いまどきの前撮り
「浴衣もらったよ!」
帰って開口一番、長女が喜びの声と冊子を手渡してくれました。浴衣をもらってくるなんて何事?!と、それをひらくと中には新作の振袖のカタログが。付箋が貼られた頁には「JK前撮り+前撮り」の文字。これって成人式の前撮りってこと?長女は今年17歳。どれだけ先の予約と驚いたいまどきの前撮りについてシェアします。
前撮り
前撮りというと、いわゆる前もっての記念撮影のこと。成人式当日は式典への参加がメイン。そんな中、記念撮影となると表情も緊張しがちだったり、慌ただしかったり。その前にゆったりといくつかの撮影パターンを楽しみながら、当日のイメージも兼ねて気持ちも前取りするという感じでしょうか。
わたしのイメージでは、前撮りは早い人で半年前後くらい。早めの予約だとお得感があったり、着物を選ぶ選択肢も多かったような。その年の成人式の後に、次は私の番と少しずつお友達と成人式の話題がでたりという時間間隔でした。
いずれにしても、成人式の当事者だけでなく、サービスを提供する側にとってもwin-winなのが前撮りですよね。
JK前撮り+前撮りプラン
今回の我が娘に紹介があったプランが、「JK前撮り+前撮りプラン」
早期ご契約の限定ものですが、高校卒業前に制服姿と好きな振り袖での記念撮影もついてくるというもの。
もはや「前」の時間軸、概念が長い!
成人式が中止になった場合は、最大全額返金。いろいろな特典もついていて、たしかにお得感はあるなあとも感じつつ、成人式中止よりも企業が倒産するというリスクも過去実際あったので、親としては正直ドキドキなプランであるなあと。
「それで、ここで気に入った振り袖はあったの?」
「こんな感じかなってのはあったけど」とスマホには、ちゃっかり仮で着た着物に身を包んで笑顔の娘が写っているではありませんか。
私が成人式に着た着物を着るものだと思い込んでいただけに、まあしょうがないか、っとちょっとだけ落胆。まだ思案中とのことなので、今どき前撮り事情も視野に入れて、娘の好きな着物との出会いを楽しんでもらうのが一番ですね。
これが頂いた浴衣。今年は、着てお出かけができるといいなあ。