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こだまとやまびこ


#  想像していなかった未来
「人事考課について思うこと」
主に社会人を目指す若者へ


「人事考課」企業が定めた基準に基づき、社員の実績や能力、勤務態度などを評価する制度。
こだまとの比喩表現にて展開してみました。

▼ 目次
1. こだまとやまびこ
2. 人事考課
3. 反響
4. 考察
5. 終わりに


            (本文約1300字)



1. こだまとやまびこ


こだま_
「木霊」「木魂」本木(木の根元)の部分の精。
平地や狭い場所でも反響する意。
反響する意味でも使われるエコー。


やまびこ_
もとは、山の神の意。
山や谷で大声を出し、向かいの山から返ってくるような時に使う。 


どちらも反響する意味だ。エコー






2. 人事考課


早いもので、今年もあと少し。
大学3年生は、来年度の3月から就活開始時期となる。他の教育を終える者は就活がひと段落した時期かも知れない。
そして勤め人にとって今は面談が終わった時期だろう。


note理生さまの【人事考課】の記事を拝読した。
従来の人事考課の内容で、社会人となる者には
是非読んで頂きたい。世の中そんなに甘くない。


1. 2. 管理職による部下の評価について
  業績効果、情意効果、労力効果
  各種、表記にて説明あり。

3. 社員本人の自己評価について
  1年間の業務目標を定め、各項目重みを
  付すこと。

終章. 管理職の指導能力について
  管理職には、仕事及び組織の管理能力の
  他部下への指導力などの別査定がある。

  note理生さまの記事要約



他人を自分を評価する難しさに考えさせられる。また評価する者の能力についても問われる。


欧米では、ノーレイティング(評価しない)
企業も広がり始めていると言うが、まだ始まったばかりだ。長所、短所の考察も記されているが、成果に現れるまで時間はかかるのだろう。



いくら風の時代とうたわれても。
個人、平等、対等、フラット、情報、共有
能力は、逆に個人評価として自分に突きつけられる。





3. 反響

やまびこやこだまは、少し遅れて返ってくる



遅れて返ってくることを知らなければ、自分が放った言葉の反響は知る由もない。
その後に続く成果も。
やまびこやこだまは、自分が放った言葉を
「少し待っててね」で、返してくれる。


自分が放つ言葉も「少し待ってるよ」の余裕が欲しい。相手からゆっくり返ってくる事も、返って来ない事もある。
それが自然と言うもので、永遠に返って来なければ、自分の自然に抗っているのかも知れない。


そして、雨や嵐の日にわざわざわざ山に登り
やまびこに挑む者もいない。自然の仕組みを
甘く見てる。計画的に挑まなければ大怪我をする。






4. 考察

すぐにどんな時でも確実に言葉が、成果が返ってくると思う人間の浅はかさよ。
自分が山に向き合い、運良く届けば自分の言葉が返ってくる事だけなのに。

評価とは、ただ自分が行った行為が自然にこだまとなって返ってくるだけだ。
もし永遠に返ってこなければ、自分の計画を練り直す選択もある。


こだまとやまびこを知らない人が増えている。
知る人が増えていれば、早い段階でノーレインティングで良かったはずだ。






5. 終わりに


「社会人」の本業である目的は、「働いて成果をあげ、お金を得ることにとどまらず」自分の
経験・スキルを磨くこと、社会に貢献すること
自分なりに、色々と重要な目的を持つことが課題となる。
※引用文献 - リクナビ

世の中そんなに甘くない。



          了


追記 書いておきながら自分は部下の立場でし
   たが、上司との面談前は山から転落の  
   心境でございました。

  🔖note理生さま、人事考課の説明にて
   記事添付ご快諾誠に感謝申し上げます。

               サブリナ


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