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20代がハードすぎる話

さてさて、気づけば20代中盤の年になっておりました。それにしても20代ってめちゃくちゃハードじゃない?

最近頭の片隅で考えるべきことが多すぎて疲れてきたので、個人的に複雑にしている要素をまとめたら頭の整理ができるかもしれないと思って書き始めました。

私がどうやって変化の多い20代をやり過ごそうとしているかもまとめました。

こういう人に面白いかも
・20代の若者ってどんなことを考えているのか知りたい人
・まじ今何やってんのかわかんねえわという20代の方
悩みの答えは得れないけれども、1人じゃないことはわかります。

20代をスマートに生きることが大切だけど難しいと思う訳

すごい違和感を感じるのは、一般的に20代で叶えることが求められているものが多すぎると思います。
仕事を得て、引越しして、経済的に自立して、できればパートナーを見つけて、将来の計画を立てて…と。そんな全部できる訳ないやんと思います。

また、人生長くなっている分、全然後から違う選択もできるのに、20代に入った途端色々なプレッシャーが降ってくる気がします。

このプレッシャーに負けて焦ってしまうとそこからの人生が自分のものではなく他人のプレッシャーによる人生になってしまうと思います。学生時代とは違って、自立しているからこそ自分で決断をしていかないとその先の図が大きく変わります。誰のせいにもできません。

ですから、社会人や自立を始める段階で、自分の求めているものをしっかり考えて少しずつ方向を調整していく20代がすごい大事だと思います。

でも全ての側面で変化が続く時期でそんな簡単じゃないですよね。以下に個人的にややこしいと思う20代の変化と傾向をまとめてみました。

①学生から社会人の変化

専門学校や大学など、高卒で就職をしていない限り大体20代で自立しないといけない時期が訪れるのではないでしょうか?
一般的理想は興味のある会社に就職して、働き始めるってところだと思いますが、就活はなんせ難しいし、今まで学校で「先生の言うことに従う」のが定着していたのを底からひっくり返してきて、急に「あなたの求めていることはなんだ」とかいわれる。

しかも、一番わけわからんのが大学時代には自分の軸で決めれていたスケジュールなどに関しては、社会人になると従わざるを得ないことばかり。矛盾だらけの新しい生活基準に適応するのにどれだけ労力が必要か…

②自分で自分の管理をするのむずい

仕事生活は周囲の環境に左右されるのに対し、お金や仕事への向き合い方、遊び、健康など、生活の全てを自分で管理できるようにならないといけない

一生懸命働くのはいいけど、働きすぎて健康被害を被るのは自分だし、会社がこの人疲れてるからそっとしておこうなんて言ってこない。自分で認識して自分で歯止めをかけないといけない。
お金だってどれだけ使ってどれだけ貯金や投資するかも自分で考えないといけない。誰も教えてくれない。いつ学ぶんだろう。

③今までの前提が崩れる人間関係と孤独感

学校時代の友人は絶対そばにいるクラスメイトや同級生であることが多かったと思います。しかし、社会に出ると級友は四方八方だし、パートナーがいても同じ場所にいることも難しいし、新しい友達を作るのも難しくなるし、今まで生きてきた人間関係と様子が変わります。逆に変わんないと一回ネバーランドにいるんじゃないかと確かめた方がいいです。

パートナーがいれば、できれば、なんとなーく未来が見えないと長く続かないですし、変にその場の雰囲気でなわなわに続けるのも難しくなってきます。30代をすぎるともっとだとは思いますが、少なくとも高校時代の恋愛などとは姿が変わっていきます。

あとは圧倒的に孤独な時間が増えてくると思います。家族と同居しなくなったり、働くと時間がなくなって、友達とも時間が合わず、自分1人で過ごす時間が増えます。これに慣れるのも結構難しいと思います。

④付き纏う圧倒的な迷子感

キャリアでも人生でも、何もわからず進んでいるので、途中で何してるのかわからなくなる時がきます。私は毎日やってきます。

答えが全くない問いすぎてどうしようもないですが、20代はどうしようもないのでキャリアというものを歩み始めたものの、どの道がどこにいくか、どこで繋がっているかもわからないので、どこいけばいいか全くわからないけどとりあえず勘で進んでる気持ちになります。

