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自分の頭の中ほど世の中は動いてない

以前、被害妄想について書いたのですが、どうしても頭の中でネガティヴ思考が働いてしまい、被害妄想を感じたりして、嫌な気持ちになりがちです。

頭の中にいる性格最悪おじさんが、僕にいつも話しかけてくるんです。

そんなものは自己肯定感を上げて、自信を持って、という人もいるかと思いますが、自己肯定感が低いまま大人になってしまった子供は一生そのままです。

自己肯定感とかって、そんな簡単に上がり下がりするものじゃないですからね、あるところで杭が打たれて、そこを基準に感情が変化するだけです。

まぁだからまずはそんな自分を知るところからで、自分を受け入れ、辛くならないように対処をする。甘やかす。環境を変える。などするといいです。

そもそも自信を持つとか、自己肯定感が上がるとかは結果論であって、それを手段に何かを解決しようとするのが違うと思います。

で、すいません本題はそこじゃなくて、じゃあそんなネガティブな自分とどう向き合っていくかです。

被害妄想は防衛本能

何か新しいことをやるときとか、人に何か依頼する時とか、頭の中では、さまざまな妄想が広がります。

僕なんかはパターンAからZまでいくらでも考えちゃいます。

そして大抵がネガティブな考えです。

「こんな依頼内容じゃわからないよ!理由は?FACTは?」頭の中にいる性格最悪おじさんが言ってきます。

この性格最悪おじさんは、僕がこれまで出会ってきた嫌な奴の総合体なので、嫌なことしか言ってきません。

ただこいつのおかげで、危険予測ができ、対処策を考えられて、いざというときにどうしようということを考えられます。

そのいざという時がくる確率は1%なんですけどね。

自分の頭の中ほど世の中は動いてない

自分の頭の中は、ネガティヴに考えることにかけては天下一品です。

でも、その頭の中で考えていることほど、世の中は動いていません。

あいつは今、俺のこと怒ってるんだろうな。嫌っているんだろうな。

でもおそらく相手は私たちのことを考えてもいません。

そして、こちらから何かこちらからアクションしても、相手にとっても本音と建前があるので、おそらく頭の中ほど最悪なリターンは返ってこないはずです。

もし、時間があるなら最悪ノートを作ってみると良いです。

そこに今不安に思っていることの最悪を書くんです。そして、それが終わったら結果を書く。

「明日のプレゼンでどうせ色合いやフォントなどどうでもいいところで指摘してきて、最後まで話を聞いてくれないだろう」

→「色合いは指摘されたが、最後まで話は聞いてくれた。プレゼン自体は評価された。」

みたいな感じです。これを1つでも2つでもやってみると、あ、世の中って頭の中ほど最悪じゃ無いな。って思えるはずです。

PDCA使うと行動できなくない?

僕はPDCAが大嫌いです。

理由は、嫌いな奴がPDCA回せ回せうるさいからです。笑

というのも一つですが、そもそもPDCAって一番最初にPを持ってくるのが最悪だと思うんです。

世の中全員がポジティブで自信に満ちてれば良いと思うんですそれで

でも、ネガティブな自信ないやつがPlanをたてたって、無理だとなってやらない理由を探すだけです。

行動するだけでいい

ちなみに大学の時に韓国語の先生が教えてくれたんですが、韓国では、何かを始めたらもう半分出来ている。と認識するらしいです。

だから、日本語の勉強を始めた時点で、私は日本語話せます。というそうです。で、普通に仕事で使うとか。すごすぎる。。

でも実際的を得てますよね。何か新しいことをする時って、やり始めるまでが大変ですよね。そしてやっていく中でしか成長しませんよね。

子供の頃は成長が早い。んじゃなくて、子供の頃は難しいこと考えずにやってたからなんですよね。僕も子供の頃は本気で野球選手になれると思ってましたから、すぐ上手になりましたよ。

だから何でもかんでもPDCAしなくていいと思います。とにかくやって、やり始めて、その中で改善点を見つければ直す程度で良いと思います。

人間には作業興奮という機能があるので、1秒やればずーっとできるみたいです。僕もこの記事のネタは頭の中に3日前にありましたが、今朝やっと描き始めたらここまで書けました。

モチベーションとかじゃないんですよね。やり始めるだけ、シンプルですよね。

インプットとアウトプットでは全く違う脳を使っている

確かに、いくらピアノの演奏を聞いて良し悪しがわかるようになっても、ピアノを引かないと弾けるようにならないですよね。

これは、脳の使っている部位が違うからだそうです。

よくいる口だけ達者で何もしない人、というのはアウトプットの部位を全く使わずに生きてきた人ですね。

なので、インプットをいくらしても、アウトプットには繋がらない。

ということは、頭の中でいくら考えても、そもそもアウトプットの時に使う脳の部位が違うのだから意味がないんです。

よほどの不適正でない限り、やればやっただけ成功するようになっているんですよね。

バスケのシュートのコツを100個覚えるより、シュートを100本打った方が入る確率は上がります。

行動するしかないんですね。人生を変えたいな。ああしたいなこうしたいな。と思っているだけでは何も変わんないけど、一つでもなにか行動をすれば必ず結果がついてくる。


僕は頭の中でいろんなことを考えすぎていました。

それは、自分に対する期待が大きすぎるということでもあったと思います。

仕事に悩んでから、好きなことをして生きていきたいという思いが強くなりすぎて、いろいろなことを100点で出来ないといけないと思うようになってしまいました。

その結果、これもだめだあれもだめだと諦めてしまって、結局たいした行動もしないまま半年ほど経ってしまいました。

でも、自分にとっては必要な時間だったと思います。

これからは、まず行動。やってみる。そんな人生にしていきたいと思います。

だって、頭の中で考えている最悪なパターンが1%も実現しないんですもの。笑


僕と同じように最悪を想定してしまう方がいたら、少しでも共感していただき、楽になっていただければ嬉しいです。

きっと、最悪の最悪にはならないですから。

それではまた明日!



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