良い氣分になるためにできること
私たちが成功や幸せを望むのは、端的に言ってしまえば
【良い氣分を味わいたいから】
この一言に尽きると言われています。
たとえば、
「パートナーが欲しい」というのも、本当のところは、
「パートナーが隣にいて、感じるときの氣分の良さを感じたい」ということ。
だから、本当に、欲しいのはパートナーそのものではなく、パートナーが隣にいて、嬉しいと感じる氣分の方が欲しいだけなので、必ずしもパートナーが必要だとは限らないということ。
もちろん、パートナーがいれば、それは、味わいやすいですが、いなくても想像で味わうことができます。
そのことを理解してないと、実際にパートナーができたときに、
「こんなはずじゃなかった」なんてことは、「その氣分を味わう」ということを理解してないと、起きてしまうんですね。
今回は、そんな「良い氣分になるためにできること」について、書いていこうと思います。
◆良い氣分になるために
良い氣分になるために、一番わかりやすい方法は【深呼吸】ですね。
深呼吸する。
今、良い氣分ではないときは、とにかく、深呼吸してみる。
良い氣分ではないときは、エゴキンマンが発動しているかもしれないから。
良い氣分とは、自分の身体に意識を向けることが大事。
そもそも、感情の喜怒哀楽って、押さえるものでもないんですね。
だって、感じるんですもの。
人間ですもの。
感じきって、味わいきること。
そのためには、身体に意識を向ける。
そうすることで、幸せの感度が上がっていく。
そうするとね、何も、麻薬のようなドーパミン状態を望まなくても、じわ~っとした、セロトニン状態でも、幸せをちゃんと実感できるんです。
昔の記事に、「幸せは薄味」というのを、書いているんですけど、難しすぎたのか反響は薄かったんですけど、やっぱり、大事なことだと思うので、リンク貼っておきます。
大事なことは、良い氣分になるために、現実創造するのではないということ。
良い氣分の引き寄せの方が先だということ。
「今より、3日後が氣楽になってたら、それだけでいいわ~」ぐらいの氣分で。
そして、なんか氣楽にならない考えが、頭をよぎったときには、
「世界は自分で創る」とか、「ありがとう 愛してる」など、ご自身が氣に入る言葉で構わないので、マントラのように唱えてみる。
そうして、氣楽にならない氣分から切り離すということを、やってみる。
そうすると、少しでも、良い氣分になっていく。
というよりかは、【悪い氣分になる思考が減っていく】が正解だと思います。
◆目標達成しても良い氣分にならないのは
あなたは、夢や目標が達成したら、良い氣分を味わえるんじゃないか?と思って頑張ってみたのに、達成してみたら、
「あれ?こんな感じだったっけ?」となったことはないでしょうか?
そして、
「いや、これは目指した夢や目標が小さすぎたんだ。もっと大きい夢を目指せば、きっと良いことがあるはず」
と思って、また、走り出す。
そして、何度も何度も走っては、達成、走っては達成を繰り返し、その度に、これで満足してはいけない。もっと上を、もっと先を」となって、しまいには
「もう、無理。これ以上は頑張れない」と燃え尽き症候群になる…
そんなオチ、もしかしたら、ご自身がなったこともあるかもしれないし、あるいは、そういう話をチラホラ聞いたこともあるでしょう。
私が、夢かなコーチしておいて、こんなことを言うのも、なんですが、
【叶えるイコール幸せ】ではないんです。
【叶えるイコール良い氣分】ではないんです。
良い氣分が先で、叶えるのは、後なんです。
ええええ〜!?って、思いますか?
「だって、今、良い氣分じゃないからこそ、夢見てるのに、なにそれ、話が違うじゃないですか!?」となりますか?
実は、願望の100リストを書いてる時に、若干でも、良い氣分が上がっているから、夢や願望が叶いやすいのです。
私たちは、放っておくと、エゴキンマンが良い氣分にさせまいと、良くない氣分になるような思考をさせてしまうんです。
でも、良くない氣分と、良い氣分は、同時に味わえないし、同時に考えられないからこそ、夢描きの時間を取りましょう、と言ってます。
この理屈、カラクリ、なんとなく伝わりますか?
