ほっと一筆「皿うどんの食べ方」
2023.4.9
来月長崎に行く予定があり、ふと、皿うどんの食べ方について思うなど。
実家で出ていたときは、特に何かをかけて食べることは少なかったような気がする。
母はからしをつけながら食べていた。
それを見ていたからか、大人になって食べる機会(そもそもそんなチャンスが少ないのだけど)があるときには、お酢をかけたりからしをつけたりして食べるのが自分の中で定番になっていた。
ただ、あるとき皿うどんにはソースをかけて食べると聞いて、この定番が崩れた。
どうしてもその食べ方を試してみたくて、長崎料理の食べられるお店で皿うどんを頼んだ。
卓上に、お酢や胡椒などの他に、確かにソースも置いてあった。
「これがネイティブの食べ方なのか?」と思いつつも、初めてソースをかけた皿うどんはジャンキーな味がして確かに美味しい。
でも、ソースをかけるとお酢やからしをかける余地がなくなる。
ソースをかける部分を一部に限定して食べるとか、工夫をしないと、どっちも楽しんで味変することができない。
うっかりお酢を先にかけてしまったら、もうソースを楽しむキャパはなくなってしまうので、これは順番も大事だな…なんて重要なことのように考えてしまう。
次に皿うどんを食べに行くときは、絶対悩まないように順序をシミュレーションしておかねばと思っている。
①そのまま食べる
②一部にソースをかける
③一部にお酢とからしをかける
④すきな食べ方でフィニッシュ
はたしてこれを覚えたままお店に挑めるか?
来月が楽しみだ。