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「やった方がいい」と言われることよりも大事なこと

ビジネスにおいても、人生の生き方においても、
いろんな人が
「〇〇をやった方がいい」と言っていく。

確かに、正解のようでもあり、もっともらしく聞こえる

でも、私は氣づいてしまった

その人が「やった方がいいよ」と言っていることと、実際にやってることは、違うこともあるということに。

タイトルにある、言われることよりも大事なこと、わかりますか?

結論は、【その人が、やっていること、やってきたことを取り入れること】です。

では、次章から、具体的に解説していきたいと思います。
ぜひ、最後まで読んでいってください


◆靴を揃える話

どこで読んだのか、出典がわからなくなってしまったのですが、
子どもが靴を揃えないことに悩む親が、住職か誰かに、
「子どもに『靴を揃えなさい』というのではなく、あなたが黙って子どもの靴を揃えてあげたら良いんです」と言われました。

「『揃えなさい』と言ってはダメなのですか?」
「ダメです。子どもの靴をあなたが揃えて上げることです」
そういわれて、その親は、それから子供の脱ぎ散らかした靴を揃えることをし続けたそうなんです。

そうしたら、半年過ぎたあたりから、子どもが親の真似をして、ちゃんと靴を揃えるようになったそうです。

この話から、
「〇〇しなさい」という言葉よりも、
実際に、その言葉を言っている人が、〇〇しているか?を見ることが大事だなと思います。
子どもに限らず、人って、人のやっていることをよく見ているなと思うことがあります。

よくあるのが
「YouTubeやると良いらしいよ~」と言いながら、それを言っている人がやってないということ、往々にしてありませんか?
それを、「良いこと聞いた!」と思ってやるのか、
「○○さんが、やってないんじゃなぁ」と思ってやらないのか、どう判断するのが、良いのか、悩みどころですよね。
かくいう私も、「○○すると良いよ~」と言いがちなので、そこは、自分を律しなければと、思うようになりました。

履き物に関して、もう1つ良い話があるので、書いていきたいと思います。

はきものをそろえると 心もそろう
心がそろうと はきものもそろう
ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない
だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう

(出典:円福寺 藤本幸邦氏)
(永平寺 道元禅師という説もあり。
永平寺のトイレに、この詩が貼られていることから、来ているそうです)

◆百聞は一見に如かず

何度話を聞いても、実際に1回、見た方が実感が持てるのは、漢書の時代から言われていること。

もっと言うと、
「言っていることより、その人がやっていることを見ろ」という話しですよね。
それだけ、情報が溢れている今、情報の取捨選択するスキルが必要になってきます。

「人の話は聞きましょう」と教育されてきた私たちではあるけれど、そろそろ、無条件に人の話を聞くということは、減らしていった方がいいかもしれません。

というのも、情報があればあるほど、私たちは【迷う】からです。
現代は、江戸時代の1年分。平安時代の一生分の情報が一日で入ってくる時代です。

それなのに、【幸せな人】が増えていないのは、情報がありすぎているからなんですね。

私は、【傾聴】を得意としてはいますが、私個人としては、【頑固】と言われてます。
というのも、人のアドバイスを聞かないことがあるから。
理由は、ひとくくりにできるわけでもないですが
「(言っている人が)できてもいないのに、いろいろ言ってくるから」です。
あるいは、「(その人はできているかもしれないけど)ダメ出しか、毎回同じ言い回ししかしない」というのも聞かない理由になります。

個人的には、若い時にメンターから
「7通りの言い回しをすれば、大抵は話は通じる。最低でも3通りの言い方を試すべきだね」と言われているので、
「この人、同じ言い回ししかできないんだなぁ」と思うと、途端に聞く氣がなくなるのです。

響く言葉の違いについては、過去にも別記事に書いていますし、話の本筋から逸れてしまうので今回は詳しく語りませんが、ご興味があれば、こちらの記事(人間関係のすれ違い(算命学シリーズ2))を見てみてください。

