夢より現実を優先する時は・・
人は生きていたら、今ある現実の生活、仕事、人間関係、もろもろ。。ある訳です。
でも、その現実は、好きではない。
こんなはずじゃない。
もっと、理想の人生を生きたい。
そう感じている人もいると思います。
それでも、「夢を描く時間」と「現実」があったら、現実を優先せざるを得ないこと、ある訳です。
それ自体は、否定しません。
ただ、その深層心理は、
「現実を変える氣は、ない」ということ。
「そんなことは、ない」
「本当に変えたいの」
言葉では、どうとでも言えるというのが、冷たいでしょうが、私の思うところ。
人は、「言葉より、行動に真実が現れる」と思ってます。
なぜ、そんなことが起きてしまうのか?
今回は、そのことを書いていきたいと思います。
◆物事の優先順位のつけ方を知らない
物事に優先順位をつけろとは、よく言われる言葉です。
でも、本当の意味の優先順位のつけ方を体系立てて、教わったことのある人はどれぐらいいるでしょうか?
私の場合、最初に感銘を受けたのが、20代の時に、初めて読んだビジネス書が、「7つの習慣」と「なぜ会社は変われないのか?」の2冊。
そのうちの「7つの習慣」ベストセラーにもなったほどの超優良級ビジネス書。
この中に、優先順位のつけ方が書かれていました。
「夢を描く時間」というのは、現実の活動とは連動してないからこそ、日常に取り入れなくたって、生きていけるからこそ、有名なビジネス書でもある「7つの習慣」で言うと、「緊急ではないが、重要なこと」の第2象限なのです。
でも人はどうしたって、「緊急であり、重要なこと」の第1象限や、「緊急ではあるが、重要ではない」第3象限を優先してしまいがち。
そして、第1象限ばかりになると、時々息苦しさを感じて、「緊急ではない、重要ではないこと」の第4象限である、【娯楽・息抜き・堕落】に走り勝ち。
では、いかにして、【緊急ではないが、重要なこと】の第2象限に意識を向けるか?
それは、最初に【動かない、確固たる予定にしてしまうこと】
具体的には、グーグルカレンダーや手帳などに、あらかじめ、その時間をタスクとして書き入れてしまう。
そして、必要であれば、周囲に、「この時間は重要な予定を入れているから、予定を入れないで欲しい」と公言すること。
つまり、【段取り】が非常に重要なんですね。
それを、「緊急ではないが、重要なこと」の位置付けを間違えて、「緊急だが、重要なこと」や「緊急だが、重要ではないこと」が勝ってしまうことがあるんですね。
つまり、【緊急度】だけで判断してしまうということ。
それが、私が俗にいう「現実を優先して、夢を描く時間を取らない」と言っているゆえんです。
そうすると、
「あぁ、また○○さんが理想の状態になれるきっかけが遠ざかってしまった」と、(私の立場からは)思ってしまうんですね。
もちろん、冒頭に書いたように、
その人が大事にする「現実」(と、思えるもの)の方が、あるということは、重々承知しています。
だったら、その「現実」の方がいい!と正直に思えれば、良いんです。
「でも、こんな現実を望んでいたわけじゃなくて・・仕方なく」と言われても、こちらとしては、
「それを、選んでいるのは、あなたですよね?」と言いたくなります。(実際に言うことは、ほぼありませんが。言うとしたら、相当、その人が無自覚すぎるときだけです)
なので、「夢を描く時間」というのは、本当は、氣が向いたら参加するというものではないんですね。
強いて言うなら、「本氣で人生を変えたいと願う人が、意識を持って確保する大事な時間」でもある訳です。
◆現実を変える氣は、実はない
現実に不満はあっても、心の奥底では、そんなに不満でもなく、実は満足していたりするもの。
つまり、【変える氣はない】というのが、本音かもしれません。
ただ、周りを見て、羨ましがっているだけ。
それに、何かを変えるというのは、実は、本能的に【恐怖】を感じるもの。
それは、動物的本能とも言うべきもので、ホメオスタシスという、物事を一定に保つことをするようになっています。
また、コンフォートゾーンを抜け出すというのも、同様で、最初は一足飛びに替えようとすると、パニックゾーンという恐怖、それを、ちょっと背伸びした程度のストレッチゾーン(ラーニングゾーン)で、不安に落ち着かせ、徐々に、その状態が新たなコンフォートゾーンになるようにしていきます。
コンフォートゾーンを抜けることは、ストレッチゾーンに入ること。
ストレッチゾーンも、3段階あり、最初は怖れで「ドキドキ」する段階。
初めてのことは、何が起こるかわからないから、「怖い」という氣持ちになるのは、当然のことだと思います。
だからこそ、いきなり大きく伸びをしたりするのではなく、小さく伸ばしたり縮めたりしながら、学びながら、成長のための筋肉をつけるイメージ。
例えば、筋肉をつけたいと思って、いきなり筋トレをしても、急にたくさんやれば、筋肉痛になるだけですよね?
