2年と半年、横瀬町と自分
お世話になります。
横瀬町地域おこし協力隊でENgaWAの赤岩です。
今月の感想は「またこの季節がやってきたな」です。
二年半前の七月は右も左もわからない状態でなんでもやってみる日々でした。すべての体験が初めてで刺激的な日々。それらがが落ち着きだしたのが12月ごろです。そう思うと今年は3回目の横瀬町で迎える12月、3回目の冬はこれまでとは違う感覚。大豆やゆずの収穫、小麦の種まきや麦踏、石油ストーブの香り、、「またこの季節がやってきたなぁ」としみじみと思います。
横瀬町に来るまでは季節をそこまで意識したことはなかったです。せいぜい冬だからコートを出し夏に半袖を出すくらいなもの。そろそろ根菜類の季節だな~12月の頭ごろに麦踏みだよな~と農作物が近くにある生活は自然と季節や暦を意識します。
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大豆の会の収穫及び脱穀作業も慣れ始めてテキパキと。
相変わらず大変な作業なのに収穫できる量は少なめ、、どうしてこんなに少ないの、、農業の難しさや大変さ、その分のおいしさはいつもこの季節にやってきます。
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今年の3月から急ピッチで始めたぶどう栽培。
今年の3月に始めたときは驚くほどに大変な作業と感じましたがそれもそのはず、本来はこの時期から始めてコツコツと進めていく作業でした。
来年は少しは楽になることに期待。
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こちらも今年の1月に急遽始まったメープル採取事業の下見と準備。
一年近くたつと林道に大木が横たわっていました。
山は生きている。登山道なんかがきれいなのは誰かが維持してくれいいるんだなと実感しました。
今年は暖冬の予想です。メープルはどのくらいとれるのでしょうか、、
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小麦を作ってピザを作ろう!企画粉からピザを作ったらおいしいのか??
まずは麦の種をまくところから、麦は少し芽が出たところで踏みつける「麦踏」という作業があります。せっかく生えてきたのに踏んでいいものか、、最初は躊躇しますがしっかり踏みます。これが収穫量に影響するらしい、生き物って不思議です。
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二年ぶりにクリスマスツリーを収穫に。横瀬の山にもモミの木はあるんです。形のいいものは少ないのでとても貴重です。横瀬産のモミの木を購入希望の方は赤岩までご連絡ください。
一本あるだけで雰囲気が違います。
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管理が行き届かなくなっているプラム畑の剪定作業。手入れが行き届かないため木は高くなり果物は取りにくく猿が食べやすくなるのみ。
もったいない気もしますが思い切って剪定。来年こそは猿よりも早く収穫します!
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横瀬町は各所に立派なゆずの木が。先人たちに感謝しながら柚子を収穫。
ゆずの木にはとげがたくさん、痛い痛い!と言いながらなんとか収穫。
非日常な生活が日常になってきた今日この頃。初心忘れるべからず。
自分の住んでいる地域とつながりがあるということが特別なことということを改めて思います。さて、二年半がたった横瀬生活、横瀬町と自分はどんな関係になったのでしょうか。来たときは知り合いも誰もいない状態から数多くの仲間が増えたと思っています。その分初めて来たときには珍しいこと新しことが当たり前になってくる。見えていたものが見えなくなってくる。そんな中で改めて町や地域や仲間とどう歩むのかが大事なような、、来年はどんな一年になるのでしょう。かけがえのない今から希望を持てる未来へできることをこつこつと。