侵入させてくれる隣の人がいた
こんにちは。ゆいです。
この記事を読んでいたら、お盆休み中に出会った、超絶優しくしてくれたおじさんのことを思い出しました。
岩手県一ノ関に向かうために東京から東北新幹線に乗りました。
機内持ち込みできるギリギリサイズのスーツケースを持って。
アラフォー女子一人でそれを網棚にあげられる自信はなかったので足元に置いたままにしていました。しかも私の予約席は通路側。
東京を出て足元にスーツケースを置いたままトイレに行きました。コロコロしないように対策して。その間に次の駅に着いてしまい(あんなに短いなんて知らなかった)、急いで戻ると私の隣の窓際の席に座るであろうおじさんが網棚に荷物をあげているところでした。
私がスーツケースをどけないとその人は確実に座れない状況でしたが、私は「大丈夫ですか?」(=座れますか?)なんて、今考えるととんでもなくアホなことを聞いていました。
おじさん「僕、窓側じゃなくてもいいですよ。どこまで行かれますか?」
私「(え?なんで?)…一ノ関です」
おじさん「僕、角館までなのでいいですよ。一ノ関で変わればいいですよね」
私「(状況が飲み込めないまま)あ…そうですね」
※要約済。実際はもうちょっとごちゃごちゃした会話をしたw
最初聞いたときはカクノダテって聞き取れなかったし、どこなのかわからなかったけど、話の流れから一ノ関よりは遠いから座ってて大丈夫だよってことかって理解できました。
ってことで、おじさんのご厚意で私は窓際に座ることができました。
新幹線でも景色が見えないと酔うときがあるので、これは大変ありがたかった…!
しかもこのおじさん。
私がスーツケースを足元に置いているせいで狭そうにしていたのが気になったみたいで
「スーツケース、縦においても大丈夫ですよ」
「そのままだと足元せまいでしょう」
「僕の席のほうにはみ出しても大丈夫だから」
「そんなに転がらないから大丈夫ですよ」
なんて、また優しい言葉をかけてくれました。
足元のスーツケースがおじさんのほうにコロコロしないように、足をストッパー代わりにしていたので、窮屈&力が入ってて疲れていたのは事実です。
再びおじさんの言葉に甘えて、私とおじさんの足元を遮るようにスーツケースを縦向きに置きました。
(私の文章で状況が伝わっているのか不安w)
足元は本当に楽になりました。解放感が半端なかった…!
そんないい人すぎるおじさんの横で一ノ関までの約2時間を過ごし、
降りる時に「助かりました。ありがとうございました」とお礼をいうと
「いやいや。僕何もしてないので」なんて、謙虚なお返事。
何もしてないなんてことないです!
おじさんが席を変わってくれたのでずっと外が見れていたので酔わずに済んだし、スーツケースをおじさん側に少し侵入させてもらったおかげで、とっても快適な移動時間を過ごせました。
あの時のおじさん。本当にありがとうございました😊
私もおじさんからもらったこの優しさを周りの人に還元していきますね♪