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お金そのものに価値を置いている？

つっちー/土坂有加　（心理学出身の傾聴もできる夢かなコーチ）

「お金が欲しい」
そういうことを言う人は、たくさんいる。
いや、「お金がいらない」という人は、そんなにいないのでは？
よほど、お金持ち過ぎて、「これ以上、お金があっても税金で持ってかれるだけだし」というような状況の人は、この記事を読みに来る人の中にはいないでしょう。

でも、そのあなたの望んでいる、「お金」
本当にお金が欲しいのかな？

－え？何言っているの、欲しいに決まっているじゃない！

でも、そのお金が入ってきたら、何に使うの？

－それは、旅行に行ったり、親孝行したり、美味しいものを食べたり・・・

ということは、「お金そのもの」が欲しい訳じゃないんだよね？
お金を得た先にある、【何か】が欲しいんだよね。
旅行、親孝行、美味しいもの。
それって、お金じゃないよね？
もっと、分かりやすく言うと、お金の向こうにあるライフスタイルとか、消費生活とか、そういうことだよね？

－そうですね。。

ということは、お金そのものが欲しい訳じゃないという結論になるけど、お金持ちの人って、お金そのものが好きな人たち、お金コレクター、金融資産コレクターなんだよね。
いわゆる、子どもがトミカのコレクションするのと同じで、お金をコレクションしている訳。
あなたは、お金をコレクションしたいと思ってる？

－え？コレクションするぐらいなら、さっき言ったように旅行とか、そういうのに、使いたいです。

つまり、本当のところは、お金そのものが欲しいと思ってないということ。
なんなら、旅行に行けるのなら、お金がなくたって、何かのモニターなどに応募したり、今だったら旅行しながら動画配信などして、広告収入や企業案件でやっていけたりするわけです。
だから、お金が先、ではないんです。

－むむむ。

お金をコレクションするのは、子どもがトミカのおもちゃをコレクションするのと同じで、集めたんだから、手放したくない！というようなもの。
旅行？親孝行？美味しいもの？　いやいや、お金のコレクション崩れちゃうでしょ？それは、嫌だ。といえるようなもの。
もう、「お金大好き」みたいな感じですよね。

－お金を使わないという発想が信じられないです。

人から見たら守銭奴みたいに見えるかもしれないよね？
でも、そういう人たちは、お金を数えたり、帳簿を見たりして、今月もいくらいくらに増えた。嬉しいなぁ。って、しているわけよ。
それこそ、旧１万円の福沢諭吉のほくろが何個あるとか、お金の管理番号でゾロ目ばかりコレクションしてるとかね。

ここまで聞いても、あなたはお金持ちになりたい？

－お金持ちになれる氣がしません

（笑）
そうなると、「お金が欲しい」というより、旅行に行くには？親孝行するには？美味しいものを食べるには？という方をシンプルに考えると良いかもね。

－その方が、まだ、心がワクワクします。

それが、あなたにとって【大事なモノ】なんだよね。
それを、【価値の序列】【価値観】と言っているんだ。
友達を大事にしている人は、友達がどんどん増えるし、美容健康を大事にしている人は、ますます美容健康に力を入れていく。
お金があろうと、なかろうと、そういう大事にしていることを、優先度高くしていくことが、【本当の自分を生きる】と言うことになるんだよ。

ちなみに、私の場合は、【本当の自分を生きる】【夢を叶える】【引き寄せの法則】などの、知識・智慧を集めることが好きで、無料・有料合わせて、たくさん情報収集してきたよ。
それが、私にとっての【価値観】【価値の序列の上位】のものだからね。

もちろん、お金のことも氣になったから、途中、経理の仕事に就いてみたりして、お金の探究もしてきたさ。
でも、それは、【お金が欲しい、お金大好き】というよりも、【お金の謎を知りたい】の方が大きかったかもね。

ただ、ここまで「お金そのものが欲しい訳じゃないよね？」と突っ込んできたけれど、でも、実際問題、心の本質的な解決はともかくとして、物質的な事、物理的なことは、お金で解決できるのも事実なんだよね。
「お金があれば、旅行に行けるし、お金があれば親孝行もしやすいし、お金があれば美味しいものを食べるのだって、存分にできる」だから、人は「お金が欲しい」となる訳で。