でも、初日は、10回の腕立て伏せ、2日目は11回、3日目は12回・・・と少しずつ増やしていけば、筋肉痛になってできない!という日がなく、習慣化できそうに思いませんか?
だから、何かを始めるときには、大きな変化よりも、小さな一歩から。
そうやって、少しずつ何かを変えて行ってみてください。
比較するのは、周りではなく、自分の小さな小さな望みや変化。
◆意外かもしれないが、小さいお子さんがいる方は
親の方の意識としては、「〇〇したい」「変わりたい」「成長したい」など、意欲的にも関わらず、子どもが体調不良を起こしたり、ケガをしたりして、親の意欲をそぐような現象が起こること、多いと思います。
それこそ、「今日、頑張りたい日なのに、なんで今日に限って!」ということも非常に多いのではないでしょうか?
個人的に、この事象を、ずーっと観察していて、
「これは、子どもが『お母さん、それは、違うよ!』というのを、体調不良・不慮の怪我などで、メッセージを送っているのでは?」と思うようになりました。
私自身、結婚したわけでも、子どもを産んで育てた訳でもないですが、なんとなく、そのように感じるのです。
子どもは、特に小さければ小さいほど、母親の思考と本音のギャップを強く受け止めるんだと思うんです。
そういう時は、悪いことは言いません。
案外、子どものこと、ご自身のことを、大切にする時間に充ててくださいませ。
もしかしたら、今は、頑張るような、意欲的になるための【その時期】ではないのかもしれません。
大抵のこの現象は、【母親の焦り】や【悲しみ】が根本にある氣がします。
頑張る前に、あなたの本音・本心に寄り添ってあげてください。
大丈夫。
本当に頑張るとき、その時には、子どもも笑顔でお母さんを応援してくれますから。
◆「~すべき」論が強い人
会話の中で、「~すべきだ」「~しなくちゃ」という言葉が多い人は、非常に現実世界に棲みつくというか、囚われているというか、夢や願望を描く以前に、【頑な】になっているかもしれません。
そういう人は、夢や願望、理想を描く以前に「~すべき」ことに、非常に忙しい人になっているはずです。
他にも、「~して、当然だ」という表現も注意ですね。
例えば、
「主婦なら、家族の食事の支度をして当然だ」
「頼まれた仕事は受けて当然だ」
「男性なら、働いて家族を食べさせるのが当然だ」
などなど。
こういう人は、【真面目】なんですよね。
良い意味でも悪い意味でも。
でも、こういった、「~すべき」とか「~して当然」というのは、時代や地域や環境によっても、実は全然違ってたりするんですよね。
都会だったら、近所と仲良くというより、「隣は、何をする人ぞ?」みたいな状態が普通ですし、地方だったら、隣近所は、話のタネ、噂のタネという状態が普通でしょう。
また、昔は、男性が一人で家族全員を養う時代もありましたが、今は、かなり共働きが増えてきました。
そういう意味では、男性だけが働き頭という概念も薄くなってきます。
そうなると、夢や願望を描こうにも、まずは、がんじがらめになっている、あなたの中の【常識】を見直す柔軟さを作ることの方が大事になってきます。
たぶん、こういう方は、目の前の現実を、非常に必死になって、こなしているんだと思います。
そして、こなすためにも、逆に、「~すべきだ」「~して当然だ」と自分に鞭を打っているんです。
本当は、その鞭は、下ろしてしまっていいものなのに、ずっと、下ろせずにいる。
それって、地味にしんどいですよね?