これが30代に入っても続くのかよくわからないですが(続くんですか!?)学生時代は学年がどんどん上がっていくので気づかなかったのが、社会人になると急に動かせる軸が増えて操縦するのが難しくなります。慣れない。

⑤急に人生の方向が分岐し出す

これは大学を卒業して1年間で気づきました。
もうすでに子供が2人いる同級生もいれば、結婚式の予定を立てている友人、気づけば転職している友人、私のように国外逃亡している人…

特にSNSの発展で微妙に人と繋がって、他の人の人生を見ることができるので、「あれ、自分はこれでいいの?」となることが多いです。
他の人の人生にはハッピーだし、人生はリニアでないはずなのに、自分は出遅れているんではないかと思ったりするし、自分のライフチョイスを疑うこともある。プレッシャー怖え。

と言ったような状況で様々な変化に流されながら生きる20代。どうすればいいかの答えは「自分のやりたいようにすればいい」なのですが、好きにできるところできないところが交錯し合ってすごく惑わしいと思います。

私が頼りにしているもの

こんなに変化の多い20代。自分も普通に迷子になってるのでおすすめなんてするのはおこがましいですが、少しでも他人から学び、自分が主体的に意思決定をする20代を過ごすために役立ちそうと思うものを紹介しようと思います。なんと全部無料!

①Psychology of your 20s Podcast

これはマストのすんごいポッドキャストです。20代の悩みにフォーカスして色々な側面の悩みや解決方法、エキスパートを呼んだ経験談やアドバイスを聞くことができます。

私は寝る時に聞いて(なんかホストの声がやたら落ち着くんですよね)、モヤモヤに折り合いをつけてから寝ています。

そんなすぐに解決することなんか悩まないですが、聞いていると案外誰も人生なんかわかってないんだなとか、自分では出てこない思考でも他人の視点を取り入れると「あーそっか」と思うこともあります。

②社会人一年目におすすめ New Here by HBR (主に仕事)

これもポッドキャストなのですが、新入社員や社会人一年目で適応に困っている時に超おすすめです。キャリアの話が主ですが、最初に色々悩んでた時にマネージャーから紹介してもらって精神安定剤のように聞いていました。
シーズン更新ないかもしれないですが、ある分だけでも十分面白いです。

③年上の友人

私は大学の学部時代から大学院に留学に来ている人ばかりと仲良くしていました。
そうすると5-10年上の人からはすごいRelevantなアドバイスをもらえることがわかりました。
案外キャリアや方向性は関係なくて、仲良くなると悩みを聞いて心を落ち着けてくれたり、こう言う人もいたよーとか色んなことを教えてくれます。
メンターという固い枠ではなく、フランクに色々な話をして、建設的な返しをしてくれる人と仲良くなると良いと思います。

私は就活の時は大学院のクラスメイトからアドバイスをもらっていました。適当にあーどうしよーこれーとかぼやいているとサラッといいことを教えてくれたりします。

そう言った関係を築くのも簡単ではないですが、どんどん年齢を超えた仲間を作るのは、先取ったアドバイスを得るのにすごく大事だと思います。

④これは本当に私が欲しいのか?を自問

可能性が広い分、選択肢もおおく、どれがいい道なのかがわからないことが多いと言う話ですが、
こういう時に「自分」が何が欲しいか、必要かを考えてみるのが重要だと思います。

これは親に言われてたからこの道へ進もうとしているのか?社会からのプレッシャーか?友人が持ってるからほしいのか?案外このあたりがクリアに理解できていない人が多いと思います(自分含む)。
これに気づかずに20代を流されて過ごすとどんどん自分の楽しめるものから離れていきます

今すぐに自分のやりたいことが叶う必要はなくて、数年お金を貯めるとかは全然あるとは思いますが、先の自己実現を見据えているのと、流されているのでは人生の楽しさが変わってくると思います。
(後からやり直しは全然効きますが)

みんな困っているのさって言う話

多分他にも色々モヤモヤの原因はあるけれど、こうやって書いてみると頭の整理が進んでいいなと思います。これも解決案の一つですね。

たくさんのライフチェンジが押し寄せる時期である20代ですが、ただただ楽しむことにフォーカスしながらも、その先の人生を豊かなものにできるように、情報を集め、自分で決めていくことを大事にできたらいいなと思います。

ゆるーいまとまってない締まりですが、これにて。