みそ汁とスープ
子どもたちが巣立ち(と言っても、ひとりはまだ学生なので脛齧り)、夫婦ふたりの暮らしになり食生活がぐっと質素になった
ご馳走は子どもたちが返ってきてみんな揃った時で良いか。と言う話になり、お互いメタボ気味のお腹をさすり一汁一菜で。となり、お味噌汁になにか一品と言う簡素な食事となった
ちなみに子どもたちと夫のお弁当をずっと作っていて、色彩など気をつけて作っていたのに夫のみとなったらそれも質素に。ちょっと申し訳なさを感じたが、買い弁より質素でも手作り弁当のほうが美味しいと言うので続けている
変わる暮らしのかたち
結婚して子どもが増えて高校生になるくらいまでは朝ごはんを4人で食べていた
ご飯、お味噌汁、その日によっていろいろなおかず
息子がアトピー体質なのでなんとなくケミカルを避け(ひどい時は厳密にマクロビなど取り組んでいた)無添加のだしに味噌で季節の地物の野菜もしくは実家で両親が育てた野菜をメインに作っていた
基本はお味噌汁だったが、豚汁もけんちん汁もミネストローネもクラムチャウダーもポタージュも好きなので、いろいろ作っていた
子どもたちが高校生になって、家で朝ごはんを食べる時間がなく(僻地なので6時半前に家を出る)、おにぎりを作ってお弁当も持たせてのスタイルになった
そして今
朝ごはんは夫しか食べず夫が自分で用意して食べている
私はというと夫のお弁当を作りながら味見しながら…
なんとなく味気ないような気もするけど、夫が自分でやってくれるのがとてもありがたいので余計なことは言わずこのまま流れに任せようと思う
みそ汁とスープ
息子は一人暮らしを始め、彼はとても倹約家なので自炊をしている
毎日ご飯を炊いてみそ汁を作り、肉か魚か卵を焼いて食べている
鍋いっぱいのみそ汁の写真が送られてきた時には感動して泣きそうになった
そして、今年娘も一人暮らしを始めてから、一緒に買い物に行った時のこと
お味噌、家にあるの?
と聞いたら
「私、お味噌汁嫌いなんだよね」
と。
え??今まで飲んでたよね??
別の意味で泣きそうに
「出されれば飲むけど、自分で作ってまでは飲もうと思わない。でもスープは好きだよ。」
そういえば、私が調子悪くてご飯作れない時、彼女はいつもミネストローネを作ってくれていたっけ
えー、あんなにちゃんと毎朝みそ汁作ってみんなで食べてたのに!
まさかでした
いやはや、子育てはままならない
思いもよらないことがある
同じ環境、同じ味で育ってもこうも違うんだから、面白いし興味深い
まあ、娘も作れない訳ではないので必要とあらば今後作ることもあるでしょう
そして私は今、ポタージュを極めたい
ブレンダーは離乳食を作るときに欲しくて買ったもの
もう20年以上お世話になっている
茅乃舎のだし はなんでも特別美味しくしてくれる
先月の九州旅行の自分へのお土産
ポタージュ
ちょっと食欲が落ちたり、消化能力が落ちてるなぁ。というとき、おすすめです。これからの季節、あったまるしね
これから、蕪とかカリフラワーとか
いろんな季節の野菜で作ってみたい