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人生の質 クオリティ・ライフ

Twitterで、こんな投稿が目に飛び込んできた。

あなたの人生は、何で彩られてきただろうか?
ずっと勉強と仕事だけ?
家と学校、家と職場を往復するだけ?

私は学生時代、友達を多く作るのは得意ではなかった。
中学に行って、最初に自宅に遊びに来てくれたのが、同級生ではなくて、先輩たちだったのが、今でも面白いな~と思う。

でも、嫌いな人、苦手な人もそんなに多くなく、今でもSNSで繋がっているのは、当時の同級生たち。

私立に行ってて、お互いの友達の家にフラッと遊びに行ける距離ではないから、遊びに行ったりしたことはなかったけど、その分、学校にいる間に下校時間ギリギリまでいることとか、楽しかったなぁ~と思う。

特に遠くから来てる子に限って、早く帰らずに、下校時間ギリギリまでいることを知って、今思うと、「遠いから早く帰る」ではなくて、「遠いから、なかなか他の友達と会えないから、学校に遅くまでいる」だったんだなぁ。

彼女たちにとって、「学校」は疲れるところではなかったんだな。
そんなことを思いはせるのです。

そう考えると、パンデミックと呼ばれる、ここ近年の対策についても、初期の頃から疑問を抱いてました。
大事なことは、「死におびえて、ただ生きることではないだろう?」と。


◆死ぬ直前に後悔すること

死ぬ直前の方々の後悔の言葉があるらしい。

「もっと人からの評価ではなく、自分の心から思うことをやれば良かった」
「もっと、自分の気持ちを素直に出せれば良かった」
「もっと、家族と触れ合う時間を作れば良かった」
「もっと、友達と遊べば良かった」
「仕事や、お金のことばかりしないで、ゆったりと過ごせば良かった」
「もっと、自分を幸せにしてあげればよかった」

など。

死ぬ直前になって、【自分の人生、もっとこうすれば良かった】という後悔の言葉が出るようです。

◆もし、明日死ぬとしたら?

それでは、その後悔の言葉を言わずに済むようにするには、どうしたらいいでしょうか?
それが、「もし、明日死ぬとしたら?」という質問を投げかけて、向き合ってみることですね。
明日が急なら、一週間後なら、1か月後なら、1年後なら、と変えて取り組んでみて下さい。

私は、過去にこのワークをしたときに、
・餃子を食べる(美味しいこと前提)
・日本全国にいる友人・仲間に会いに行く
・「幸せ」について追究する
・日々淡々と生きる

そんなことが出てきましたね。

日本全国すべてに行けてませんが、それでもこのワークをやる前よりは、常に意識していることでもあったりします。

◆やりたいこと、後悔しないこと

このワークをやることによって、自分の本当の「やりたいこと」「後悔しないこと」が決まってきます。

そうすると、特に考えたわけでもないのですが、親との介護時の付き合い方も自然と「やらないで後悔するより、やって後悔する方がいい」という基準で向き合っていたと思います。

私の場合、親の介護の過程で、母親の足を毎晩揉んでいたことは、「後悔したくないこと」でもあったので、亡くなる数カ月前の寒い時期から、「寒いし、いいよ」と母に言われたことを、真に受けなければ良かったなぁと思いつつも、それ以外の時期は、1年近く揉み続けてたわけなので、母が亡くなった時は、意外と「あれをすれば良かった、これをすれば良かった」というのは、思ったより少なかった気がします。

父に関しては、物理的・肉体的な支援はしませんでしたが、因縁の深い家族と離れて、グループホームというところで、父の尊厳を大切にしてもらいながら生活してもらうことで、「自分にとってできること」を優先しました。
(家族と一緒にいることが、父にとって幸せだったか?と言われると、会話無し、やることなし、の家族内の生活より、グループホームでの他の入居者さんとの交流・スタッフさんとの交流、何より亡くなる直前に【オペラを歌った】という家族の知らない姿だった方が、よっぽど父は、自分の尊厳が活かせて良かったのではないか?と感じたからです。信頼のできるグループホームだったことが幸いしてました。)

なので、父親に関しても、物理的・肉体的支援がなくとも、後悔はなかったのは、自分が取った手段は間違ってなかったという思いからだと思ってます。

◆クオリティライフ(良質な人生)とは

【死】や、【病気】を恐れて、【生きる】ことを躊躇してしまうこと。
これは、果たして、クオリティライフ(良質な人生)なのだろうか?

もちろん、クオリティライフには、人の数だけあり、特定の正解などはないでしょう。
でも、何かヒントを、ということであれば、映画や書籍から、感じるものがあればと思います。

□今を生きる

1989年に公開された映画で、原題は「Dead Poets Society(死せる詩人の会)」
これが、どうやって「今を生きる」というタイトル(邦題)になったのかは、謎だが、

厳格な学生生活の中で教わった型破りな教師からの教えを、生徒たちは
「忘れないよ」という意味で行動に移す、最後のシーンは、見ものです。

何とも言えない、ただ机上で教わった学問よりも、大事なことを教わったと感じたんだろうな、と。
30年近くも前に見たことなので、話しのほとんどはうろ覚えだが、厳格な規則を守る事よりも「自分がやりたいこと」を見つけていく。若者の生きる意味を考えさせてくれる映画だったように思います。


