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コロナ感染・後遺症?④高熱の様子とその対応
食欲もやっと出てきて、
少しずつ食べられるようになってきました。
体力が戻るには、やっぱり食べるのって大事。
身を持って分かりますね。
さて、今回のコロナ感染で
一番辛かったのは色々ありますが、
何と言っても、
40度を超える高熱が続くこと。
大体午後から夕方頃、
まず、ブルブルと震える悪寒が
突然やってくる。
エアコンの風が、身体中を刺すように痛い。
特に関節をぶっ刺された感じ。
頭は熱いし
身体の芯は熱いんだけど、
激しい寒さと関節の激しい痛みに
耐えられなくて、
エアコンを消す。
手足も冷え切ってるので
厚手の靴下を履いて、
布団を被りながらひたすら耐える。
ぶるぶる震えるので、
身体中が硬直されて、めちゃくちゃ痛い。
頭も割れそうに痛い。
結果、全身の痛みに耐えてる。
39度超えてもまだ悪寒が止まらないのが
怖くて仕方ない。
40度超えてもまだ寒い時も。
やがて、頭が朦朧として
身体全身が燃えそうに熱くて
息をするのが苦しくなる。
そういう時は大体、もう40度を超えている。
ほぼ2週間以上毎日、
この40度を超える高熱が続いてた。
40度でも寒い時もあって、
41度台の熱も何度もあった
全身が焼かれてるような、ボイルされてるような
耐えられない熱さ。
こんなに熱いのに、汗が出なくて
身体が乾燥する感じ。
意識は朦朧とするのに、
熱すぎて、身体中も痛すぎて眠れない夜。
ふと、意識を失ったように記憶が飛んだと思うと
また苦しくて目が覚める。
喉も、痛くて腫れてる感じで
気道が塞がれてる感覚。
食欲も、もちろんない。水もなかなか飲めない。
無理に飲むと吐く。
だけど、下痢も続く。
何も食べてないから、水みたいな
おしっこみたいな下痢。
たまに、意識が飛んでうとうとすると
なんか変な夢を見て、
その夢にもうなされて目が覚める時も。
覚めた後も、結果うなされるのだが…。
そんな時でもハーシスに報告しなきゃいけない。
でも、酸素濃度は
パルスオキシメーターがないから
分からない。適当に入力…
ハーシスに報告したMaxは、
41.6度。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86577968/picture_pc_8a0f933ca962b02867405229f1ed0970.png?width=1200)
(大きな声で言えないけど、
初めて「計測不能」の文字も見たことも…
なんか「H」とかいう文字が出たときは
死ぬほど怖かった。
後から知ったけど、
体温計って42度までしか数字が出ないんだね…
その時は報告しようがなかった。)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86577951/picture_pc_f9aa5aae3e18df9e5d52213d170cbd1c.jpg?width=1200)
うなされながら、熱を下げようと
解熱剤を飲み、
冷凍庫の氷や保冷剤を這いながら取り出す。
エアコンもオン。
冷えピタもあったけど、
額に貼ってもすぐ熱くなってカピカピになるので
あまり意味がない。
頭を冷やすのは、頭痛が少しでも和らげるくらい。解熱にはあまり効かない。
首の後ろ、脇の下、胸や鼠蹊部に
氷や保冷剤を挟むと幾分ラク。
それでもすぐに溶けてしまって熱くなるので、
ローテーションで取り替えて凍らせる、
凍ったものを冷やすのに使う、の
繰り返し。
それでも足りなくなって、
「どうしよう…」となった時、
(大きな氷枕を用意してなかったのが痛い…)
「ペットボトルがある」と思い立つ。
空っぽのペットボトルに水を入れて、
冷凍庫に突っ込む。
これを導入したら、
ローテーションが大分まわってきた。
脇や鼠蹊部に挟むにはちょうど良かった。
解熱剤+全身を冷やす、で
全身から汗がぶわぁー、っと出て、
パジャマもシーツもびしょびしょ。
何度も取り替えるのにも、
朦朧としながらひと苦労。
そうやって、ようやく38度台まで下がる。
かなりぐったりしてしんどいし、
まだ身体の芯が熱いのが分かるけど、
まだ、40度以上の熱よりは楽。
この間に、出来る事をやってしまう。
そして、ほんの少しうとうとする。
そして午後から夕方になると悪寒がして
また熱が急に上がる…の繰り返し。
ずーっとこれが続いて、
かなり体力削がれるし、
食べれないのでふらふら。
立とうとすると、目の前が真っ白になり
バタン、と倒れて意識がなくなったり。
こんなにひどい高熱が続いてるのに
すぐ病院に連絡すれば、と思うけど、
この時は医療が完全にパンクしてて
受け入れてくれなくて
たらい回しにされる話をあちこちで聞いていた。
特にうちの地域は感染大爆発で、
すぐには見てくれない。
バルスオキシメーターも、お願いしてから届いたのは
10日ほど過ぎてからだった。
おせーよ。療養明けギリギリだよ。
(私は機関延びたけど…)
食事は、結構早い段階で届いてくれた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89222100/picture_pc_f7b656449bc0b517b6499ee497ec80a1.jpg?width=1200)
ただね…高熱の時に受け付けるものがないのだよ。
唯一、こんにゃくゼリーがかろうじて、の感じ。
ポカリが欲しかったし、
パスタは「この具合悪い中、わざわざ茹でろと?」と突っ込みたくなった。
届けてくれるだけ、ありがたいんだけど。
※これは、回復してからのご飯になった。
あとは、周りの人が心配してくれて、
差し入れを持ってきてくれたのが
とってもありがたかった。
果物とか、ポカリとか。
これを求めてた〜。
あとは「軽症」「重症」の解釈が
一般と医療者で違うのも聞いてたので、
我慢してたのもある。
ちょうどこの頃、
軽症からいきなり亡くなるニュースも
何度か見てた。
ホテルにすら入れない状況の第7波。
恐ろしいな…
この頃はまだ在宅待機でも保険が降りたのが助かった。