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「在り方、在り方」って言うけれど

つっちー/土坂有加　（心理学出身の傾聴もできる夢かなコーチ）

ビジネスやスピリチュアル、成功哲学を探究していると
「在り方って大事だよね」
「在り方迷子多いよね」という話が出てくる。

この【在り方】という表現が、私の中では、なんとなくわかるようで、わからない感じがずっとありました。

多分、在り方とは、英語の
「be動詞」から来ていて、
「BE－DO－HAVE」でいうところの、自分は何者なのか？を指している、と思うんです。

さらには、【ウェルビーイング】という言葉も心理学や成功哲学では、言われていて、より良い自分でいる学問もあります。

この巷に氾濫している【あり方】というのを、今回はいろんな角度から、言語化していきたいと思います。


◆結論：自分を幸せにする力のこと

私の中での結論は、在り方とは、
「自分自身を幸せにする力」なんだと思います。

自分を大事にするとか、セルフハグするとか、ダメな自分を認める・愛するとか、ぜーんぶ、自分を幸せにする力なんですね。

もっと簡単に言うと、
「幸せを感じる力」

でも、最近の記事でも書いたように、人は幸せより、成功（HAVE）したら、幸せになれると勘違いして、必死に行動（DO）したりする。

でも、連動する部分は、あれど、幸せを感じる力（Be）が弱ければ、途中で、「もう無理です」と離脱してしまう。

もっと酷いと、成功してお金持ち（HAVE）になったのに、幸せ（BE）じゃ無いと嘆くことも。

この幸せを感じる力は、本来なら、教わらなくても、ありのままの自分でいれば、持っているもの、備わっているもの、なんです。

でも、現代では、そもそも、【ありのままの自分でいることが難しい】からこそ、少し前のアナ雪の映画で、レリゴー（let it go）があれだけ流行ったんだと思います。

この幸せを感じる力をどう高めればいいのか？というのは、過去の記事でもいくつか書いてます。

でも、最近は、自分の中で、夢かなコーチとして、

本当の成功とは？
本当の幸せとは？
私たちの人生の目的とは？

というのをめちゃくちゃ再定義してまして、最近、ようやく語れるところまできた！と思ってます。

そして、自分を幸せにする力がどうやったら高まるか？というのも、同時にわかりつつあります。

実は、私の屋号は、
「happycompany」なんですが、これまで、
「人を幸せにする会社って、理想だけど、じゃあ、できてるの？」と言われたら、うーむ…となる自分がいて、最近は、あまり表立って、言わなかったんです。

一応、プロフィールなどには、チラリと記載しているから、もしかしたら、ご存知の方もいるかもしれませんが、こういった記事の中で書くのは、最近では、稀に見る行動だと思います。

ただ、最近、また自分の幸せをどう作るのか、高めるのか？というのを、またいい情報に触れる機会があり、私自身、自分を幸せにすることを、全肯定する力が高まってきているのを、実感しているので、このタイミングで書く氣になった氣がします。

◆夢が叶うこと＝幸せではない

私が提供している、100の願望リストのワークショップ、
「夢が叶った！」
「つっちーさんの、【100リスト】いいよ」という感じで、口コミしてくれることが増えました。

それは、ありがたいことだし、私自身、否定はしないです。
ただ、私の力というよりは、私は、その人たちの、【本音・本心】を引き出したにすぎません。

もちろん、夢が叶うと、嬉しいから、幸福度は上がるんです。
全く連動しない訳ではない。

でも、イコールか？と言われたら、イコールではないと思ってます。

というのも、100リストにしても、なんでも、私が提供することって、
【本当の自分に繋がること。本音。本心】だと思ってます。

100の願望リストのワークショップでは、10個の質問をご用意させていただいてますが、意識しているのは、【本当の自分に戻る質問】ということ。

それを元に、アウトプットしてもらっているから、その夢は叶うと幸福度が上がるようになってます。

でも、もっと言うと、自分の使っている言葉とか、意識とか思考を変えていけると、いわゆる
【内側を整えると、外側が変わっていく】ということが起きていきます。

自己受容とか、自己肯定感とか、いろんな言葉があります。
同時に、自己否定とか、自己憐憫、自己犠牲など、自分を良くない方に扱ってしまう言葉もあります。

本当の自分は、パワフルなんです。
でも、この世には、本当の自分のパワフルさを出してしまうと、面白くないゲーム設定のため、あえて、難しめになっているのです。

前にも書いたように、
「自分には何もない」と勘違いしやすい、ゲーム設定になっているんです。
（エゴキンマン発動！ですね）

そんな中から、「自分には全てある」を思い出すのに、いろんなチャレンジを私たちはしている訳です。

もちろん、これまで、「自分には何もない」と勘違いしていた、エゴキンマンの言葉に惑わされて、生きてきた人もいるでしょう。
でも、氣づいたところから、あなたは変わっていくのです。
そして、すぐには外側の世界がガラリと変わらなくても、とにかく内側を整え続けていくことで、それは、いつかは転換点を迎えます。

これは、夢を叶えることと関係なく、自分の中で、幸福度の器が満たされていくのです。

だから。
内側を満たして、外側が変わっていく。

外側が変わった（叶った）から、内側が変わるのではないのです。
だから、お金持ちや成功者と言われる人の中には、外側ばかりを達成しようとして、内側が整ってなかったから、心が満たされてない人がいるのを見たことがあるでしょう。

