定年オヤジの下手の横好き趣味日記 #163 年金受給額
定年後に大事な4K(関係、健康、小遣い、興味)の中で、今回は関係・小遣い・興味に関する時間の使い方について紹介します。
年金制度
2023年度の年金支給が6月から始まりました。
物価高や賃金上昇を受け、平均的な世帯での厚生年金受給額は前年度比で4000円以上増えたそうです。
しかし、「マクロ経済スライド方式」が適用されたため、増額幅は抑制され、この金額になっています。
フランスでは年金の受給年齢を62才から64才に繰り下げる年金改革案に対して全土で100万人を超える抗議のデモが起こっています。
日本では60才から65才になった際も、黙っておとなしく受け入れられました。
年金制度を維持するため、若者の保険料負担を軽くするためなど政府の言い訳に納得感はありません。
失われた30年間の政府の失策のツケがどんどん大きくなっており、子供たちの世代に先送りされていきます。
今の政治家は、そのころはのんびり余生を過ごしているのでしょうが、将来のビジョンをはっきりと持った政治家を選ぶのは国民の責任です。
どうせ誰がやっても同じだと、選挙に対して期待していない人が多いのかもしれませんが、そうした責任の一端は、世襲制に近くなり政治家ではなく政治屋となった候補者たちや後ろで法案や予算を作っていた官僚にも責任があるでしょう。
退職したから関係ない、政治には無関心だではなく、それまでの経験や知恵を若者に伝授しつつ、必要なら政府に対するデモにも参加するくらいの気持ちは持っておきたいものです。
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