－そうでしょ？そうでしょ？

お金を持つことでの、圧倒的な自由度合は代えがたいものがあるよね。
先ほど、お金のことを知りたくて、経理の仕事に就いたと話したけれど、お金のことを学べば学ぶほど、経理とか簿記とか、投資とかを知っている人が金持ちになっているわけじゃないってことが、分かってきたんだ。

－へぇ～！？それは、意外です。そういう人たちの方が確実にお金持ちになっているのかと思ってました。

もちろん、中には堅実な人もいるよ。
沢山収入があるのは、一般企業の経理よりも、金融業界の人の方が、収入があるけれど、では、資産や貯金があるのはどっち？と言われると、収入が少なくても着実に貯めている人になるよね。
高層マンションだとか、豪華な外遊とか、そういうのは、金持ちとは言わないんだよね。
逆に、金遣いの荒い人という感じかな。

なんなら、お金持ちの人ほど、空港に行くときに、ユニクロの格好で行く人も多いみたいだし。
お金持ちに見られても、良いことは何一つないって、本田健さんも動画で言ってましたね。

－え～、でも、高層マンションとかだって、収入が無いと住めないですよね？

まぁ、それは、事実だけれど、私自身、子どもの頃から、それこそ高級住宅地というところで、生まれ育ったけれど、父親がそれなりに収入のある会社員（銀行員）だったけれど、大人になって蓋を開けて見たら、借金ウン千万円と言うのを知ったときには、なんだかなぁ・・って思ったものです。

－え？それは、怖い。。
そんなに収入があっても、そんなことが起こるんですね？

色々要因はあるけれど、今思うと、父の資産管理ができてないところが問題だったと思うのね。
ただ、生活に必要なお金は、若い頃は母に生活費として渡していた（給料を全額渡してなかったところが、悲劇だった氣もするけど・・）から、生活はして行けたけれど、バブルが弾けた頃からだよね。歯車が狂ったのは。

－それで、どうなったんです？

まぁ、あまりたくさんのことを語るつもりはないけれど（ブログ内では、所々、あちこちに詳細は書いてたりします）結局は、負債を抱えたまま父が無くなり、相続放棄という形で決着はつけたかな。

－そうなんですね。。

ちょっと神妙な話になってしまったけれど、父の存在は、私としては、【お金】と言うことを学ぶための良い題材だったんだろうなって思ってる。

－それは、凄い発想ですね。

だから、いろいろ学びのある父の元に生まれたんだと思うし、これまでの人生ストーリーは、面白かったと思うよ。

今は、YouTube動画などで、お金のことを、語ってくれる人たちも増えてきて、答え合わせというか、「お金ってなんだ？」ということを、学ばせてもらってます。

自分の中で、少しずつ、「お金ってなんだ？」という状態から、「お金、好きなんですよ～」という状態になりつつあります。

－え～～、それは、凄い。何を具体的にやっているんです？

元々、若い頃から株式投資にかじってみたり、FXをやっては、飛ばしてみたり、最近では暗号資産（仮想通貨）をやってたりしますが、若い時に、金貨を買ってみたり（１枚だけですよ！）、海外積立とかもね。

でも、最近では、お札のゾロ目を集めてみたり、「お金はある」というアファメーション、お金のコレクションしていこう～と、思っているところなんです。
ぶっちゃけ、若い時にいきなり高速道路から走り始めちゃったけれど、年を重ねて、少しずつ一般道路でも、楽しみながら走るというイメージですかね。

－へぇ、いろいろやられているんですね。

でも、案外、投資信託とかそういうのは、やってこなかった部分もあって、いわゆる、新NISAとか、そういう系の話は聞かれても、分からないんですよ。

仕組みとしては、分かるけれど、銘柄までは・・・という感じ。

－なんか、意外です。

一口に「お金」と言っても、範囲広いからね。
だから、お金の何を知りたい？って、なってしまうんですよ。

ただ、「お金の管理」については、割と自信はあるかな。

－お金の管理には、自信ないです。。

一説には、お金の管理が、赤字か、スレスレの人がほとんどという話もあるよね。
でも、これも理屈ややり方を知れば、脱却できるから、大事なのは、「管理する、管理できるようになる」と決めることからかな。

