継続は力なり~知的資産は育てて行くもの~
7月の末から楽器のレッスンに通っています。
楽器を習うのは小学生以来です。
当時習っていたのはピアノでしたが、自宅での練習が本当に好きではなく、なかなか上達しませんでした。
楽器は、「練習しないと絶対に上手にならないもの」筆頭だと思います。
何もしていないのに、ある日突然に、「できた!」ということは、
100%無いです。
幸いにも譜面は読めますし、中高の部活ではハンドベルクワイヤーに所属していたので、ピアノは挫折したものの、音楽好きに育ちました。
約35年ぶりの楽器の練習は、楽しく新鮮です。
新しい楽器(※何の楽器か内緒です)は、指使いがとても難しく、
時々運よく良い音が出せますが、まだ「まぐれ」という感じです。
忙しくなると自宅での自主練は後回しになり、先日のレッスンには一度も練習せずに臨んでしまいました。案の定、微妙な実演でした。先生がちょっと悲しそうでした。
「ああいう時間は、もう嫌だな」と心を入れ替え、翌日から、毎晩10分でも良いから練習を始めたところ、
今まで出来ていなかった指使いが、
「あれ?少しスムーズにできたかもしれない?」
そんな感触を得ることができました。そうなると楽しくなりますね♪
色々な能力は、少しでも良いから、何日も、何年も、続けていくことで蓄積されて身につき、アウトプットにも変化が出て来るのだろうな、と思います。
「いろいろな能力は、少しでも良いから、何日も、何年も、続けていくことで蓄積されて身につき、アウトプットにも変化が出る」
これは会社においても同じことだと思います。
能力は、行動の蓄積の結果、身につくもの。
会社の中の見えない力=知的資産も、それまでの数年間の事業活動の結果、他では真似できない力となって、その会社の特徴となります。
そのような「会社独自の力」=知的資産を言葉で表すには、事業活動を多面的に捉える必要があります。蓄積の結果なので、一言で言い表すことは難しいです。多角的に光を当てて棚卸した情報を、体系的に整理して言葉にしていくことで、その内容が社外の関係者や社内の人たちに共有されやすくなります。
そのような想いから、知的資産を棚卸ししたWEBコンテンツ制作に携わらせていただいています。
関わらせていただいた企業様の事業は、当社のWEBサイトでご紹介させていただいております。
知的資産は長年積み上げられて育ってきた会社独自の力なので、簡単に真似できるものではありません。
ですが、視点を参考にしたり、自社に置き換えて考えることはできます。
わたし自身、気づきと学びをいただくことが本当に多いです。
今回ご紹介させていただいた造園会社さまの例も、
「さすが、自然を相手にしている会社ならではの視点だな」と思いました。人材開発・人材育成という一部分だけでなく、育てた人が活躍する場面=仕事をつくる、という活動を同時にされている点は、「循環する」という自然の摂理と共通する視点なのだろうな、と個人的に感じました。
11月以降、noteでも定期的にご紹介させていただきます。
どうぞお楽しみに。