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ママ友

先週から自分の意志とは反対に、ストレスが付帯する忙しさに巻き込まれている、森の生活とは程遠い毎日を送っている森のキノコです。

森に行きたい、森に行きたい、森に行きたい・・・心でつぶやきながら、日々過ごしています。
正直なところストレスマックスです。

さて忙しい日々の中で、郵便局に行くのに、いつもは時間短縮のため、車で行くところなのですが、殆ど歩く時間がないため、あえて、歩いて行った先日。
以前よりも鳥たちの姿が見える。
声も聞こえる。
目の前を飛んでいく。
春だなあ、と思いながらストリートをひたすらまっすぐ歩いていると、ある一角で、小枝のようなものを拾っている!?カラスがいた。
ふと気になって、様子を見ることに。
枝のようなものを見つけては、飛び立ち、手ぶら(くちばしぶら??)で戻ってくる。
それの繰り返し。

そうか、春だ。彼らの巣作りが始まったんだ。

以前、娘の習い事のある、大学のキャンパスで、待ち時間の時に見かけた鹿の親子。小鹿2頭を連れたママ鹿。
私の存在に気付いて、「近寄らないでよね」ビームを出しつつ、地面から何かを食べつつ、子供たちを見て、自分も食べて、私にビームを発射し・・・。
彼女の子供を守ろう、自分も食べよう、でも子供たちも自由に遊ばせようというひたむきな姿に感動した。

自然界というのは、全てがシンプル。
人間界のように、いろんな不思議な進化がなく、シンプルに生態系が循環している。

私の子育て中に、お手本にし、尊敬していたママ友は鹿とカラス(爆笑)
彼女たちから母親として学んだことは沢山あった。
生きるということも含めて。
人間みたいに「くだらない」ことでいがみ合ったり、スマホの画面を見てているようなことはないのだ。
シンプルに生きている。
シンプルに自由に、そして安全を第一に子育てをし、住むところをを確保している。

もちろん、人間のママ友も数人いる。
でも彼女たちは「ママ友」という軽い言葉以上に、私たちは「友達」だ。
そして彼女たちは、人間関係を潤滑に回すノウハウを背中で教えてくれた人たちで、彼女たちに沢山助けられたし、存在は偉大だった。

お手本は自然界にある。
もしタイムマシンがあったら、娘が生まれる少し前に戻って、あの時の自分に教えたい。子育て本なんて買わないで、自然の中をお散歩してごらん。
そこに答えがあるから、と。

あのカラスのお母さんが作った「巣」はどんなかなあ。
居心地がきっといいんだろうな。
やっぱり春はスタートの季節。
心が自然とうきうきします。

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