中には、仕事ばかりして、家庭崩壊だとか、自分の健康を害したりして、別の外側の問題に悩まされることもあるでしょう。

それは、ひとえに、Do（行動）してHave（何かを持つ）することだけに意識が向いてしまい、Be（あり方）幸福度や感謝を、それ相応に高めてこなかった結果だと思うのです。

それでも、やはり、人はHave（何かを持つ、肩書含む）の方が、見た目派手に映りますし、惹かれてしまうのでしょう。

Do-Have-Beの順番だと勘違いしてしまうのです。

あり方が大事とは、Be-Do-Haveを徹底すること。
特に、Beを意識すること。

小さな幸せを実感するところから、自分という存在が、宇宙、大いなる源から全肯定されている、同調している、という実感をするところから。
１日のうち、少なくとも、朝起きたとき、夜寝る前などに、実感してみて欲しいのです。

あり方、「自分を幸せにする力」「幸せを実感する力」が大事なのは、意思の力で行動することは、生産的ではないからです。

しかし、私たちは、意思の力で行動することしか、学んできませんでした。
そして、夢が叶う（Have）ことで、自分が満たされる（Be）と勘違いしてしまったように思います。

◆願望を描くことは

ところで、話がちょっと飛びますが、あなたは、願望を描くことをどのように位置付けているでしょうか？

「そんな夢みたいなこと、言っているんじゃないよ」となりますか？
それとも
「願望？いっぱい出るよ～」となりますか？

最近知ったのですが、願望を出すことは、宇宙の成長と発展に寄与しているらしいのです。
なんか、それを知ったときに、自分の活動に意味があるように感じられて嬉しかったです。
もちろん、私自身は、良いと思ってやっていることなので、価値がないとは思ってないですが、それでも、「私たちが願望を抱けば、宇宙の成長と発展に繋がっていく」ということを聞くと、「あぁ～、そうなんだ～！」と思います。

個人的には、経済発展とか、経済成長には関心がないけれど、関心が無いというよりは、今の経済成長や経済の発展は、若干、自然破壊の部分があるように思えて、賛成できないんですよね。

でも、宇宙の成長と発展というのには、心が躍ってしまいます。

100の願望リストのワークショップをやり始めて、100人の願望リストを集めたいな～と思っていて、今、50人超、越えたところになっています。

年内までは、無料開催ですが、来年以降は、価値も高まってきましたし、内容も何度もバージョンアップさせてきたということもあり、有料化を考えています。

それだけに、まだ、100リストを作ってない方は、ぜひぜひ、願望をたくさん描いて、宇宙の成長と発展に、一緒に乗っていきましょう。

願望を書いていくにあたって、書きなれないこともあるでしょう。
自分の想いや願望をアウトプットしていくこと。
アウトプットしていく中で、自分の本音・本心との擦り合わせが上手くなっていきます。

◆あり方が整うことは

あり方が整うことができれば、どんな困難がやってこようとも、ブレずに自分の中心軸というところに戻ってこれます。

これは、【自分が自分であること】です。

自分が自分であることを見失った時、人は、燃え尽き症候群だとか、人に必要以上に依存してしまうなど、軸がブレるどころか無くなってしまうのだと思います。

俗にいう、「○○ハラスメント」というのも、全部、自分の軸がブレているか、無くなっている人が起こしがちのことです。

あり方が整うということは、「人からの賞賛・承認を必要としない」状態になっていきます。

承認・賞賛って、氣持ちいいですよね。
でも、それに溺れていくと、承認・賞賛を得られなくなると、自分の存在価値が無くなったかのように思ってしまって、自己肯定感が一氣にズズ～ンと下がってしまいます。

それって、劇薬みたいなものじゃないですか？
承認・賞賛が得られるから、行動することって、一種のエネルギーヴァンパイア状態になるって、ことじゃないですか？
エネルギーヴァンパイアにならなくても、むしろ、向こうから勝手に与えられてしまって、氣づいたら、自分で自分を満たすことが骨抜きになってしまうというか。

いわゆる、芸能人とか、インフルエンサーとか、人からワイワイ言われるポジションにいる人というのは、承認・賞賛が欲しくて頑張っている可能性もあるじゃないですか。

でも、人って、バカじゃないから、承認・賞賛ばっかり欲しがっている人からは、いずれは、どこかのタイミングで離れていくんですよね。

そうすると、それに耐えられない人は、実力で生きてきたわけではない人は、人知れず、表舞台から消え去るということになるんです。

だから、残っている人は、逆に、人からの承認・賞賛を超えたところに、自分の軸をきちんと持てている人なんですよね。

成功しようが、成功しまいが、結局は、
「人から承認・賞賛されなくても大丈夫。自分で自分を満たすもん」というものを持てている人が長期的に成功していくと思っています。

派手な成功をすることだけが成功ではない。
長く、着実に成長し続けることが、成功に繋がると思ってます。

もちろん、運命・運勢的に、一時の線香花火状態の方が、幸せだったという生き方もあるかもしれません。

なので、そのあたりも、自分で決めるということ。
誰かが言う、成功とか幸せの定義なんて、関係ないと思うのです。

徹底的に、「私は私」「あなたはあなた」という生き方を、それぞれにできるようになったら、もしかしたら、トラブルも少ない世の中になっていくのだろうなと思ってます。

文章を読んでいただけるだけでも、嬉しいですが、私と話すことで、また深い氣づきを得られることもあるでしょう。
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あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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※文中、常用漢字の「気」を「氣」と表現していますが、
「氣」は、氣が広がる、エネルギーを増幅の意味で、
「気」は、気が締まる、エネルギーが閉塞する意味合いだと認識しています。そのため「氣」の漢字を多用しています。

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