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風土活性化MHPは小さな会社、大きなビジネス体験

 1.はじめに

 風土活性化MAKE HAPPYプロジェクト(MHP)って、何やっているかよくわかならないって、少し前はよく言われたものです。今でこそ、知ってくれている方もいるとは思いますが、まだ、大部分の方は、何やっているか分からないって人もいると思います。そんな方のために、MHPって何って、書いてみましたので、MHPについてもっと知りたい方は是非お読みください。

 2.MHPの活動概要

 会社ってどんな感じかイメージわきますか?実際、会社の中で、働いていても大きすぎてなかなかイメージわかないかもしれません。では、会社の組織をイメージしてみましょう。核となる、技術や企画があって、専門の間接職能として、人事、経理、広報などがいて、決められた予算で運営しています。風土活性化のMAKE HAPPYプロジェクト(MHP)は、専任のメンバーがいない、たった9名の小さな組織で、10−20%の割合で関与する複業での実施です。組織構成としては、プロジェクトリーダーに、事業会社の社長、3人の常務(企画・人事・経理)がステアリングコミッティ(アドバイザー)として、大きな運営の方向性、予算の承認、そして、アドバイスをもらいます。メンバーとしては、企画、人事、経理、広報、そしてリーダーがいて、年間の予算を決裁を取って、運営しています。メンバーは、それぞれの専門性を活かしながら、自分のチャレンジしたいジョブにチャレンジして、トライすることができます。初めてのチャレンジですので、戸惑いや困惑もあるでしょう。社内の企画、イベントですので、多少の失敗、ミスも全く問題ありません。そうやって、人は成長していきます。3ヶ月毎に進捗報告して、あとはメンバーにお任せ、応援はたくさんしてくれますが、口はあまり出されません。お金だけだしてもらって口を出さない、ある意味、ちょっと理想的な形だと思います。
 対象は、国内従業員だけでも1.5 万人、会社全体に門戸を開いているので、5万人ぐらいが母数になります。1.5万人を対象に企画できる仕事って、なかなかないと思います。如何に社員をハッピーにするかのマーケティングをしながら、運営をしています。主な指標は事前事後のアンケートがメインで、その数値を見ながら、プロジェクトを進めています。KPIも参加人数や責任者の参加数、そして、行動変容や他人へのお勧め度合いを定量化しています。そんな意味で、MHPは小さな小さな会社みたいな組織ですが、大きなビジネス体験が実感できる、そんなプロジェクトです。

3.MHPの普段の活動


 MHPのパーパスは、「少し先の未来を、あなたと一緒に変えたい」、そのパーパスに沿う活動であれば、イベントができます。イベントにはきちんとA4の企画書を作成します。この企画書を見れば、全貌がよくわかり、外部講師やゲストとの調整もこの企画書がベースです。MHPの活動は、主に3つの活動を軸にしており、外部講師による学びの『はぴ学』、つながりを生む『はぴ会』、好きなことのサークル活動の『はぴ活』です。一つ一つの企画は、いろんなジョブで構成されており、毎回自分のやりたい、ジョブを選んで、イベントオーナーとサポーター2人の3人が揃えば、メンバーはokです。あとは、企画書を事務局会議で協議して、企画GOとなります。一人2つ、または3つジョブをこなします。
 イベントの運営は以下の通りで、それぞれに対応するジョブは右の通り。
 ① 全体運営      ➡️ イベントオーナー(リーダー)
 ② 事前アンケート ➡️ マーケッター
 ③ 商品企画    ➡️ プランナー
 ④ 事前打ち合わせ ➡️ リーダー
 ⑤ 社外調整    ➡️ リーダー
 ⑥ イベント告知  ➡️ コピーライター、グラフィックデザイナー
 ⑦ イベント本番  ➡️ モデレーター、ファシリテーター、映像制作、音響、
 ⑧ 事後アンケート ➡️ ビジネスアナリスト
 ⑨ 実施報告    ➡️   コピーライター
 社内SNSのMHPのYAMMER グループのフォロワーは2,500人。お知らせ機能を使えば、数時間で半数に届けることができ、一日でほぼ全員に告知できます。2,500人にメールするみたいなもので、ちょっとシビれると思いませんか?

4.今年度のMHP活動実績

 今年度メンバーの稼働し始めて9ヶ月、既に20企画を行い、約1万人のオンラインでの参加人数を集めることができました。組織責任者も25%が参加してくれており、徐々に浸透しつつあることがわかります。アンケートの結果も、昨年よりもポイントが上がっており、質がよくなっていることもよくわかります。イベントの参加者には、職場の風土を問う、アンケートも毎回のイベントで定点観測しており、徐々に上がってきていることがわかります。従業員意識調査やストレスチェックは、年に1回しか実施されませんが、毎月のイベントでの推移を観測しています。組織や拠点ごとに、風土を観測しており、さらに、データが蓄積されれば、職場ごとに企画を実施することができます。イベントに参加してくれる方は、MHPに好意的な方ですので、その参加してくれた方から各職場にいい影響を与えてもらうという構図です。また、参加者は、所属の事業会社だけにこだわらず、事業会社外へも門戸を開いており、外からの好感の声を活かして、自分の事業会社へ刺激を与える作戦です。たった、9人のメンバーで、月の工数としては、実働2人月ぐらいですが、9ヶ月で20企画、1万人を集客し、社員をハッピーにする活動を続けています。また、MHPの熱烈なファンがついてきており、事務局メンバー以外にも、サポートやフォローをしてくれており、大きく社内に活動の環が広がってきています。

5.終わりに

 いかがでしょうか?MHPの仕事のイメージが湧いてきたでしょうか?
今年の4月からMHPでは、新たに複業のメンバーを募集しています。一緒にMHPしてみたい、自分をハッピーに、自分の周りの人をハッピーにしたいと思った方は、一度チャレンジしてみませんか?
MHPは、少し先の未来を、あなたと一緒に変えたいをパーパスに活動しています。


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