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返事をしない、返事ができない

返事をしないのは、関心不足。
返事ができないのは、エネルギー不足。

それは、ある意味深刻。
というのも、見るだけみて、後で返事しなければ…というタスクが増えて、ますますエネルギー不足に陥るから。

この後でやることが、頭の片隅にある状態というのは、実は、めちゃくちゃコストパフォーマンスが落ちる行為なのね。

理想は、見たらその場で返す。
それが、できないなら、「見ない」という選択肢を作るべきなのね。
あまり、「~べき」という表現はしたくないのだけれど。

人は、エネルギー高く生きたいという願望があるにも関わらず、本当の意味で、自分のエネルギーを高くすることに優先度を上げている人は少ない。

「すぐに、返事できない状況を理解して欲しい」という言葉をSNSで見かけることはあるけれど、逆を言ってしまうと、
「返事できない状況、エネルギー不足にしていることの方が問題に思うんだけど?」というのが、私には正直ある。

もちろん、私にも、「返事できない」ほど、エネルギー不足に陥ったことはある。
その時に、
「あぁ、返事が来ない人って、こういう状態になっているのか~!」と思ったもの。

それでも、返事が遅いことを、あまり良しとしてないのは、元々が、
「返事が早い方が、仕事ができる人」論の信者でもあるからかもしれない。
過去に、ひたすらメールの返事を書くような仕事をしていた時期もあって、いかに取引先のメールの返事に早く回答するか?みたいな、雰囲気の中で仕事してた。

とはいえ、全ての人が、パソコンやスマホに張り付いて、すぐに返事できるような状況・仕事ではないのは理解しているので、とりあえずは、24時間ぐらいなら、許容範囲。Max48時間過ぎると、もう一回送る!?という心境になる。
今は、昔のメールと違い、メッセンジャーなどで、相手が既読になったか、ならないかも、分かるから、もう一度送る!という野暮なことはしないけれど、本当に欲しい時は、もう一度送る。

それぐらい、「【後で返事】をしない」主義の私が、考える「返事をしない」「返事ができない」ことについて、考えていきたい

反論・意見などあるとは思うけれど、数ある考え方の一つだと思って読んでもらえれば良いかなと思います。


◆エネルギー不足に陥るとは

人の生命活動には、
【元気になる予定】と
【疲れる予定】
【どちらでもない、エネルギーが変わらない予定】
の3つがあると思ってます。

現代人が疲れているのは、
当然【疲れる予定】ばかりになっているからです。

自分の本意ではない飲み会。
聞きたくもない、会社、上司、先輩の愚痴。
やりたくもない仕事。
相手にしたくないお客様。
何度言っても伝わらない夫婦・親子の会話。
などなど・・・

肉体的な疲れなら、寝れば、回復します。
しかし、エネルギー的な疲れは、寝ても取れないことがあります。
これが、蓄積すると、慢性的なエネルギー不足に陥り、最後には、鬱状態、鬱症状、鬱病へと悪化していきます。

こんな人生送りたかった?

◆既読スルーが良くない訳

それは、既読スルーされた側が氣分を害することも、そうだけれど、それ以上に、【既読して、返事ができずに、返事の内容を考え続けているエネルギーがさらなるエネルギー不足を引き起こすから】なんです。

人は、短期記憶は、マジカルナンバーセブンといって、7±2個しか、覚えられないもの。
つまり、既読スルーすることによって、数少ない7±2個のうちの1つ、2つとタスクが増えていってしまうのです。

しまいには、タスクが増えすぎて、覚えていられずに、忘れてしまい、さらに相手に催促されて自己嫌悪に陥るという、もっと最悪なスパイラルに入ってしまう。

この覚えておくべき短期記憶の数が多ければ多いほど、【注意力】が必要になり、疲れてしまうんです。

「読むだけなら・・」「見るだけなら・・」
氣持ちはわかります。
それぐらいならできるから、やってしまうのも、わかります。
でも、「後で返事しなきゃ」が多くなればなるほど、実は、見えない重りを抱えているんですね。

この見えない重りを日々抱えていたら、どう思う?
どんどん、エネルギーが無くなっていく感じがしませんか?