◆人生の基盤は自由 人生の目的は喜び
人生の結果は拡大成長である
あらゆる願望の核には
氣分が良くなりたいという願望がある
したがって人生における成功を決める基準は
物やお金の量ではない
あなたが感じる喜びの量である
氣分の良さを何で感じるかって言ったら
結局は人生の基盤である 自由を感じている時に
氣分が良くなるわけです
自由を感じれなくなっている人ほど
幸せの青い鳥症候群に陥いる
今じゃない場所に行けば 幸せがどっかにあるはずで
それを手にするためには お金が必要だみたいになっている
大事なことは、【感じること】
「あぁ、今、自由だなって感じること」
それこそ、よくある映画のセリフじゃないけれど、
「考えるな、感じろ (Don't think! Feel!)」みたいになる訳です。
自分の内面が、「自由だ!」と感じれている時、それが基盤にあってこそ、人は喜びを感じる。
私が100の願望リストワークショップをするときに、
「とにかく、現実の枠を取っ払って、ぶっ飛んだ夢・願望も描いていきましょう」というのは、ある種の【自由】を言語化していただくことなんですね。
結局ね、心の自由の方が先なんです。
環境が先ではないんです。
環境を手に入れても、心が「なんか違う」って、なったら、なんか、不幸な感じしません?
もちろん、成功とか、お金を目指したっていいですよ。
でも、それって、結局、「今より良い氣分を味わいたいだけ」なんです。
だから、成功やお金を目指す過程において、【良い氣分】じゃなくなったら、即刻、深呼吸して立ち止まって欲しいのです。
だって、やり遂げたって、「あぁ、やり遂げた」という安堵感ぐらいで、良い氣分は、たいして上がらないと思うんです。
もちろんね、やり遂げることによる充実感・安堵感も大事ですよ。
でも、そこに、ワクワクもない状態で頑張ると、何が起こるかというと・・どこかにしわ寄せが行くんです。
私の場合は、それを、肉体で、やらかしました。
他の方だったら、家族かもしれないし、趣味かもしれない。。
あるいは、詐欺などに引っかかるかもしれない。
全ては、「立ちどまれ」という合図に他ならないです。
深呼吸して、氣分の良さを取り戻しましょう。
身体の感覚に耳を澄ませてみましょう。
◆いつから、良い氣分になることから遠ざかってしまったのか?
まずは、良い氣分でいる人が、世の中、どれだけいるのか?ということにも繋がるでしょうか。
家庭環境の中で、良い氣分になってない人がいたら、そういう人から影響していってしまいます。
また、学校や社会に行けば、良い氣分よりは、
「会社や上司の愚痴をいって発散」程度の、悪い氣分とごまかしながら付き合っていく、なんていうこともあったかもしれません。
もっと酷いのは、良い氣分でいることを、やっかみ・ひがみで、接してくる人が、どこかにいること。
昔だったら、子どもが公園で遊んで、
「わ~!きゃ~!」と言っていても、皆、
「あぁ、子どもが遊んでいるのね」ぐらいにしかなかったのが、段々時代とともに
「うるさい!!!」と怒鳴る人が出てきたように、良い氣分に対して、攻撃的な人が登場するようになってきてしまったのではないでしょうか?
赤ちゃんの泣き声に対しても、
「赤ちゃんは泣くのが仕事」と思える経験者がいる一方で、酷いと、
「泣き止ませろよ!」と平氣でいうような横暴者もいることでしょう。
世界は、いつから、良い氣分に浸ることよりも、良い氣分を感じる余裕さえも失っていったのでしょう?
この記事を読んでいただいているあなたは、少なくとも、
「良い氣分を感じる大切さ」については、分かってくれるから、ここまで読んでくださったものだと思っています。
世間一般の大きな流れを変えようとは言いません。
でも、私たち一人一人が、良い氣分を感じることを始めていけば、その波動の渦が広がって、他の誰かをも良い氣分にしていくことができるものだと思っています。
ぜひ、今回、書いたような、
●深呼吸する
●内面の自由を感じる
●急には変われなくても、今日よりは明日、明日よりは明後日、良い氣分に徐々になっていると、アファメーションしていく
●嫌な氣分になる思考を止めること
これらをやって、良い氣分になっていきましょう。
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今回も記事をお読みいただきありがとうございました。
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※文中、常用漢字の「気」を「氣」と表現していますが、
「氣」は、氣が広がる、エネルギーを増幅の意味で、
「気」は、気が締まる、エネルギーが閉塞する意味合いだと認識しています。そのため「氣」の漢字を多用しています。