BGMは“忘れられないの”でお願いします
※病床での個人的な覚書
「あー…これ陽性ですね。残念ながら。」
2022年ももうすぐ終わり。あと2日で仕事納めのところでわたしは新型コロナウイルスに感染した。
焼け付くような喉の痛みが前日から続いた為、出勤前に念のためと病院へ赴いた。
清々しい朝の空気。感染予防のため窓が開け放たれた診察室で医師は、てきぱきと今後の指示を出していく。言われるがまま薬をもらい、出勤せず帰宅。
関係各所へ連絡が終わり、仕事着を着替える。
(やれやれ…)
部屋着になり白湯を飲んでようやく一息つく。