◆現実は変えたくはないけれど、今より良い現実が来ればいいと思っている
人は、ほとんどの人が、今の現実を変えたい訳ではないけれど、プラスアルファ良くなったらいいと思ってます。
でも、人生経験が豊富であれば、薄々氣づいているはず。
今の現実を手放さないと、理想のワンランク上の現実はやってこないということを。
そして、より良い現実に変わるためには、一時的に、
「なんで、こんなことに!?」という体験・事象がやってくるということも。
運命って、不思議なもので、徐々に変わるということはまれで、心の奥底で、「よし、もっと良い現実にしていこう!」と思った後に、一見、悲劇とも思えるような体験があります。
例えていうのなら、交通事故に遭ってしまうとか。
でも、その入院したところで担当してくれた看護師さんに出会って、結婚したということだってある訳です。
つまり、理想の人に出会うために、交通事故に遭うという、体験が必要だったという訳。
こんな、強引な運命じゃなくたっていいじゃないか・・・と思うかもしれません。
でも、昔の人が故事で、【塞翁が馬】と言っていたほど、物事に、完全なマイナスも完全なプラスもないということが分かると思います。
私が認識していることと言えば、前職で働いている時に、
「そろそろ、起業じゃないけれど、また、自分の力を試してみても良いかな?」と、ふと思ったことがありました。
その直後ぐらいですかね、上司と社長と喧嘩沙汰のような感じで、会社を辞める流れになったことがありました。
そりゃ、喧嘩状態になったときは、「なんで、こんな面倒くさいことに・・」と思ったものです。
「こんな会社に、やっぱり居たくない!」とか。
でも、退職後によくよく、振り返ってみたら、
「あ、私、オーダーしてたわ」
「そろそろ、起業とか独立じゃないけれど、自分の力を試してみたいって」
上司と社長が悪役をやってくれて、無事に退職できたのかも・・って、思ったら、
「なんか、人生不思議だなぁ~」と思うわけです。
これが、夢より現実を優先する人なら、上司や社長に氣に入られるように、喧嘩状態になったら、ひたすら自分の非を詫びて、そこに居続けるということを選択することでしょう。
それは、それで、その人の価値観ですので、私が否定することでもなんでもないです。
ただ。
上司や社長と一緒に働くことを執着する現実を選択するのも自分。選択しないのも自分というだけです。
◆「現実は変えられない」と思うのなら
「現実は変えられない」という思いは、実は、自分自身の
「私には力がない」という思いが根本にあります。
私たちは、いつの頃からか、
「自分には力がない」とどこかで思わされてしまっているようです。
どこで、その罠にはまったのか、分かりませんが、
人によっては、親から、先生から、兄弟から、上司から、
「お前はダメだ。お前には力がない」と、何らかの形で刷り込みがされた可能性が高いです。
この3次元の地球ゲームでは、実は、
「私には、現実を創造する力がある」ということを思い出すゲームでもあると思ってます。
そのゲームの始まりに、100の願望リストワークショップは、最適だと思って、やり続けてます。
もちろん、いまだに、応募に殺到するようなブームにもなってませんが、それでも、少しずつ「やりたい」と言ってくれる人が現れてきてくれていることが嬉しいなと思っているところです。
私が伝えていきたいことは、
「あなたには、力がある」ということ。
まだ、その力をうまく使えてないだけ。
そのことを、これからも伝え続けていきたいなと思ってます。
あなたの望む現実をこれからも、一緒に創っていきましょう。
あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。
今回も記事をお読みいただきありがとうございました。
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※文中、常用漢字の「気」を「氣」と表現していますが、
「氣」は、氣が広がる、エネルギーを増幅の意味で、
「気」は、気が締まる、エネルギーが閉塞する意味合いだと認識しています。そのため「氣」の漢字を多用しています。
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