JICA 多文化共生 技術補完研修 3日目
2月24日水曜日
本日の講座として4団体からのヒアリングでした。その後、質問の時間を頂き、たくさん質問させて頂きました。
①長田区役所
②NPO法人神戸定住外国人支援センター(ふたば国際プラザ)
③神戸市役所国際課
④NPO法人Oneself
こちらの4団体からお話をお伺いしました。
本日の講座では質問の際、初日、2日目に学んだ、第3の視点、異文化コミュニケーション、メタファシリテーションを使い、質問を考えることを意識しました。
第一弾は①長田区役所の方にお話を伺いました。
長田区は神戸で二番目に外国人が多い区です。長田区は外国人労働者が多く定住者が多いことが特徴です。外国人労働者数は長田区が一番多いそうです。
神戸で一番外国人が多いのは兵庫区ですが、兵庫区は外国人留学生が多く、定住者よりも、入れ替わりが多いそうです。
多文化共生について様々なお話を伺い、質問をさせて頂きました。
1、外国人とのトラブルトラブルでよくあることは?
A.ゴミ問題、騒音問題、自転車の駐輪マナー
2、トラブルの解決方法は?
A.まずは話し合ってもらう、行政からの規制は出来ない。
3、外国人の仕事の見つけ方は?
A.ベトナム人はベトナムコミュニティを使いFacebookで探す。ベトナムではFacebookがとても流行っており、たくさんの情報がそこから得られる。(答えて下さった方がベトナム人だった為、他の国は分かりませんでした。
4、日本の永住権を手に入れる為の条件は?
A.日本で10年以上住み、その中で5年以上働き、税金、年金をしっかり納めていることが条件
②NPO法人神戸定住外国人支援センター(ふたば国際プラザ)
こちらは神戸の多文化共生の拠点となっています。日本語教育のためのスペースや外国人高齢者のためのスペースがあります。
質問として、日本人のいいイメージと悪いイメージを聞きました。
いいイメージ‥‥時間を守る、真面目、優しい
悪いイメージ‥‥外国人は時間にルーズだという固定概念を持っている。
確かに私もコロンビアで生活していた時にコロンビア人はみんな時間にルーズという固定概念を持っていてしまっていたと思いました。固定概念を持ちすぎるのは良くないと思いました。日本人は全員遅刻しないことはないし、全員が真面目とは限らないので、そういうことだと思った。
③神戸市役所国際課
神戸市役所の方からは❶日本語支援❷多文化政策❸相互理解のついてお伺いしました。
❶子供への日本語支援や通訳支援など様々な支援活動が展開されていました。
❷情報発信に関して課題が沢山あると伺いました。コロナ禍でホームステイが続き、外国人は差別のような目で見られ、情報が十分に届いていないので。相談窓口をもうけている。また、多言語の対応しており、「優しい日本語」➕11言語に対応しているとのこと。
❸相互理解の点で「やさしい日本語推進プロジェクト」を行っていて、今後もどんどん色々な部分でやさしい日本語を普及していくために取り組んでいる。この取り組みで外国人の方々の書類の理解度が44%から80%に上がり、神戸市の広報でも13回にわたって取り組みが紹介されたそうだ。
今は在留カードや外国人にとって最も必要な書類だけに採用されているが、今後もっとたくさんの場所で採用されるように取り組んでいるそうだ。
④NPO法人Oneselfに関しては次回以降説明していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2018−4 コロンビア 柔道隊員
田中嘉朗
私事ですが、明日からYoutubeの第一回目の投稿をします。
内容として、コロンビアの柔道家、スペイン語圏の方々の為にスペイン語で柔道の技術紹介をするチャンネルになります。
柔道の総本山である講道館の上村館長からマンツーマンで約20時間の技指導をして頂き、それを文章で書き留め、動画にしてみんなに発信したいと思い、Youtubeを始めることになりました。
良かったらご覧ください。チャンネル登録して頂ければ嬉しいです。