ベケットは空っぽか? 「ハッピーデイズ」トークイベント採録
ハチス企画では19年1月にアトリエ春風舎で、かもめマシーンでは翌月に横浜のThe CAVEで、それぞれ、サミュエル・ベケットが1961年に執筆した『ハッピーデイズ』を上演する。円丘に埋まった女・ウィニーとその夫・ウィリーの姿を描いたこの作品は、演出家によってさまざまな解釈がなされており、ピーター・ブルックやフレデリック・ワイズマンらもこの作品に向き合ってきた。
上演にあたり、青年団内の企画・ハチス企画の蜂巣もも、かもめマシーンの萩原雄太は、18年に白水社から『ハッピーデイズ』