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子どもにもっと働けばと言われた話
「もっと働けば」「働けるんじゃない」
このような言葉を、皆さんは周囲から言われたことはありますか?
私は先日、5歳の娘に問いかけられました。
ママの働く時間
「ママはなんで働く時間が短いの?」
唐突にこの言葉を投げかけられました。
子どもに仕事のことを聞かれると、なぜかドキッとするのは私だけでしょうか?
あまりに唐突でびっくりしてしまいました。
ちなみに下記のような形態で働いています。
雇用形態:パート
勤務日数:週5
勤務時間:5.5時間(休憩なし)
通勤時間:1時間(片道)
いわゆる短時間パートです。
娘は保育園に通っており、送迎も早すぎず遅すぎずの時間帯です。
私は質問に答えず濁すように、
「◯◯はママの働く時間は短いと思うの?」
そう返しました。すると…
「うん。だって、パパより短いでしょ。ママももっと働いたほうが良いんじゃない?」
愕然(がくぜん)
私も、近くにいたパパ(夫)も。
娘の気持ち
さて、娘はなぜそんなことを思ったのか。
娘に聞いてみました。
パパはママよりも働いているのに、ママにお金を取られて可哀想。
ママがもっと働けば、パパはもっとお金をもらえるでしょう?
愕然、ふたたび。
なぜ?なぜ、娘はそう思った?
パパ(夫)が何か言ったのかと思い、夫に問いかけましたが「俺は何も言ってない」とのこと。
収入を上げること、働き方を考えることは私の課題です。
どうにかしなくてはいけないことは、自分自身が一番よく分かっています。
ただ、まさか子どもから「もっと働けば」と言われる日がくるとは。。
しかも5歳児から言われるとは思ってもみなかったです。
「じゃあ、ママはもっと働いた方が良いんだね。そうすると、お迎えの時間がもっと遅くなるよ。」と伝えたら「それは嫌だ」とのこと。難しいなぁ。
子どもは親の話を聞いている
娘はなぜそのような思考になったのか考えてみました。
子どもは案外周囲の大人の言葉を理解し、覚えていますよね。
・パパのお金はママに渡しているから、パパにはお金がない。
(財布が一緒のため、夫婦ともにお小遣い制)
・お小遣いを上げて欲しい。
(出費が増えてきていて増額できない etc…)
恐らく、パパが冗談まじりで言ったこの言葉を自分なりに解釈したのだと思います。
迂闊なことを言えませんね。
パパとママが働いているから、おうちに住んだり、ご飯を食べたり、お菓子を買うことができるんだよ。
こういう話は、話の流れですることはありました。
でも、親のお財布事情までは話していません。
後日、「じゃあ、ママの働いたお金はどこに行くと思う?」と聞きました。
ママが働いたお金は、ママのお財布に入るでしょ。
間違いではない!間違ってはいない。笑
でもね、ママの働いたお金もお小遣い以外は、生活費や貯金など家族のお金になっているんだよ・・・子どもの発想は面白いですね。
今後
娘の発言に、夫も私を気の毒に思ったようです。
・子どもとの時間を削ってまで働けとは思っていない。
・お小遣いのことは気にしていない。
本心はどうかは分かりませんが、一応そう言ってくれました。
私としては、このまま現状維持ではいけないことは分かっているので、少しずつ改善しようと試みている最中です。
詳細は前回のnoteをご覧いただければと思います!
今回、娘に言われて正直ショックではありましたが、それ以上に
「なんだか痛いところをつかれたな」
と思ったのです。
自分が悩んでいることを見透かされたような気がしたのかもしれません。恐ろしい。
とにかく、娘には我が家のお金の流れをやんわりと伝え、誤解を解いていきたいと思います。笑
子育てをしていると、ハッとさせられたり、考えさせれることが多いですね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!