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【新紙幣】私たちの生活はどう変わる

2024年7月3日より新紙幣が流通し始めました。
福澤諭吉さん、樋口一葉さん、野口英世さん
今まで大変お世話になりました。

渋沢栄一さん、津田梅子さん、北里柴三郎さん
これからどうぞご贔屓によろしくお願いします。

さて、新紙幣に切り替わることで私たちの生活にどのような影響があるのでしょうか。

一見、なんら影響のないようにも感じられますが
私たちの普段の生活にもしっかりと関係してきます。

想定されるものをいくつかご紹介します。

①新紙幣の経済効果
新紙幣に切り替えると、ラーメン屋さんの券売機やコンビニATM・街中の自販機など、さまざまな場所で機器入れ替え・システム変更が必要になります。
今回の新紙幣で機器入替・システム変更に必要なお金は日本全体でおおよそ1.6兆円程度になると言われています。
この負担は回り回って私たち消費者が負担することになります。
経済効果といえば聞こえはいいですが、新紙幣切替の恩恵を受けられるのは私たち消費者ではないでしょう。

②キャッシュレス化
今回、新紙幣に対応するため多くの場所で機械の入替がされるでしょう。
政府は、お店が『どうせならついでにキャッシュレスも導入しよう』という感じになればいいなと思っている気がします。
政府は将来的にキャッシュレス決済率を80%にしたいと考えています。
現在は30%~40%です。
キャッシュレスになれば、現金を保管するコストや人件費が削減されてお店側は利益を残しやすくなる流れになると思います。
逆にいうと、政府側がお金の流れを把握しやすくなるんだろうなと思います。

③タンス預金のあぶり出し
キャッシュレスが進むと徐々に現金の使い勝手が悪くなってきます。
使い勝手の悪い現金は、早々にお店で使ってしまうか銀行に預ける流れになるでしょう。
現金が悪いわけではありませんが、現金はマネーロンダリングや租税回避の温床になりがちです。
現金の使い勝手を悪くすることで、犯罪収益を撲滅する狙いがあります。
現金なら相続税チョロまかせるだろう!とタカを括っているそこのあなた。
大量の福澤諭吉を持っている時点で目を付けられるのでご注意ください。


他にも色々あるとは思いますが、僕の知る範囲ではこのくらいになります。

決して皆さんも無関係ではありません。
何となく新紙幣はテンション上がりますが、そこで思考停止しないようにしたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございます^ ^ これからも読者のみなさまに役立つ情報を提供できるように頑張ります!