母の愛情を感じた料理を食べた記憶がない毒親育ちの夫

毒親に育てられた夫と暮らす妻
幸せパンダです。

夫は幼少期、食事に特に
困っていました。
母親は家族の食事の量を制限
して作っていました。
夫(義父)に腹をたてている母親は
食事代などをポケットマネーに
まわし、自分がでていった時の
生活費として使う為でした。

夫は三兄弟で1番身長が高いのに
低体重でガリガリでした。
唯一給食で栄養をカバーできて
いましたが、よく風邪をひいて
体調を崩していました。
いつもお腹がすいていたのに
1日50円のお小遣いでは数個の
駄菓子を買っても空腹はしのげま
せんでした。
特に家が貧乏なわけではない
のに、決められた生活費に
押さえなければいけないという
謎の条件を義父は義母につきつけ
ていました。
一方義父はしっかり栄養はとれて
いました。それは夫の祖母が作って
くるおかずを首を横にふりながら
喜んで食べていたからです。
自分の目の前で母親の手料理を
喜んで食べる姿をみて妻として
さぞかし悲しかったと思います。

こどもだった夫もいい気持ちは
しなかったので祖母のおかず
には手をつけなかったといいます。

高校生くらいになると自分で
料理をしだしますが、母親に
必ず片づけることを厳しく
いわれていて綺麗好きな夫は
料理をしながら片付けをし
料理のスキルを自分で磨き
ました。


祖母は嫁たちをこき使い
父親は妻やこどもをこき使い
親族に順番をつけ親戚の方が
上でこどもや妻は最下位という
訳のわからない順位をつけ
ました。
義母は祖母や夫、子姑にこき
使われさぞかし辛い人生だった
と思います。

愛情のこもっていない料理
は大人になって食べたくない
食べ物にかわりみるだけでも
嫌というほどトラウマに
させます。

戦時中に芋ばかり食べて
もう芋は食べないという
話を聞きますがあれと
同じだと夫はいいます。

そんな私は料理も下手で
冷蔵庫の中も整理整頓
できません。
野菜を腐らすことは以前
よりはだいぶ減りましたが
もっと丁寧な暮らしを
冷蔵庫を見直すことから
していきたいなと
思います。
料理も頑張って家族が
笑顔の溢れる食卓に
なれば嬉しいです。