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#23きれいな部屋を保つの難しくないですか?

皆さん、こんにちは。
サッカー、読書、旅行、Voicy好きのコウチャンマンです。
本日も読んでいただきありがとうございます。

今日は整理整頓を題材にして話していきます。

部屋の整理整頓って大変ですよね。
なぜか物がすぐにたまってしまい散乱してしまいます。
息子も1日でひどい状態になるのが日常茶飯事です…。(私も幼少期は同様でした)
ここから片付けをしてきれいにするのは一苦労です。
でも、散乱していた部屋がきれいになったら達成感はありますよね。

『いやー、きれいになったなぁ!』

と誰もが思うはずです。
その反面、きれいな状態を保つことに対して気にする人は少ないです。
親が子供に大体言うのは散乱している時だけで、きれいな時に

『このきれいさを保つんだよ』

なんて多くの人は言わないですよね。
振り返ってみると私も言ってません。
それって、なぜでしょうか?

それは達成感が感じにくいからなんです。
人は変化に対して敏感ですが、変化しないことには鈍感です。
つまり、きれいさを保っていても、やった感がないから注目されないのです。

学校教育に置き換えると

この現象は多くのところで見られます。
何か起こった時の対応は分かりやすいのですが、何も起こらないようにする対応はわかりにくいものです。
例えば、不登校や問題行動が分かりやすいでしょう。
令和3年度も不登校の児童生徒数は増加しました。

無理してリンク先を見る必要はありませんが、調査結果から分かるように、かなりの児童生徒数の不登校が解消されています。
ただ、それを上回るかのように新たに不登校になってしまう児童生徒が多いのです。
結果的に不登校の児童生徒数が毎年増加してしまうのです。
だから国も『新たな不登校を生み出さない』と、未然防止を全面に押し出しています。
確かに不登校の人数を減らすためにはごもっともな施策ですね。

でも、現場感覚としてはなかなか難しいものです。
不登校の児童生徒に対する対応は、現象が見えているだけに次に何をするかを考えられる。
その子供が、登校復帰したり、フリースクール等につながったり、部屋に引きこもっていた子供が外に出るようになったりと、変化が見て取れる。
でも、未然防止については、この対応で本当に未然防止ができたのかが見えにくい。
だから、この対応でいいのだろうかと迷ってしまう。

これは部屋の片付けと同じ感覚ではないですか?

まとめ


何事も今の状態を保つことは、元に戻すことと同様に労力が必要です。
整理整頓だけでなく、体重や肌など健康状態も同じですね。
他にも、今の日本の平和な状態も同じです。
見えにくいものこそ、どうするのかを考えて努力していきたいものです。
私は、この保つことの方が難しく、努力が必要だと考えています。
そして、結果を得るには長い時間が必要です。

これからの時代において、問題が起きてからの対応より、起こらないようにする対応を考えていくことが重要です。
皆さんも物事をそんな視点で見つめてみてはいかがでしょうか。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
皆さんにとってこの記事が気づきになれたら嬉しいです。
よかったらコメントもいただけると助かります。
それではまた次の記事で!

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