5.インナーチャイルドを癒す 


こんにちは。
うなです。


今回は
「インナーチャイルドの癒し方」
についてお話したいと思います。
インナーチャイルドが傷ついたまま
癒やされていない方に向けての、インナーチャイルドの癒し方を書いてみますので、ぜひ試してみてください。


インナーチャイルドとは

インナーチャイルドとは「内なる子ども」と訳されることも多い、自分の内側の一つです。
言葉の意味では、生まれた瞬間から成人するまでの潜在意識のことを指していて、傷ついた記憶を抱えて、私たちの無意識の深い深いところに点在しています。
どんなに年月が経っても、彼らは無意識の中でずっと傷ついていて、あなたがもう二度と傷つかないように様々な言葉によって制限をかけてきます。


あなたは今、自分は生きていきにくいな、生きづらいな、、、と感じていませんか?



もし
毎日しんどいな
生きていくって大変だな
と感じておられるのなら、あなたの
幼かったころの自分が傷ついたままでいることが、その気持ちの原因の一つかも知れないのです。

子供の頃の記憶 : 認めて欲しい・愛して欲しい


私は、小さな頃体が弱く、育った家庭も裕福とは言えませんでした。



親からは、「何であんたみたいな子供が産まれてしまったのか」とか、「兄は優しくて頭が良いのに、なんであんたは無愛想でいつも寝込んでばかりなの?」などと言われることがよくありました。



寒い日でも薄着で家から閉め出されることもあり、子供ながらに「怒られたらどうしよう・・・風邪をひいてしまうかもしれないなあ」と心配しながらも、親に頼る以外に方法がないと思い、黙ってその日を過ごすしかありませんでした。

私のように、家から閉め出されたりはなくても、大人になってからも、何か失敗したりすると、
「ああ、子供の時もこんなことがあったな...」
とつらかった出来事を思い出して、悲しい気持ちがさらに悲しくなったり、思考が止まって、ポジティブに考えることが難しくなったりしたことがあるのではないでしょうか。



まったく子供の頃に辛い経験がなかったという人はほとんどいないのではないでしょうか。



私のメルマガを見つけてくださったかたは、
真面目すぎる人
細やかな思いやりがある人
やさしすぎる人
誰よりも傷ついてきた経験が多い人だと思うので



たぶん、辛い子供時代を過ごされた方が多いのでは?



お母さん、何であんなことを言ったの?
お母さん、私も抱きしめて欲しかった。
お母さん、私を見て欲しかった。



まだまだ
でてくるかもしれません。
本当にそう思いましたよね。
私もそう思いました。



そういう辛い気持ちを溜めておかず
【紙やノートに吐き出す作業】が
ここでも、とても効果的です。



エクスプレッシブ・ライティングの効果



「書く」という行為は、1980年代にアメリカの社会心理学者によって開発された「エクスプレッシブ・ライティング」として知られる方法です。



これは、自己探求や感情の解放に役立つ手法で「筆記開示法」とも呼ばれています。
具体的な手順としては、3~5日間連続で1日20~30分程度、自分の経験や感情に対する思いを書き綴ることです。

汚い言葉でもいいので



あなたが子供の頃、
悲しかった気持ち
悔しかった気持ち
寂しかった気持ちを



何度も何度も書いていくのです。



書いた紙は、ここでは、ビリビリにやぶりすてましょう。

そして一方で吐き出したあとは
ちゃんと傷を癒していくことも大切です。



ぜひ癒していきましょうね。

インナーチャイルドを癒して

夜寝る前など、
自分の心が、しん、としているとき
小さかった頃の自分を思い浮かべましょう。


初めは、強く印象に残っている、傷ついた時の自分に会いにいくのをおすすめします。



心の中の奥の奥に降りていく自分をイメージしてください。
瞑想をされたことがある方なら、イメージしやすいかもしれませんね。



そして、大人になった自分が見つけた
小さかった頃の自分を



そっと、抱きしめてあげてください。
待たせてごめんね
という気持ちを込めて。
声もかけてあげてください。



その子は、わんわん泣くかも知れません。
たくさん泣かせてあげてください。
やさしく抱きしめながら、好きなだけ泣かせてあげてください。



「つらかったね」
「悲しかったね」
「悔しかったね」
「寂しかったね」



などの言葉を
かけてあげてください。



小さな自分がひとしきり泣いて、泣き止んだり、落ち着いたら
今日の逢瀬はここまで。



最後に小さな自分に
「また来るね」
と伝えてください。



そして今度は、来た時と逆に
すーっと、上に上がるような気持ちで、元に戻ってきてくださいね。



これを毎日続けましょう。



時間はだいたい10分くらいが目安です。



毎日続けていくと
会うたびに泣いていた
小さな自分が
段々泣き止んできます。



そしてその過去の自分が
癒やされていなかったために


大人になっても苦手に感じる相手
苦手な仕事
やりにくいな、て思う現場が



インナーチャイルドが癒やされることによって
だんだんと大丈夫になってきます。



小さな頃の自分が癒やされた証拠です。


パターンは人によって違う


傷ついた事柄は人により、パターンがちがいます。



傷ついたのは子供の時だけではないですよね?


学生時代
結婚してから
その時その時の自分に会いにいくのもおすすめです。

また、あなたに子どもさんがいたら
その子どもさんが、
小さくても
大人でも
子どもがいても



自分が本当は、こう言って欲しかった、という言葉をかけてあげてください。



その声がけも、子どもに言っているようで、
実は自分に向けていっていて
その癒し効果も高いのです。



癒やされる度に
現実で苦手なことがうまくいくようになります。



これからの未来を自分らしく生きるためには、他者ではなく自分自身と向き合う必要があります。



「こんなことで傷つくのが怖い」
そう感じてしまうのも、きっかけになった経験があり、傷ついたインナーチャイルドがあなたの中にいるからです。



まずは彼らと向き合い、
「本当はどう感じていたのか」
「どんな経験で自分は傷ついたのか」
に気付いてあげてください。



あなたの中にはどんなインナーチャイルドがいますか?



ぜひ私に教えてくださいね。

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