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やる氣のない自分を責めない

今年はやる氣のある一年だったでしょうか?
それとも、やる氣が出ず低迷した一年だったでしょうか?
「やる氣」って、なんでしょうね?
やる氣のない自分を責めないとは、どういうことでしょう?

結論から言うと、やる氣のない自分を責めないことは、今後の人生においてプラスの方向に向かうのに、必要なことだと思っています。

それでは、なぜ、人生をプラスの方向に向かわせるのに、「やる氣のない自分を責めないことが大事なのか?」みていきましょう。


◆やる氣を出す=頑張ることと思ってないか?

人は、やる氣を出すことは、頑張ることと同義に扱ってしまいます。
しかし、この「頑張る」
本当に必要ですかね?

やる氣は、頑張って出すようなものなんでしょうか?
本当は、自然と湧いてくる状態が理想なのではないでしょうか?

やる氣が出ない。
その背景に何があるのか?
それを、冷静に見ていく、俯瞰するのが、大事なのではないでしょうか?

◆頑張るのマイナス面

小さい頃から、「頑張れ」「頑張るのよ」と言われて、育った人はどれだけいるだろうか?

頑張るの、マイナス面は、
「やりたいことの上にある、頑張る」なのか、
「やりたくないことの上にある、頑張る」なのか?が、パッと見、判断できないことです。

やりたいことの上ある、頑張るなら、忍耐・修行となって、いつかは、形になって実を結ぶ。

でも、やりたくないことの「頑張る」は、苦行でしかない。
だって、やりたくないんだもの。

それを、周りは「頑張らせれば、どうにかなる」と言わんばかりに、気軽に「頑張ってね」と言っていく。

でも、我慢に我慢が積もると
「こんなに頑張ったのに、これ以上何を頑張れと言うのよ」という気持ちになる。

これは、当然のこと。

そして、そういう気持ちになるだけではなく、「やる氣のない自分」なっていく。

そもそも、「頑張る」という漢字自体、「頑なに張る」訳で、肩に力が入っている感じがしますよね。

肩ひじ張って、生きてたら、いつかは疲れてしまうもの。

◆他人の期待に応えたところで

しかし「頑張る」のは、他人の期待に応えるためじゃないの?と思う人もいるかもしれない。
親の期待。周囲の期待。
特に、オリンピックをはじめとしたスポーツ競技などは、顕著に思うだろう。

金メダルを取れなかった選手が
「皆様の期待に応えられず、申し訳ありません」とうなだれるシーンを見ることだろう。

でも、仮に金メダルを取ったところで、その選手は、人からの賞賛よりも、「頑張った自分を褒めてあげたい」と感じることだろう。

有名な、銅メダルで終わった、マラソンの有森裕子選手のセリフでもある。

それぐらい、人からの期待、評価、賞賛なんてものは、本当の自分からすると、大したことないのです。頑張る理由に、ならないのです。

他人は、いつかは、去っていく。
でも、自分の身体、自分の心は、死ぬまで、肉体を脱ぐまで、あなたの味方なのです。

だとしたら、他人の期待に応えるために、頑張るより、自分の本心の方を大事にした方が、良くないですか?

他人の期待に応える生き方をする人は、どこかで、「燃え尽き症候群」となる可能性があるような氣がしてなりません。

◆頑張る代わりに

「では、頑張ったところで、返ってくるものが、大したことがないのなら、どうしたらいいのよ?」と思うかもしれません。

□ のんびりする

のんびりできないから、頑張るんじゃないの?と思うかもしれません。
将来のんびりしたいから、今を頑張るんじゃないの?となっているかもしれません。

でも、それ、「のんびりする」ことを先延ばしにしているだけなんですよ。
なんだかんだ言って、現代人は、忙しすぎですよね。
氣になるのは、子どもにまで波及して、やれ習い事だ、やれ勉強だ、いろんな事を押し付けられている氣もしなくはありません。

□ 緩める

今年、聞いた音声で、教えてもらったこと。
それが、【緩める】というキーワードでした。

まさに、頑張るの、正反対。
でも、それが豊かさをもたらす秘訣だというのです。
ストレッチでも良いですし、心のブレーキを緩めることでも良いと思います。

物理的にせよ、精神的にせよ、緩めるというキーワードは、大事かなと。

□ 貯める

この場合は、お金でもいいですし、エネルギーでも良いと思います。
エネルギーを貯めるって、どういうこと?と思うかもしれないけど、寝だめなどで、エネルギーを補給することも、大事でしょう。

というか、日本人、睡眠時間、短すぎるんですよ。。
寝だめは医学的には推奨されてないようですが、医学が完璧なら病院に行く人はもっと減ってもいいはずでは?
最近では、同年代でも、「朝早くに、目が覚めちゃう」というセリフをチラホラ聞くようになりました。

仕事があると、始業時間が決まっている分、目覚まし時計無しで起きることは厳しいかもしれません。
私も、会社員として、働いてた時は、6時間睡眠でした。
今は・・・偉そうなこと言えないと思いますが、目覚まし無しで、7時間半。
これが、自分の身体からのメッセージだと思ってます。
その代わり、昼間の眠気はほとんどなしです。

真似は、しなくてもいいですが、昼間の眠気がないことが、身体にとって、一番正解なのかな?と思いながら、試しています。
海外のエグゼクティブなどは、8時間睡眠って、言ってますしね。

□ 余計なことはしない

何をもって、「余計なこと」と考えるのか?というのは、あると思いますが、【価値の序列】(バリューファクター)などを行って、上位3位に入らないものは、余計なことの範疇に入ると思っていいでしょう。

価値の序列に関しては、どこかで、ワークショップ形式でお伝えできたらと思います)
その他には、過去記事も書いてますので、詳しく知りたい方は見ていってください。

(参考記事:「余計なことは、しない。」 )

◆そうはいっても。。。

「頑張ることをやめたら、何も進んでいないようで、焦る」と思うかもしれません。

でも、「7つの習慣」の7つ目の習慣って、なんだか、ご存知ですか?

