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7ヶ月間の留学で韓国語はどれくらい伸びた?TOPIKの成績を比較してみた📝
みなさん、こんにちは🤍
先日、第84回韓国語能力試験(TOPIK)の成績発表がありました🇰🇷
私は、ちょうど1年前の10月に、韓国留学するにあたってTOPIKのスコアを提出する必要があったため、第78回の試験を受けました。
そして今回、9月に韓国から戻ってきて、どれほど韓国語の能力が伸びたのか、力試しをしてみようと再度試験を受けたのでした。
今回の記事では
・韓国留学前はどれくらいのスコアを取っていたのか
・そのスコアだと韓国ではどれくらい言語面で苦労をしたのか
・7ヶ月間の韓国留学を経て韓国語のどんな能力がどのくらい伸びたのか
・留学中、どうすれば韓国語が伸びるのか
について、自身の経験をもとに赤裸々に書いてみたいと思います💁🏻♀️
留学前に韓国語をどのくらいまで伸ばしておくべきか気になっている方や、留学中に韓国語の成長を実感できなくて不安な方に見ていただけたらと思います🙏🏻✨
※個人差がありますので参考程度にご覧ください。
留学に行く前のTOPIK成績
まず、私は今年の2月から9月まで、7ヶ月間ソウルで留学をしていました。
留学の形態は「交換留学」です。
そのため、現在通っている日本の大学の中で選考(9月頃)があり、さらにその後志望校にアプリケーション(11月頃)をして受入許可証を貰ってようやく留学への切符を握ることができます。
交換留学は、語学留学とは異なり、ある程度外国語ができる状態で「現地で専門分野を学ぶ」ことが目的となります。
そのため、大学内の選考でも、先方の大学にアプリケーションをする際にもTOPIKの成績が必要となります。(学校によるかとは思います)
私の場合は、TOPIK3級以上が、語学の条件でした。
私はコロナで留学が中止になっていたこともあり、最後にTOPIKを受けたのが2年以上前だったので、留学に行く前、去年の10月にTOPIKを受けることになったのです。
※TOPIKは成績有効期間が成績発表の日から2年間です。
で、留学に行く前に受けた私のTOPIKの結果がこちらっ💁🏻♀️
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これの前に受けた試験では4級だったのですが、なんと人生で初めての最高級6級を取得することができました…!
正直、対策をする暇もなく、とりあえず学校に提出するために受けたので、受けた時には自信も手応えもありませんでした。
…が、奇跡的に6級に受かることができました🥲
決して胸を張れる高得点というわけではありませんでしたが、とても嬉しかったのを覚えています😌
TMI
実は私の場合、9月に学内選考があり、11月頃に志望校にアプリケーションを行っていたので、その時点ではTOPIKの成績の有効期間が切れている状態でした。
しかし、国際部の方に問い合わせたところ、現地の大学とも掛け合ってくださったようで、とりあえず前回(2年以上前)の成績で志願をして、10月のTOPIKを受けてくれたらそれで大丈夫だと言ってくださりました。(コロナの影響もあったとはいえありがた過ぎました😭)
そこで、学内選考の面接の際、10月のTOPIKでの目標を聞かれたのですが、なんと生意気にも「絶対に6級を取ります」などと宣言していたのです…。達成できて良かったです…恥をかかずに済みました…。
TOPIK6級、韓国で韓国語はどれくらい通じた?授業はついていけた?
さて、一応最高級である6級を取得し、韓国にやってきました。
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公式の情報によると、6級はネイティブ程度までではないが、専門分野におけるハングルを比較的正確に流暢に使用でき、自己表現を問題なくできるのだそうです。
が、正直、私は自分が6級ほどの実力はないと自覚しておりました…。
というのも、点数にも反映されている通り、聞き取りは割りかし出来ていると思っていましたが、読むのと書くのが苦手で、「本当にこんなので専門分野の授業なんてついていけるのだろうか?」と心配していました。
そんな私の韓国語、本場の韓国でどれくらい通じたかといいますと…
最初は少し苦労しましたが、基本的にはどこに行っても通じました。
最初は苦労したというのは、現地で実際に生活して使う単語は知らない単語だらけだったからです。
例えば、洗濯機の表示。
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삶음? 헹굼? なにそれ?という感じで、最初はひとつひとつ検索して使っていました。
ですが、こういった日常生活で使う単語や表現というのは住んでいるうちに徐々に覚えてきて、身につくものなので、日本にいる間からがっつりと暗記していかなければならないということはないと思います。
今の時代、ネットで検索できますし😌
ただ、スピーキングに関してはTOPIKでは測れない能力で、私も自分のスピーキングスキルがどのくらいなのかは分かりませんが、基本的に会話では苦労することは一度もありませんでした😌
さて、最も重要なのが、授業についていけたかどうかです。
結論から言いますと、私はなんと普通について行くことができました。
私の場合はコロナの影響もあり、授業において「話す」機会は非常に少なく、ほとんどが「聞き取り」と「作文」で構成されていました。
授業はもちろん専門的な内容で一見難しいように思えるのですが、難しいからこそ漢字語がかなり多く出てくるので逆に日本語ネイティブには理解(予測)しやすいのでした…!(笑)
それに、TOPIKⅡの試験問題は、割と専門的な内容が出てくるので、6級を取れるくらいのレベルであればそこそこ授業も理解はできるのではないかと思います。
※もちろん同じ級であっても、人によってどのように感じるかや、どの能力が長けているかは異なりますのであくまでもひとりの感想として参考程度に捉えていただけたら幸いです🙏🏻
留学中どうやって韓国語勉強した?