□ふしぎの国のバード

こちらは、最近知った漫画です。
ここで言う【ふしぎの国の】は、明治初期の日本(江戸)のことを指します。

バードさんという女性探検家が江戸(東京)から、北海道の蝦夷を探検するまでの物語なのですが、このバードさんという女性は、物語の途中から判明するのですが、生まれつき背中に痛みを抱えている、健常者とは言いにくい病を抱えてました。

でも、途中から新しく診てくれる医者から、「あなたは、背中の病気よりも、もっとひどいものに罹っている」と言われてしまうのです。
多分、今でいうところの【鬱】でしょう。
いわゆる【生きがいを失っている】状態でした。

そこから、彼女は、より痛みに耐えて安静にして生きることよりも、「旅に出て、冒険をする」という道を選んでいきます。
今より100年以上前の、女性が職業を持つと考えられてない時代の自立には、例え漫画だとしても感銘を受けてしまいます。

もちろん、それ以外にも、いっぱい物語はあり、今は、9巻までですが、早くも続きが読みたくてうずうずしているシリーズです。

クオリティライフを考えた時に、家の中に閉じこもるより、冒険する世界観もあるのだということを、この漫画を通じてお伝えさせて頂きました。

◆人生の質を上げるには

人生の質を上げるには、まず【自分が何を大切にしているか?】ということを明確にしておく必要があります。

□100の願望リスト

ロバート・ハリスさんの【人生の100のリスト】では、牢獄に入る、アイドルとデートするなど、ハチャメチャな願望が書かれているのですが、これらが、全部叶ったというお話です。

書くことで、自分の脳に再確認ができますし、叶ったことも、再確認できる。

それが、100の願望リストだと思っています。

もちろん、ロバート・ハリスさんのような破天荒な項目を上げる必要はありませんし、自分なりの叶えたいものを書くのがポイントになります。

私も毎年、リライト(書き直し)していますし、また、数年前のリストを見ると、ある時、自然と叶っていたり、非常に不思議なツールです。

書いたからと言って、無理に叶える必要はありません。
また、書かないと、自分の好きなこともわからないの?という話もあるかもしれませんが、人生には、いろんな外部要因や邪魔が入るもの。
書くことで、その出来事が、大事なのかどうか?ということを冷静に見つめることができるツールだと思っています。

ヒラメキ⇒即行動が習慣化できている方なら、書くよりも行動が先に結果が出ますので、いいですけどね。
頭でっかちな人は、紙に書いて落とし込んじゃいましょう(頭から、吐き出してしまいましょう)

□価値の序列の順位付け

今年になって教わった、価値の序列の優先順位づけ。
別名を「バリューファクター(Value Factor)」と言います。

8つのジャンルを優先度の高い順から並べてみてください

家族、
趣味、
美容健康、
仕事、
精神・スピリチュアル、
資産形成、
人間関係・社交、
学び・研究

もっと、優先順位をつけるのに、厳密な質問はありますが、詳しくは、オンラインやリアルで話せる機会に伝えていきたいと思っています。
なので、まずは、ご自身の感覚で並べ替えてみて下さい。

これをやることで、理想(頭で思っていること)と、現実とのギャップに気づけるきっかけになります。

◆許すと赦す

時間が経って、感情が落ち着いたから「いいよ、いいよ。水に流すよ」というのが、通常の許し。

本当の許しは、過去にあった嫌な場面を【もう1回やってもいいよ】というほどの赦し。

例えば、父親に頬を殴られた。
もう、痛いし、そもそもお父さんが偉そうにするから、口答えしたんじゃん!という怒りなどいろいろあるでしょう。

でも、そういった出来事さえも、【また、やってくれて構わないよ】と思えるかどうか、です。

これは、ちょっと深すぎて、簡単には伝えにくいのですが、
「ネガティブな感情」を抱かせてくれたような出来事でさえも、プラスの【実利】があった、【ギフト】があるという考え方なのですね。

先ほどの、父親に頬を殴られた、嫌な体験から、「相手を傷つける言葉をどこまで無防備に出す、出さないを考えるようになった」などになるでしょうか。
何を持って【実利】とみなすかは、人それぞれになってくるかと思います。

◆生き方、死に方

いつの頃からか、残された家族が困らないようにと、また、残された人生を有意義に過ごせるようにと、「エンディングノート」を書くことが流行ってきました。

しかし、こういうことは、別に、老齢になってから考えることではなく、常日頃、「どのように生きるか?」「どのように死ぬか?」ということを早い段階から考えてもいいのではないか?と思うのです。

幸い私は、メンタルヘルス関連に一時期関わっていたことから、そういったワークをする機会がありましたが、個人的には、こういったことは、【早ければ早い方がいい。若ければ若い方が良い】と思ってます。

最初に、取り組んだときは、20~30代の頃だったと思います。
なので、社会的には安定もしてないし、評価もされてない生き方だったとは思いますが、出会った人たち、いろんな出来事、ぜーんぶ含めて、後悔はしてないです。

もちろん、もっと、あぁすれば良かったかな~、もっとこうすれば効率的だったかな~?と思うことはあります。

【誰かに言われる、最適化された人生よりも、自分でデザインする人生】の方が、今後は(今までも、ですが)大事だと思っています。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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