◆やっている人の真似をする

やっている人の行動を、「これいいな」と思ったら、真似してみる。
その方がよっぽど、自分にとっても心地よい。

中には、
「これは、自分には難しいかも」とか、
「どうやってやるんだろう?」という壁にぶつかるというのはあると思う。

でも、「いいな」と思った時点で、それは、自分の内側から湧き出る感情・感覚なので、あとは、「できるようになるまで、試行錯誤をすればいいだけ」
それなのに、人は時として憶病になって、「できそうなこと」だけ、やろうとする。そうすると、喜びが半減してしまうことも。だって、できることだけやり続けるって、飽きてしまうし、できなかったことができるようになる成長の喜びって、あると思うから。

最近では、
●価値観(大事にしていること)
●得意なこと(自然とできること)
●好きなこと(興味関心があること)
の重なる部分を、活かしていこうと思ってます。

中には、「やりたいことがいっぱいある!」のは、自分の中から良いなと思った感情・感覚ではなく、人に勧められて(言われて)「あ、それやってみたいかも?」という勘違いの【好き】があることも学びました。
いわゆる【外発的動機づけ】と呼ばれるものです。
自分の外側にある刺激に触発されて、湧き出る【やる氣】です。

大事なのは、何も情報が無かったら自然とやり出す【内発的動機づけ】の方なんです。

◆【自分には、もう足りている】という感覚が大事

私は、なんだかんだ言って、上手くいかないときって、自分の中の【欠乏感】・・・足りない、今の自分じゃ無理だ、という感覚を持ちすぎたなと、反省しています。

「答えは、自分以外の誰かが知っている」
そんな価値観が、どこかにあったように思います。

最近は、少しずつ、吹っ切れてきました。

立派なことを言っている人の話は、もういいやって、思うようになってきました。
それでも、情報を追っかけるのは好きなので、ついつい見てしまいますが。
でも、いま必要か?という観点も持つようになったので、今、少しずつ、片づけできるようになってきました。

それまでは、いつか必要かも?とか、ひたすら情報を集めまくっていたかも。
もちろん、その時は、自分としては動いている氣では、いたと思います。
でも、その時の動くは、人に「〇〇やった方が良いよ~」と言われたこと。

実際、インスタライブの100日チャレンジ達成したとき、自分では頑張ったし、やめてしまうのももったいないと思って、その後も引き続き、頑張ってたんです。

でも、先月の緊急入院をきっかけにインスタライブを、今はストップしていますが、それには、久しぶりに話した友人から
「(インスタライブのアーカイブで)つっちーが、楽しそうじゃなさそうだなぁ~と思って」という言葉を受けて、
「あ、そうか、やっぱり心のどこかで外発的動機づけというか、人からの『やった方が良い』に心が踊らされてたんだな」って、思ったんです。

話すこと自体は、嫌ではないし、聞いてくれる人がいるのなら、またやると思いますが、自分の「やりたい氣持ち」というのを、もうちょっと大事にしてみよう」と思ったんですね。

もしかしたら、もう、義務感とか、成功のための目標達成のためだけに生きている時間はないかもしれないし。
まさか、自分が人生の終わりを意識しながら生きることになろうとも思わなかったけど、人生、何がきっかけになるか、わからないよね。

今回、何を伝えたかったか?というと、
要は、「言ってくる人の、やってること見よう」ということと、
自分の中に湧いてくる「やりたい」は、内発的動機づけから来るものか?を見極めていこう!ということでした。

そして、大事なことは、【自分自身を迷子にさせないこと】なんだなと言うこと。

私のブログ記事も、何かしら、ヒントがあるかもしれない?
自分の人生の、道しるべになるかもしれない?
そういう思いで読んでくださっているかもしれない。

私自身、偉そうなことを言いながらも、迷子になるようなことしてたんだなぁと反省しながら、今、建て直し中という感じ。

ミニマリストの動画を見ながら、
●選択肢を増やさない
●いらないものは捨てる

これを、意識しているところ。
今の世の中、選択肢いっぱいあるからね。
無いように思っているのは、思い込み。
それこそ、「自分には足りない」から来ている。

選択肢なんて、3つあれば十分。
迷子になっているのなら、いったん、迷子になっている情報の海から抜け出してみる。

そこからまた、自分自身を建て直していこう。
これ、私自身にも言っている。
一緒にやっていきましょう。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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