私の場合は交換留学で韓国に行ったので、語学留学ではありませんでしたが、それでもやはり現地に行くからには韓国語を伸ばすぞ!という気持ちでいました。
しかし、中々時間を取ることもできず、教科書やノートを使うような一般的な「勉強」はできませんでした🥲
私が留学中にしていたのは、分からない単語・表現や知らない単語・表現はその場で検索をかけ、スクショをするor新しい表現や単語を知人から教えてもらったらその場でメモをする→暇な時に見返して頭の中に入れるということだけでした。
あとは、とにかく実践。
ネイティブと話して話して話しまくる。
そして、ネイティブの口癖やよく使う表現を真似する。
これは留学前からしていた勉強法(と言っていいのかは分かりませんが…)ですが、ネイティブのように話す訓練になると個人的には思っています。
私は話すことに重点を置いているので、外国語の勉強は、ネイティブのモノマネだと思っています😌
TMI
この勉強法をしていると、周りの方言使用者の方言が移りがちです(笑)私もトウミの友達が少しだけ方言を使う子だったので、その子の影響でたまに方言を使ったりします。
留学から帰ってきた後のTOPIK成績
そんなこんなで、7ヶ月間の韓国生活を経て日本に戻り、どの程度韓国語が伸びたのかを試すために10月のTOPIKを受けました。
まず、試験を解いた感触として、明らかに前回とは異なり知っている単語や表現ばかりで、かなり自信がありました。
「あ、6級は普通に取れているだろうな。」
「ワンチャン듣기と읽기は満点かも…?」
という手応えでした。(生意気です)
そして、待つこと1ヶ月。
ようやく、結果が出ました。
気になる結果は…
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手応え通りの点数と言ったところでしょうか…!
留学前の成績と比べると
듣기 +2 (96→98)
쓰기 -3 (68→65)
읽기 +18 (82→100)
という感じでした💪🏻
읽기がかなり伸びている…!
そして、なぜか쓰기が下がっている😭
私が思うに、まず듣기はやはり現地で韓国語で授業を聞いていたことと、ネイティブと会話をしまくっていたことがあって能力が伸びたのだと思います。
次に、쓰기に関しては、現地で課題のレポートを書いたりしていましたので、多少能力は上がっているとは思うのですが…TOPIKの作文はそれ用の対策が必要だそうなので、対策不足とも捉えることができるかもしれません。(力試しとして受けたので試験の対策は全くしていませんでした)
最後に、ぐんと伸びた읽기は、常に目に入ってくるハングルの文章を処理する必要があったり、授業資料を読んだり、あとは、私は韓国で卒論を執筆していたので、先行研究として韓国の論文を読んでいたことが伸びた要因と考えられます。
쓰기に比べて、듣기, 읽기は韓国に住んでいれば嫌でもしなければならないことなので、嫌でも伸びるのかなと思いました。
ということで、結果としては留学を通して韓国語のスキルはぐんと伸びたと言えるでしょう!
TOPIK6級は最高級ですが、230点〜300点まで全てが6級となりますし、やはり、既に6級を取得している状態であっても、伸びしろはあるということがわかりました。
やはり、韓国現地に行って、留学をして学べることもたくさんあると感じましたので、今現在留学をしていて語学が伸びている気がしないという方もきっと自覚していないだけで伸びていますので!ぜひ自信を持ってください🥹(私も留学中は語学力が伸びた気がしなくて悩んでいました)
私は、まだまだ知らない単語も表現もたくさんある状態なので、これからもコツコツと韓国語を伸ばしていきたいと思います💪🏻
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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