意識を拡大していく

私は普段、有料メルマガを取らないのだけど、尊敬しているコーチのメルマガだけは、自分にインスパイア（刺激・アイデアが広がる）してくれるので、取るようにしている。

今日のタイトルも、メルマガから刺激を受けて書いている。

◆意識を拡大していくとは

普段、私たちは、役割やレッテルによって、自分を演じている。
演じているなんていう意識はないだろうが、夫・妻・親・子・会社員・経営者・従業員・都民・県民・老人・中年・青年・少年などなど

それらにふさわしい、行動を取っている。

いい年した大人が子供のように、仕事を放り出して遊びに行ってしまったら、家の生活はどうなるの？というように、ブレーキを掛けながら、生きている。

人によっては、休みの日、プライベートの時に、思いっきり自分を発散させている人もいるかもしれない。

家事・子育てのように、年中無休のようなこともあるかもしれない。

でも、そういったことを抜きにして、
「本当の自分とは？」
「自分はどこから来て、どこに向かっているの？」
そんなことを、自分に問いかけてみる。

意識を拡大するとは、肉体や現実の物事を超越して、魂レベル、宇宙レベルで考えることを広げてみるということ。
自分が認知している世界を超えた世界を感じてみるということ。

◆目の前の課題や悩みに向き合うのは

私たちが普段、目の前の課題や悩みに向き合うのは、上記の言う、役割やレッテルから来ているものが多い。

例えば、立派に成人した人ならば、「働いてないと意味がないでしょ」ということだとか、
経営者ならば「売り上げをどうやってあげればいいか？」
子育て中の親なら「子どもに良い教育を受けさせるには？」といったことに意識が向くでしょう。

そして、目の前の問題・課題に必死になって生きていることでしょう。

それは、大事ではあるけれど、肉体の持つ人間としての悩み。

魂レベルで、考えたら、宇宙規模で考えたら、案外ちっぽけなこと。

よく、壮大な夜空を眺めて、
「あぁ、自分の悩みって、ちっぽけだなぁ」
「宇宙から見たら、自分なんてゴミみたいな存在なんだろうな」
「こんなことで、ジタバタしても、仕方ないか」
「なんだか、悩みとかどうでも良くなってしまった」

そんな風に思ったこと、ないですか？

ある意味、【自然】に癒されるとでも言いましょうか。

◆人との繋がりを一瞬断ってみる

スマホも触らない。
横と繋がる、人と繋がることよりも、自分のハイヤーセルフに訊いてみる。

自然の中に身を委ねてみる。

この季節（5月）は、家の中にいるよりも、外に出ていて氣持ちいいと感じることのできる季節。

普段、コンクリだらけのところにいるのなら、思い切って、緑の多いところへ。海の見えるところへ。空が大きく見えるところへ。

できれば、一人きりで行ってみましょう。

大勢の人とわちゃわちゃするのは、楽しいと思います。

でも、それは、肉体として、寂しくないというだけ。

本当の自分と繋がるためには、むしろ、大勢というのは、逆に邪魔なもの。
当然、スマホを見たり、いじったりするのも、避けて、電源を落とすぐらいの勢いで。

本当の自分は、いつも、あなたと言う肉体が、他の誰かと接しているのをジーッと物陰から見守っているようなもの。
そして、誰もいなくなってから、出てくる奥ゆかしい存在なんです。

だから、あなたの意識が、他の人、SNSやテレビなどの媒体に行っている限りは、本当の自分は、隠れています。

でも、ヒラメキなどは、本当の自分と繋がった時などに降りてきやすいもの。
もちろん、他の誰かと話している時にもヒラメクことは、ありますが。。

◆意識が拡大すると

不思議なことに、肉体レベルでの悩み、課題に対する解決策がフワーッと、舞い降りてくることがあります。

肉体レベルの悩み・課題に、真剣に向き合っている時には、頭を抱えるだけだったのに。

それぐらい、意識が拡大、意識が変わることによって、現実を変える力が出てきたりするのです。

何かに行き詰ったりしたら、遠慮なく、意識が軽くなるようなところに出かけてみましょう。
真剣に悩みに向き合うだけが解決方法ではないのです。

コーヒーを飲んでいる時、タバコを吸っている時、トイレに入っている時、お風呂に入っている時、緩んだ瞬間に、なんとなく入ってくる。

緩んだ隙間から、何かが入ってくる。
私の場合、コーヒーとタバコの嗜好品は、苦手なので、もっぱら、トイレかお風呂か散歩なのですが。

あまりに意識が、行き詰ったら、海でも見てこようかと思います。

そういう意味では、海も山も川もコンパクトに固まっている、今の街は、ちょうどいいのかもしれません。

◆自然と繋がる

木々の緑。
海の青。
大空の青。

自然は、人間の意識よりも広いです。
普段の生活範囲の中では、人との距離はせいぜい数メートル。
パソコンなどの電子機器も、テレビだけの時代は、数メートル離れていたのが、今や、パソコン・スマホとなって、数十センチという距離に。

それぐらいの距離しか離れてなければ、人の意識なんて広がりようがありません。

自然との距離は、短くても数メートル、海のかなたまで見ることができるのなら、数キロメートルまで、意識が広がります。
それを【視界】というのなら、それでもいいでしょう。

見ている距離と、意識の距離は比例すると思います。

遠くを眺めていますか？
遠くを見つめていますか？

近くにあるものは便利だとは思います。
でも、意識を広げるには、向いてません。

今の世の中は、スマホ１台、パソコン１台あれば、なんでも注文して運んでもらえます。
ある意味、便利です。
だからこそ、引きこもりなどができやすい環境なのでしょう。

人は、コンクリートというものを、昭和の時代に、あちこちに埋め尽くしてしまった。
道路と言う道路。
下手したら、家の庭にもコンクリートで、固めているところも。

都会では高層マンション・高層ビルが立ち込めている。

私たちは、いつから、自然から離れていってしまったのだろうか。
だからこそ、自然と繋がることを意識的にしないといけなくなってきた。

意識が収斂しゅうれんしているなんて、多分、氣づかずに生きている。

まずは、自然と繋がることを、意識するところから始めてみるのもいいでしょう。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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