様な保育」というと何をイメージしますか?

私は、延長保育、一時保育、病児保育といった保護者の勤務都合に応じた保育サービスであったり、障害の有無に関わらずともに育ち合うインクルーシブな保育環境を思い浮かべていました。

が、そもそも保育、子育ては多様ですよね。我が子3人を思い出しても、それぞれお腹で同居しはじめた時から出産時、その後の育ちにおいて違っていたことです。

このオンラインイベントでは

「多様な」を「特別なニーズのある子どもたち」

と定義。

様々な障害により、その子その子ごとの特別なニーズのある子どもたち。障害の有無に関わらなくても、病気の時は特別なニーズが生まれる瞬間でもあります。また日本ではあまり目にする機会が多くありませんが、天才児という言われる子どもたちもまた、特別なニーズのある子どもたちのように思います。

障害の有無に関わらず、病気といった特別なニーズは不可欠な状況です。かつ、「天才児」と言われる特に際立った特性を発揮するこどもをも含めているというまさに「多様な」の幅の広さが伺えます。

今回のイベントの情報を得たのはこちらから↓↓↓

中国の保育

中国の保育や子育てというと、人口の爆発的な増加による「一人っ子政策」(2016年には2人まで、まもなく3人もOK)での過保護で過剰な保育や、戸籍に載れない闇のイメージと、生まれた時には血液やIQ分析をして天才教育を精力的に行っているというイメージがあります。

少し調べてみると*注「日本と中国の保育の違いから見える両国の文化について」岸川 菜々美  村山 枝里 中村学園大学短期大学部幼児保育学科 より

1990年の世界子どもサミットに参加した中国政府は、翌91年「子どもの生存・保護と発達に関する世界宣言」、「同行動計画」へ署名し、国内における大規模な子どもの発達状況調査を踏まえ「90年代中国子どもの発達計画綱要」を公布した。また、これと同時に「子どもの権利条約」にも加盟した。90年代には更に「優れた子どもに生み・育て・教える“三優プロジェクト”」が実施されている。そこでは親教育に重点が置かれ、婚前・妊娠出産・育児期の親を対象とする教育活動が展開されている。

中国では1991年には子どもの権利条約にも批准しているという点からすると、日本が1994年なので日本よりもかなり早いです。
また、その保育制度では

保育のあり方として、日本で幼保一元化が進められているのに対し、中国では子どもを社会の場において育てるべきという考え方と、女性(母親)が男性と同じように社会で活躍できるように支援する仕組みが必要であるという二つの考え方から託児所と幼稚園が設けられ、両方とも一日保育が行われている。

中国では、「こどもを社会の場において育てるべき」と「女性が男性と同じように社会で活躍できるように支援する仕組みが必要」の2つが基盤にあるという。日本のジェンダーギャップが120位の所以が見えてくる気がします。


日本と中国の垣根を越えて学び合う

このオンラインイベントは、2部構成でパネリストによる実践例とディスカッション。

パネリストは、以下の方々
◆日本の病児保育について
 パネリスト Connected Industries株式会社 代表取締役 園田 正樹先生
産婦人科医(東京大学医学部 産婦人科学教室)。

◆中国の特殊教育(障害児保育、天才児教育)について
 パネリスト 浙江師範大学杭州幼児師範学院 朱宗順院長
特殊教育の研究に従事。

日本と中国の垣根を越えて学び合う。ワクワクしますね。
私も、早速チケットゲットしました!とても楽しみです!

2021年6月27日(日)14時〜17時15分まで
先着100名までは無料!!(見逃し配信あり:期間限定)

お申し込みは、こちらから。関心のある方に届くといいな〜



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