プロセカのストーリーは折り返し地点?製作陣インタビューについて考えてみた。
3周年を迎え、そこから早くも1ヶ月が経った「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」数日前に配信された製作陣インタビューが話題になっています。皆様もう読まれましたでしょうか?
すでに取り上げている方もいらっしゃいますが、私も思ったことをつらつら書いていこうと思います。
○プロセカユーザーの年齢層
今年開催された「プロジェクトセカイ クリエイターズフェスタ2023」通常の即売会より若い世代の方が参加されていたそうです。と言いつつも、私自身は地方に住んでいることもあり、クリエイターズフェスタをはじめ、即売会のようなイベントに参加したことがないので、感覚が掴めないのですが…それでも、プロセカが若い(幼い)人たちの元に届いているなという実感は私の周りでもあります。
最も大きいのは小学6年生の私の妹。もともと夜に駆けるなど知っている曲を私のアカウントでプレイしていたので、2.5周年の紹介キャンペーンを利用する形でプロセカを始めました。
(ちなみに妹が使っている端末は、私が高校時代に使っていたiPhone7。すでにサポートが切れているので、よくアプリが落ちて怒ってます笑)
他にも、妹のお友達、バイトで関わった中学生など、周りを見渡せばプロセカユーザーって結構多いなと思います。
記事の中でも、「なぜ、プロセカは若年層の心を掴めるのか?」と言う話題がありましたが、私の感覚としては、初音ミクという存在とボカロP出身のアーティストが一般的になってきたというのが大きのかなと思います。子どもにとっても知っている曲があることが入り口になりうるし、親にとっても安心する要素の1つとなるのではないかと考えました。
その上で、プロセカのストーリーで描かれる感情ってすごくリアルで、全く同じシュチュエーションではなくとも、幅広い人が共感したり応援したくなるようなキャラクターが揃っているんじゃないかな?妹も始めた時には断固拒否していたニーゴのお話にハマり、すっかりまふゆちゃん推しになりました。
大学生の私と小学生の妹。見方や考え方はだいぶ違って、そこも面白いですが、いろんな人が楽しめるコンテンツであることが身近なところで実感でき、すごいなぁと思っています。
○ストーリーについて
3周年に向けて怒涛の展開が続いたプロセカのストーリー。予想はしていましたが、終わりがある進みをしていることが語られました。まぁ、そうだよね、そんな気はしてた。そしてなんと、進級をするタイミングが、「ストーリーの折り返し地点」という発言も…
私個人としては、描くと決めたものを描き切ろうという姿勢は嬉しいなと思いました。みんなの行先を見守ることができると思うと、終わる寂しさはあれど、それ以上に嬉しいです。それに、いつの日か物語が終わっても、プロセカのキャラクターたちは変わらずどこかで頑張っているような気がするから。みんなが進んだ先のゴールを見届けられたら、ひとまず満足かなと思います。(多分)
いや、日常回とか永遠に見たいけど!もっと見てみたい・深めてほしい関係性とかいっぱいあるけど!でも、現実でもそうだと思いますが、永遠じゃないからこそ心に残るものってあると思うんですよね。学生時代のたわい無い日常って、戻ってこないから輝いて見えるんだよね…(大学生のセリフじゃ無い気がする)
願わくば、大人になったみんなの、大人になったからこその壁に立ち向かうお話とか、みんなに影響を受けた次の世代の話とか、見てみたいけどね…そのためにも、これからもプロセカを追っていけたらと思います。
他にもたくさん興味深い話が出てきていたので、直接読んでみて欲しいです!(アップデートの話とか難しかったから全然触れてない。でも、大変なのは伝わってきました。いつも本当にありがとう、運営さん!)
○終わりに
そもそも私が初音ミクを知ったきっかけは小学生時代のお友達。ニコニコにも精通しているガチのオタクでした。(今も他界隈でオタクやってる)私自身は友達が隣で歌っている曲を覚えたり、一緒に3DSでプロジェクトミライをやる程度でしたが…当時の思い出があるからプロセカに出会うことができました。
そこから時代も進み、老若男女いろんな人の生活にネットが浸透しました。そして、ボーカロイドはネットの中でたくさんの人の手によって作り上げられていった文化なんだなと思います。
初音ミクが広く一般に知られるようになり、ボーカロイドに携わってきた人たちが飛躍し、その流れを受けたプロセカが新しいボカロ文化の入り口となる…私はまだまだ新参者ですが、プロセカの収録曲を手掛かりに、たくさんの曲に触れていければと、そして、新たな時代の流れの目撃者になれたらと思います!