見出し画像

ヨーロッパ企業でのリモートワーク事情

こんにちは、北欧OLのslothです。

最近自分の内省ばかり書いていたので、久しぶりにヨーロッパで働く話をしたいと思います。

リモートワークって日本とヨーロッパと違うのかな?と思いましたが、そんなの知ったこっちゃねえのでとりあえず私がヨーロッパでみた、実践しているリモートワークの仕方の話をします。

リモートワークってどれぐらい普及しているの?

完全に会社と職務によりそうですが、私の知っているところでは、金曜日は大体みんなリモートの人が多いです。会社で決まっているわけでもないですが、仕事量も金曜日は落ち着いてきますし、金曜日は比較的会議も少ないので家から働こうって言う人が多いです。金曜日のオフィスは人が少ないので、私は逆によく行きますが…

割合で言うと大体8割位はリモートワークを週1、2回実践しています。

もちろん職種にもよりますが。
アメリカとかではreturn to office とか言われてますが、ヨーロッパではそんな傾向はあまりないです。むしろハイブリッドが推進されています。

私のリモートワークルーティーン

ここから私のリモートワークの際のスケジュールややり方などをお話ししようと思います。特別でも何でもないですが、独身のOLのリモートスタイルです。

8:00 始業

まずリモートワークの日は朝早くから始めます。大体8時位ですかね。通勤の時間がないので、いつもと同じ時間に起きてもいやもう少し遅く起きても大体8時ぐらいからは始め始めることができます。
まず朝からYouTubeをテレビで開いて、ジャズやLofiなど永遠に流れる音楽を流し続けます。
たまに気が向いたらモー娘。やラップを流して少し歌って踊ってまた仕事に戻ります。

昔から勉強しているような気分にならないように楽しいことを雑音にするのが好きなタイプだったので、それは変わらないみたいです。

10:00〜11:00 あたりで遅めの朝ごはん

いつもオフィスに行く時は、オフィスに置いてあるフルーツをつまんだりして、朝ごはんを適当に済ますことが多いのですが、リモートワークで家にいると何故かやたらとお腹が空くので、大体10時から11時のあたりに遅めの朝ごはんを食べます。
大体ブラウンブレッドにアボカドを潰して🥑塩・ライム・チリ・胡椒で味付けしたやつの上に目玉焼きを乗せて食べます。まじうまいのでおすすめです。仕事が捗ります。

リモートのミーティング

大体リモートで仕事をする際は、そもそもミーティングをする相手が同じ国にいない又は小規模のミーティングのことが多いです。

でも、ミーティングをする際は少し心構えが必要となります。
何故かと言うと、部屋と自分が汚くて見られたくないので、カメラのセッティングやカメラの角度等(ノーメイクの日が多いので、角度大事)を大体2分ぐらいかけてやります。

また家にいると時間感覚が失われてしまうので、大体ミーティングがある時間を最初に確認して、アラームやタイマーを設定しておくようにしています。

12:00 お昼休憩

大体朝ご飯を遅く食べるので、お昼休憩の時間にはあまりお腹が空きません。
それは空いてたら怖いですよね。1歩も歩いてないし笑
なので代わりに大体日本と電話をします。この間に洗濯を回したりもします。

平日は日本との時差が8時間なので、昼休みに話さない限り日本の人と話す時間はほぼほぼないのです。なのでこの時間を有効に使えるのがリモートワークの個人的メリットです。

午後の仕事

午後も大体タスクが山盛りのことが多いので、1人で歌ったりつぶやいたりしゃべったりうるさくしながらExcelやPowerPointと戦っています。仕事をするとき頭を整理する時、大体しゃべっちゃう方が頭が動くので、家でやる方がたまに効率よかったりします。まだ音楽はガンガンです。

16:00 一旦休憩。散歩に出かける。

ラッキーなことに私は湖の近くに住んでいるので、夕方になってどうしようもなくなってくると一旦休憩に出ます。大体20分位で湖のところまで行ってちょっと呼吸して帰ってきます。ヨーロッパではこういった散歩、休憩みたいなものがよく取り入れられています。
オフィスで働いている時も、ちょっと散歩行こうぜみたいな休憩の誘いが来ます。少なくとも日本で働いているときはそんな誘いはなかった気が…いや私が人気がなかっただけなのか?…笑

ちなみに、午後は昼を食べないせいで、4時ぐらいにお腹が空くので散歩に行って適当に残り物や冷凍しておいたご飯を解凍して食べます。

ラストスパート

これが良くないところなのですが、デンマークにいる時は散歩に行く4時の段階で退勤できていましたが、スイスはそういかないようで、帰ってきてからもまた仕事があります。
このラストスパートが私の苦手な部分で、リモートワークにしていると家に既にいるので、永遠にこのラストスパートが伸びていきます。
また昼ご飯が4時ぐらいに食べると言うことで、お腹が空くまでひたすら作業してしまいます。

良くないのはわかってます。
でも、通勤時間を省いたと考えると、なんかまぁいっかと思って続けちゃうんですよね。

そういえば、出勤時間とか退勤時間とか誰も見てないし、リモートワークしていても、別に電話をつなぐとか、監視は全くないので、適当に自分のリズムでできるところが好きです。日本の企業でもいろいろあると思いますが、もう少し監視の要素が強い企業が多いイメージなので、こういうところはヨーロッパの信頼された労使関係みたいなところは好きです。

18:00ぐらいにはいつも終わりたいなぁと思っていますが、たまに22時になったりしちゃいます。そんな時は次の日を早めに終われるように頑張ったりします。実現度は低めですが。

仕事終わり、ちょっとストレッチ。

まず終わったら片付けをします。窓際でいつも仕事をしているのですが、終わったらすぐに片付けて仕事に戻るのが面倒なようにします。

大体リモートワークが終わった日は体がガチガチです。なので、YouTubeできんにくんなどの運動の動画を見ながらちょっと肩の体操をしたりして切り替えます。

また私はこのタイミングで服を着替えるようにしています。パジャマに着替えるだけなのですが、ここでスイッチオフにすることで、境界のない生活に少し境界を与えようとしています。

と、ここまできてやっと昼に洗濯を回していたことを思い出して焦って干します。

リモートワークで注意していること

そんな感じでいつもリモートワークを週二回ぐらいでやっていますが、以下のことに気をつけています。

  • 働きすぎない。

  • 朝は早く始める。

  • 途中で休むことに罪悪感を覚えない。

  • 意図的に体を動かすようにする。

  • 仕事と生活の境界を少し産むように努力する。

  • 楽しくできるように環境整える。

  • 事前にカレンダーにWFHと記載する(静かな予告)

  • あまり連日でリモートにしない(一人暮らしだと孤独感でおかしくなるから)

あとがき

私のリモートワークの日常を書いて誰が読みたいんだろうと最初思いましたが、よく考えてみると、私も他の人がどのようにリモートワークしているのか知らないので、ちょっと読んでみるの面白いかもしれないなぁと。

今回も読んでいただきありがとうございました。

#リモートワークの日常

この記事が参加している募集