だから、既読スルーは、相手に悪いことだけじゃなくて、している本人にとっても、良くないことなんだよ!というのが、私の持論です。

◆まず、何から手を付ける?

このブログを読むということは、読む元氣ぐらいは、あるということですね。
そうなれば、既読スルーになって、返事できてないものを、返事しきってしまいましょう。
こんなテーマの記事を読んでしまったら、動かない訳にはいきませんよね?

そして、次にやることは、
【疲れる予定】を減らすこと。
そもそも、何が【疲れる予定】になっているか?を洗い出してみましょう。
できれば、ノートなどに、目に見える形で書き出してみましょう。

そして、【元氣になる予定】を同じように書きだしていきましょう。
こうやって、【自分のエネルギー状態を見る】ということが、大事です。

このエネルギー状態を見ることせずに、エネルギー高く生きられることができたとしたら、それは、とても幸運な人生を歩んでこられたのだなと思います。

すぐには、止められない【疲れる予定】もあるかもしれません。
また、【疲れる予定】だと思ってなかったものが、ある日突然、疲れる予定に変わってしまうことだってあり得ます。

なので、定期的な見直しや、日々のエネルギー観察は、必須です。

◆返事をしないのは・・

いろんな考えがあると思います。
返事がしにくいもの。
返事をしたくない相手。
どうせ、他の人にも送っている内容なんでしょ?というもの。

私は、他の人にも送っている、
「私は〇〇したいんです!応援お願いします!」系は、スルーすることがあります。
SNSで、私の活動など、何らかの形でイイネなど、押してくれているならともかく、そういうことも一切なく、
「私は〇〇したいんです!応援お願いします!」が来た時には、
「なんだかなぁ」と思ってしまいます。

言い方を変えると、クレクレ君でもあり、テイカーでもあると感じるからです。

返事がしにくいものは、時間をおいて、考えます。
その時は、割と紙に書きだして、考えをまとめることが多いですね。
そのひと手間が無理!と思う方もいるかもしれませんが、この作業をすると、自分がどういう考えを持っているのかが再確認できるので、個人的には、面倒だと思うけれど、大事なひと手間という風に捉えています。

また、返事をすることによって、誠意ある対応ということにもなるので、広告のようなコピペ文章以外は、なるべく対応するようにしています。

返事しないのは、関心不足と、最初に書きましたが、愛情の反対は【無視】ですからね。
それだけに、人って、無視を平氣でできる人よりも、断り文句であっても返信をくれる人とでは、返信をくれる人の方が好感度は上がっていきます。

返事しないのも、積み重なると、返事できないゾーンに突入しがちですから、氣をつけていきましょう。
返事できないゾーンとは、エネルギー不足に陥っているゾーンですからね。

◆返事ができない、返事をしないメリットもある

物事には、陰陽両方の意味が、当然あります。
返事ができない、返事をしないメリットも当然あるでしょう。
だから、人は、返事ができない、返事をしないという選択肢を取る訳ですから。

今回は、メリットの方は解説はしません。
それは、実際に返事ができない、返事をしない人だったら、分かることだからです。
もしも、分からずに、意識せずにやっているのであれば、ぜひ、自分の頭で言語化してみてください。

それが、あなたが、返事ができない・返事をしない状況を選んでいる要因ですから。
その上で、返事ができない状況を、返事をしない状況を続けていくか?
改めて、自分で【選べる】という地点に立つことができます。

あなたの世界は、あなたが創っている。
そのことを思い出してもらいたく、こんな文章で締めくくらさせていただきます。
意味深だったら、ごめんなさい。
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今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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※文中、常用漢字の「気」を「氣」と表現していますが、
「氣」は、氣が広がる、エネルギーを増幅の意味で、
「気」は、気が締まる、エネルギーが閉塞する意味合いだと認識しています。そのため「氣」の漢字を多用しています。

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