商談中の引き抜きの件
あと1ヶ月ちょっとで新卒の時代が終わってしまう、、!
社会人1年目の振り返りはまた後日ゆっくりしたいところだが、
今簡単に振り返ってみると、
時間の流れは早いものの、かなり凝縮された濃い1年だった。
社会人1年目に経験したことはこの先もずっと覚えてるよって先輩の言葉、現実になりそうだ。
私はきついこと辛いことがあっても時間が経てば、
記憶が薄れ忘れてしまうこともしばしば。
でも、社会人生活の中で心が折れそうになったことってたくさんある。
だから記憶がまだあるうちに、
マイナスな経験も言葉に残しておきたい。
そんなのいちいち思い返さず未来のことを前向きに考えたほうがいいんじゃないかとも思ったりするが、
マイナスな経験からどうやって立ち直ったのか、
前進したのか、
その過程を言語化したい。
とは言っても半年前くらいになるともう忘れかけているので、
覚えてる範囲で思い出していこう。
年末か年明けあたりから私の仕事に対するモチベーションがぷつんと切れた。
私の仕事は人材派遣会社での営業がメインになるので、
アポイント架電、飛び込み営業、、、
とりあえず自分が行動しないと何も始まらない。
なんだけど、
電話するのも気が引け、外を歩き回るのもしんどく、
という負のループが続いた。
入りたての頃は電話かけまくって、
一日2万歩くらい歩く日もあって、
めちゃくちゃ動きまくってたのにな。
まあそうなってくると私の近くには同期が一人もいないので、
急に不安になる。
だから、遠方の同期に最近どんな?って電話かけてみたり、
特に用事はないけど外に出てカフェで作業してみたり、
なんとか頑張ってた。
でも、そんなもがいてる時に限って色々とトラブルが起こる。
対応することが重なり、
心も身体もぽきっと折れちゃいそうになるんだよ、
そういう時って。
その当時は色んな人に話を聴いてもらって、
なんとか最低限の仕事ができるくらいは保っていた。
仕事が嫌になってきた時、
きっかけは忘れた。
なんでか本を読もうと思った。
それでお父さんに借りてたなんとかの幸福論っていう、
THE自己啓発本を読んだ。
その本は仕事で幸福を感じることが一番の幸福だ。
みたいな内容が書いてあり、
別にどの文章が良かったとかそんなのは覚えてないんだけど。
当時の私は、
「なんでこんなきつい思いしてまで仕事やんなきゃなの!?
そんなしてまでお金いらないし!
なんで会社のために私が謝んなきゃいけないの!?
ビジネスマナーってなんだよ!
そんなの昔の人の古い考えでしょ!?」
と、こんなにもふざけたことことを思っていたので(汗)、
強めの文章で喝を入れられた私は、
確かに、人生の中で仕事に費やす時間が一番長いし、
ビジネスマナーをきちんと出来ると人間性も磨かれるし、と。
なんだか色々と納得し、
心がかなり落ち着いたのだ。
そこから仕事に対するモチベーションも上がった。
今やれること、頑張ろって。
まだ社会人になって1年も経ってないんだから色々学んだ方が得じゃん?!ってね。
変に自分のプライドで、会社に、世の中に対抗するより、
まずは素直な気持ちで吸収しようやって。
そんな、モチベーションが戻り、上がっていってる最中で
とびきり嬉しいことがあった。
取引をしてもらいたい企業にアポイントを取り商談に伺っていた際のこと。
話の終盤で、
「失礼かもしれませんが、あなたは今の会社に入ってどれくらい経験されているのですか?」
と聞かれた。
わーやばい。経験ないのバレたか。と思いながら恐る恐る
「すみませんまだ1年たってなくて、至らぬ点があると思いますが、、」
と答えると、
「え!新卒ってことですか?てっきり5年くらい経験のあるベテランの方かと思いました。」
と。しかも
「私はあなたに素質を感じました。話し方も落ち着いていて、、」
とかなんとか大変恐縮なことに話を進めていただき、
うちの会社にこないかという話をしていただいた。
なにが言いたいかって。
褒められたことも大変嬉しかったのだが、
一番は転職を考えているかという質問に対して、
何の迷いもなく今は考えていないですと即答したこと。
ちょっと前まで、
会社辞めたい。仕事辞めたい。
と思っていた私はどこへやら。
あと、もし転職したとしても、
私を受け入れてくれる会社があるという安心感を得られたこと。
もちろん、
引き抜きの話って言うのは色々な要因があってのことだということは重々承知の上だが、
それでもさ、褒められたり、うちの会社こない?って言われるのって嬉しいよ。
もうその日はいつもより背筋が伸びて自信に満ち溢れていた。笑
今すぐにでもこのことを会社に戻って誰かに言いたかったが、
ぐっと堪えた。
ここで言ってしまうと私、調子乗る。
あとこういう話は同じ会社の人が聞いてもメリットない。
って思ったからね。
これからも良いことばっかり続くわけないと思うし、
また心がぽきっと折れることだってあると思う。
でも悩んで悩んで悩みまくるより、
案外、本読んだり、色んな人と話してみたり、
自分から行動していくことで考え方がコロって変わることがあると分かった。
本は継続的に読み続ける。
そして仕事も営業という職種の特権を使い、
色んな人から色んな考え方、吸収してこ。