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言うは知性 言わぬは品性

バラは好きな花のひとつだ

19歳の誕生日
寮で生活していた私は、ひとり二畳の暮らしをしていた。今では到底考えられないだろうが、三人一室 共同の勉強スペースが八畳あったがここは最高学年の3年生が使うので、1、2年生は布団と机とちょっとの荷物が置ける二畳に満たないプライベートスペース。(イメージ的にはカプセルホテル)
プライベートといってもカーテン1枚で作る部屋で住めていた私は、やる気になればミニマリスト生活も山での隠遁生活もできるかもしれない

脱線しました

そう、19歳の誕生日に自分へ赤いミニバラを買ったのが、初めて花屋で花を買った出来事だった

わりと派手な花が苦手なので、
バラバラしいバラ、ザ バラ!的なバラは苦手なのだが、イブピアッチェは大きくても好きだ

なぜなら、品のある芳醇な香り!が最高なのである ひとたび花のなかに鼻をうずめて香りを吸い込んだら 
うっとり しあわせ
な気分になるのである

イブピアッチェ
ひとたび香りをかぐと
たちまちしあわせホルモンが溢れ出す(主観です)


ところで先日、旅に出ていた
素晴らしい景色に建造物に触れ、大満足だったのだが、レンタカーの運転中に信号待ちしていた時に見かけた電信柱の貼り紙の一文に心を鷲づかみされた

言うは知性 言わぬは品性

なぜ胸をつかまれたのか。それは旅に出る前に職場で人間関係のいざこざがあったからだ

思ったことを言う

大切なことだ
ただ、思ったことをそのままストレートに出すことで少なからず相手を傷つけるのがわかっているのに言ってしまうのはどうなんだろうか

オブラートに包む とか 感情的にならず伝える とか 相手の気持ちを想像してから話す とか それも大切じゃない?

たとえそれが相手のことを思ってだとしても言い方はとても大切だ

言葉は刃にも御守りにもなる

自分の知性を振りかざして 
ではなくて 
品性を持って相手と対話をする

言葉にする前に少し考える

そうしたらもう少し世の中
平和になるんじゃないかなぁと思うのだ

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