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この内容は、知り合いのコンサルタントの投稿から、感銘を受けたのでシェアです。

(以下、転記)

以前、ある本で読んだのですが、
一度、集中力が切れると、
元に戻るまで20分かかるそうです。
ということは、
1日の間で、5回、「あ!」で
集中力が切れるとすると、
100分ほど、
ロスになるということ。
100分と言えば、
1時間半以上。
8時間くらいの仕事時間で
1時間半以上、
集中力を取り戻すために使っていたら、
当然、仕事など進むはずがない!
⁡もし頭がもやもやして、
考えがまとまらない、
集中力が途切れるのなら、
一度、『未完了』を完了させたり、
集中力を途切れさせる要因を
排除してみてくださいね
心も脳も軽くなって、
また前に進みやすくなりますよ

吉川聖弓さんSNS投稿記事より

◆未完了のものがあると

未完了とか未達成のものがあると、エネルギー漏れを起こすそうなんです。
小さくても良いから、完成させる。
そういう習慣を身につけておくと良いそうです。

私自身、未完了のもの、かなりありますし、偉そうなことは言えないのですが、理屈としてはエネルギー漏れというのは、理解しています。

よく断捨離とかでも、「いつかは、使うと思う」のいつかはやってこない!ということで、スパッと捨てたりすることがあるのと同じですね。

いつかやろう、いつかやろう。。
そのいつかは、いつですか?という話ですよね。
予定にしないうちは、いつかは、未定。

そういえば、過去にもTwitterで、こんなこと呟いてました。

いつかやろう。。やりたい、やりたいと思っているのに。。
どちらも、未完了をそのままにしているセリフですよね。
自分に戒めのために、書いてみました。

◆人の記憶の仕組みから

人は、短期記憶で覚えられるのは、「マジカルナンバーセブン」と言って、7±2(5~9)の範囲しか、一度に覚えられないのです。
これは、心理学の「認知心理学」で定説になっている「短期記憶」のお話です。

実際に、7±2の範囲だけ、という意味ではなく、訓練によっては、短期記憶の数(チャンク)を増やすことは可能だと思いますが、一般的には、いっぱい覚えているようで、最後の1個2個は、入れ替わって抜け落ちているだけですよ・・・ということもありうるわけです。

私は、大学の1年で、短期記憶のことを学んだので、社会人になって「メモしてくださいね」と言われて、短期記憶の限界を知っているから、すんなりメモ魔になりました。

細かいことほど、忘れるのは当然なので、記憶に頼らない仕組みを、若い頃から習慣化できたことは良かったと思ってます。

問題は、メモ魔になりすぎて、メモが取っ散らかってしまうという別の悩みが・・・(苦笑)

◆「とりあえずやってみる」から始めてみて

元々は、母と一緒に、自己啓発なモノに、はまっていた時に、「何事も始めてみないと進まない」ということで、「とりあえず、やってみる」が大事と言わんばかりに、それをお互い口ぐせにして「とりあえず、ここまでやってみる」とやってました。

つまり、なんでもゼロからイチにするのが、大変ということなのでしょうが、これが、スタートダッシュはいいが、あとがこける、私の悪い癖になってような気もします。

もちろん、だからと言って、スタートダッシュしないで、先延ばしにすることが良いとは思いませんが、自分が物事にどのように取り組む癖があるかは、把握しておいた方がいいかもしれませんね。

石橋を叩きすぎるタイプなのか、とりあえず渡りだしてから、うろうろしてしまうタイプなのか、ちゃんとタイミング見極めて一直線に行けるタイプなのか・・・

昔は、仕事は、机の上に書類を広げて、終わったら全部片づけて、机の上はスッキリ、ということが目に見えてやることができましたが、今はPC上で、なんでも開けっ放しということも、ままありがちになってきました。

全部のアプリケーションを閉じるのはPCの電源を落とす時、ぐらいになってしまうようなことも。

それこそ、1つずつ終わらせるということをしていない、悪い兆候ですよね。
「とりあえずやってみる」まるで、軽く動いているようで、最後まで持続しないのなら、それは、エネルギー不足だし、エネルギー漏れ。

そろそろ、私の中で「とりあえずやってみる」という口ぐせから、「今やっていることを大事にする」に変えていかないといけないなぁと感じました。

今、何が重要か?の記事に、関連する話になってきました。
いくら、マルチポテンシャライトであっても、マルチポストはあかんなぁ。。
あ、マルチポテンシャライトとは、いくつもの仕事・職業を掛け持ちしたり、異分野を渡り歩いたりするマルチキャリアのことを指します。
この本 ↓ がわかりやすくて良いと思います。

◆シンプルイズベスト

結局のところ、マルチタスクよりも、シンプルタスクの方が良いのです。
というのは、マルチタスクにすればするほど、完了が遅くなることも証明されているのです。

シンプルパターンだと
AAA BBB CCC だと、Aは3日後に、Bは6日後に、Cは9日後に完成すると分かります。

しかし、これを、ABC ABC ABC とやることで、最短でも7日後、8日後、9日後という形になってしまいます。

シンプルパターンの場合、かかった日数を累計すると、3+6+9=18
マルチタスクパターンだと、7+8+9=24
この間6日間分も、増えていくのです。

この計算方法が正しいかどうかは、数学や哲学の問題ではないので、これ以上は追究はしませんが、(できないとも言う・苦笑)

なんでも、物事はシンプルに考えるのが良いということですね。
あ、正確には、シンプルタスクではなく、シングルタスクです。

◆結局のところ

整理整頓と同じ考えですよね。
整理整頓されていると、なんでもスッキリしますよね。
それを思考の中でも、スッキリさせましょうということ。

モノを捨てるのか、タスクを終わらせるのか。
エッセンシャル思考でも、「やらないことを決める」という項目があるほど。
やらないことを決めることで、「やると決めたことをやるためのエネルギーなりを確保する」ということなんだと思います。

人は、やりたいことすべてができるわけではない。
大事なことは限られている。

だから、余計に「自分は何をしたいの?」を常に問い続ける必要があるのでしょうね。
そうでもしないと、すぐに「外なる力」を発動して、外の刺激に振り回されてしまうでしょうから。

こう書きながらも、わかるとできるは本当に違うなぁと、しみじみ自分ごとのように実感。

思い付きやヒラメキは大事。
だけど、それをカタチにするエネルギーや余裕、バッファー(余白)は大事。

だから、「何もしない時間」も大事なんですね。
この感覚を掴むまでは、まだまだかな、自分。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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つっちー/土坂有加 (心理学出身の傾聴もできる夢かなコーチ)
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