－ん～～むむむ。

深く考えなくても大丈夫。
予算とか、仕組みの概念が理解できれば、活用すればいいだけだから。
５年ほど前に書いた記事の「お金に関する本のオススメ」で、紹介しているバビロンの大富豪は、一読の価値ありです。
本を読むのが苦手～、面倒くさい～という方は・・・とりあえず、私が教えることもできます。（今は、YouTube動画で、本の切り抜きなんかも、ありますね）

今日のタイトルの問いは、「お金のことを解決できれば、全部解決できるとは、思わない方が良い」という話でもあるんだよね。

本当に自分が大事にしていることを見つけることが先。
そして、大事にしていることを、「やる」と決めること。

子どもの頃は、「やりたいな～」と言えば、親や周りの大人が叶えてくれたかもしれない。
でも、大人になったら、「やりたいな～」「やれるかな～」では、誰も助けてくれないし、自分自身も自分を助けられない。

ましてや、お金があったとしても、そのお金で、誰かに準備してもらうとか、助けてもらうという発想が無ければ、結局、自分のやりたいことって、本当の意味では、わからないし、形にならない。

お金そのものに価値を置いている人は、何度も言うように、お札を眺めることや、数字を眺めること、また、お金を殖やすためのノウハウなんかは、無料有料関わらず、常に情報収集しているのではないか？と思うんだよね。

それって、子どもがトミカのコレクションするのと、なんら、変わりないんだよね。
言われなくたって、勝手に調べたり覚えたりするよね？

－確かに。。子どもの集中力とか凄いですもんね。

人は、なんらかのコレクションをすることが、好きなんだと思います。
それが、推し活と言われるものにも繋がると思うけれど、それが、自分にとっては、何なの？ということを、知っておくと良いんだと思う

－なるほど。自分だったら、親が喜びそうな旅行先とか、食事の情報をコレクションというか、集めていくということなんですね

その通りです。
それをやり続けたら、自分の親だけでなく、「親を喜ばせたい人の、旅行特集」とか、「レストラン特集」「親を喜ばせたいプラン」などの情報提供もできるようになるじゃないですか？
そうなったら、そういう【自分の好きなこと、大事なこと】を通して、お金も喜ばれながら、入ってきますよね？

－ホントだ～～。

だから、逆転の発想なんです。
「お金があるから、やりたいことができる」じゃなくて、
「やりたいことがあるから、お金が必要になって、そういうお金は何らかの形で入ってくるし、最終的には、やりたいことを通してお金が入ってくる形もある」というのが、ホントのところ。

だから、「好きなことをやり続けてもお金にならないよ！」というのは、そういう形でお金にしたことのない人の発言なんです。

もちろん、昔は、今のように情報発信が「誰でもできる」という時代ではなかったから、そんな発想にもならなかった人が多いと思いますが、今は、ブログだけでなく、YouTube動画やTiktokなどのショート動画、音声アプリなど、ありとあらゆる発信媒体ツールが、充実している時代です。

「お金そのものが無くなる」ということは、21世紀中には無理だろうとは言われています。
ただ、数世紀先には、お金という媒介がなくてもやり取りできる精神ステージの世界が来るかもしれませんが、今は、その舵取りが始まったというだけで、まだまだ、お金そのものを急になくなることは、人類の意識上では不可能でしょう（だって、混乱しちゃいません？）

－なるほど～。確かに～～。

ちょっと、話が複雑になっちゃいましたけど、要は、【お金も大事】【自分のやりたいことは、もっと大事】と言うことをお伝えしたかったんです。

－なるほど～～。今日は、いろいろ話を聞かせてもらいました。
ありがとうございます。

（今回は、途中から、対話形式で書いてみました。読みにくくなかったでしょうか？あなたの反応を教えてくださいね）

お金そのものの価値を見直す機会になれば幸いです。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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※文中、常用漢字の「気」を「氣」と表現していますが、
「氣」は、氣が広がる、エネルギーを増幅の意味で、
「気」は、気が締まる、エネルギーが閉塞する意味合いだと認識しています。そのため「氣」の漢字を多用しています。

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