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確定申告、もしか医療費控除で損していませんか?

私はファイナンシャルプランナーでもあるので税金について少し解説してみます。


今年の確定申告はコロナ過の影響で4月15日まで伸びています。

税理士に聞いたところ日程が1ヶ月後ろ倒しになっただけで今から本格的に始まるようです。多くの人が〆切りギリギリにならないと動かないという一例でしょうか。


確定申告の中で医療費控除というものがあります。

その年に大きな医療費が掛かった場合は申告すれば10万円以上※の費用は医療費控除として認めますという制度です。(※課税所得200万円以下の場合は5%)


生計を一にする家族の医療費は合算して計算することができるので税率の一番高い人に集約するのが良いですね。


日経新聞の記事に

確定申告の医療費控除 「大損」につながる勘違い

というのがありました。


そうです。知らないと大損することがあります。

保険などで給付金を受け取ると、その補填分は控除額から差し引かなくては成らないというものがあります。

そのため保険金を貰った人は医療費控除が受けられないと思っている人が大半なのです。


例えば

家族の医療費総額が72万円

保険金総額が142万円の場合

計算式:72万円ー142万円-10万円

=医療費控除額0円

この計算には大きな間違いがあります。


どこに間違いがあるのか

内容を図式にすると以下の通りです。

医療費控除の計算式


この計算の中身は少しややこしいのですが

ポイントは保険金などの補填は、その保険内容に該当する医療費に対する補填 なので他の医療費には関係ないということです。


正しい計算式は

家族の医療費総額72万円

保険金からの補填額17万円

計算式:72万円ー17万円ー10万円

=医療費控除額45万円

です。

45万円の控除額は税率20%の人でしたら9万円の節税になります。


如何でしょうか。

これは知っているか知らないかの違いで生まれる差です。

税金のこと、お金のこと、は ”知らなきゃ損損” となっています。


これから確定申告される方はこのことを理解して申告してください。

また、過去に申告間違いがある場合、5年以内であれば修正申告することによって還付を受けることができます。



他にも税金に関しては知らないと大損することが沢山あります。

不動産投資をしていると税金を沢山納める必要があります。

その税金の種類は

所得税、住民税、事業所税、固定資産税、都市計画税、償却資産税、不動産取得税、登録免許税、印紙税、贈与税、相続税、などなどです。

これらについてしっかり理解し節税策を持っておかないと先ほど同様に大損することになります。


私のnoteではこれらの大家業に必要な税金知識についても解説していきたいと思います。


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