答えは、【刃を研ぐ】です。

刃こぼれした、のこぎりで、いくら樹を切ろうと思っても、切れません。
それよりも、のこぎりの刃を研いだ方がよっぽど、早く効率がいいです。

でも、「休めない日本人」
これのどこが、効率が良いのでしょう?

「頑張らなくてもいいよ」と言われて、頭ではわかっていると思うんです。
でもでも、皆さん、頑張る・頑張らないの基準が高すぎるんです。
あなたにとっての、刃を研ぐとは、どういうことなのか?
考えてみるのもいいかもしれません。

話は変わって、日本昔話に出てくる、【3年寝太郎】
いろんな諸説がありますが、この3年という期間は、「天中殺」や「大殺界」「空亡」などの時期と一致します。

でも、【寝る】ことで、(エネルギーなどを)【練る】ことをしていたのではないか?という風にも考えられます。

大きな事を成し遂げる前には、ずっと走り続けてたら、大きな飛躍はできないということ。
溜めて溜めて、一氣に大きなエネルギーを出すということ。

今の社会では、3年も寝てたら、社会不適合者だとか、ニートだとか、引きこもりだとか、いろんなことを言われます。
「生活していけないよ」と思わされています。

「別に大きな事をするつもりもないし・・・」そんな心の声もあるでしょう。
別に、事が大きかろうが、小さかろうが、そんなことはどうでも良いんです。
あなたが、あなた自身のパフォーマンスを最大にしてあげられるか?ということ。そのために、寝ること、休むことに、拒否反応しないでほしいなと願ってしまいます。

◆大事なことは、頑張ることをやめて、エネルギーを満たすこと

また来ました「エネルギーを満たすこと」

それに、どんな意味があるんだろ?って、思ってました、私も。

でも、最近、過去に教わった「エネルギーをこねる」ことをやってみたら、凄かったんです。

ずーっと、ネガティブな感情が、渦巻いてたのが、ピタッと止まって、「これと、これをやらなきゃ」という感じで、未達事項だったことも、サクサク進んで。

とにかくですよ。
セルフカウンセリングとか、そんなこともせずに、「エネルギーをこねる」をしただけだったのに。

そこから、エネルギーを取り戻してきた、私は、思い出したのです。

既に、十数年前から、今よりも知識も経験もない頃から、相談業務を受注していたことを。(もちろん、有料です)

コーチングとか、そんな言葉も流行る前だったような氣がします。

知識とか、経験じゃなかったんだ。。
エネルギーを満たすって、こういうことだったんだ。。

ある意味、過去の自分に負けたようで、衝撃的でした。

1周して、戻ってきた自分。
もう、エネルギーは、落とさないぞ。。

◆やる氣が出ないことを責めないことで

会社員を辞めてから、私がやって正解だったことは、
「やる氣が出ないことを、責めない。とことん休む」だった氣がします。

責めなかったからこそ、エネルギーを満たす事ができたんだと思います。

「エネルギーを満たす」って、何度も言うけど、どういうこと?と思うでしょう。
「本当の自分を取り戻す」ということだと思います。

自分の奥底から、湧いてくるパワーを味方につけるとでもいうのでしょうか。

それ以前にも、「エネルギーが枯れる」経験もしてきたからこそ、「枯れる」「満たす」の違いも、わかるし。
今では、満たした先の、「余らせる」ことが、私の最優先課題となります。

なぜなら、「余らせたエネルギー」を分ける、必要が出てくるからです。

尊敬するコーチが「コーチングは、エネルギー交換ですよ」と言っていたのを、覚えていたのですが、つい最近でも、それを実感するようなことがありまして。

簡単に言ってしまえば、セッション中に、半分「枯れそう」になったんです。
ズズ~ンと、重い感じ。
前だったら、「我慢できない!」って、なってたと思うんです。

でも、コーチのやり方、あり方に触れた、今年1年で、
「あ、これは我慢じゃなく、忍耐修行か」って思えるようになったんです。

つまり、しんどいけど、「やりたいことの上にある、頑張る」だなと。
なので、今後は、目を背けないで、進んでいこうと思います。

今の世の中、【本当の自分】に繋がれない人が多いことでしょう。

知識・情報を私なんかより、持っている人も多いことでしょう。
でも、【本当の自分】に繋がれないことで、疲弊している

それが、わかったからこそ、「やる氣が出ないことは、責めないでね。ゆっくり休んでね。ゆっくり休めなければ、どこかでチャージしてきてね」と言えるのです。

チャージの仕方は、人それぞれ。

やり方は、お伝えしました。
あとは、あなた自身が【本当の自分】を取り戻すと、願うだけ

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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つっちー/土坂有加 (心理学出身の傾聴もできる夢かなコーチ)
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