鏡開き
今日は鏡開き。
我が家では祖母がぜんざいを作り、そこに焼いた餅を入れて(乗せて)食べる事が毎年恒例だ。
今年はあずきの粒が大きく汁気が少なめだ。ほのかな甘さと温かさが寝起きの体に沁み渡るようだ。
そもそも鏡開きとは、正月に年神に備えた鏡餅を割って食すことで神様を送り出すとされ、正月の区切りとする行事(※注 祖母談)だそう。
しかし実際に“割って食す”事は難しい。なぜなら餅がカビてしまうから。よつて、わたしの家では鏡餅の形をしたオブジェのなかに入っている小さな角餅を使う。
いっぱいではものたりず、もういっぱい味わった後に、仕事へ向った。
こうして季節の行事ができるのも、祖父母と同居しているからだろうか。
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