願い事を叶えてくれたお地蔵さまに、お礼参り✨【京都・洛西 鈴虫寺】
ここは「鈴虫寺」の名で親しまれている、「妙徳山 華厳寺（みょうとくざん けごんじ）」。阪急嵐山線 松尾大社駅から歩いて15分くらいのところにあります。江戸時代中期の享保8年（1723）、華厳宗の再興のために鳳潭上人（ほうたんしょうにん）によって開かれ、現在は臨済宗に属する禅寺。境内で一年中、美しい音色を聞くことができる鈴虫がいることから、「鈴虫寺」と呼ばれています。
こちらには本尊である大日如来さまのほかに、お寺の山門脇に祀られている少し変わったお地蔵さまが有名です。その名も「幸福地蔵大菩薩」さま。何が変わっているかと言いますと、普通なら仏さまは裸足のところ、幸福地蔵さまは草鞋を履いておられるのです。なぜ、草鞋を履いているかと言いますと、願い事をする人々の家まで、なんと一軒一軒願いを叶えにお地蔵さまからやって来てくださるから、というのです。慈悲深～い一願成就のお地蔵さまなんです。
この御守を目当てに、全国から著名人もたくさん訪れるくらい人気です。お願い事をするには、こちらの御守りを持ってお作法にしたがってお願いをします。そして、願い事が叶ったら、今度はお礼参りにて御守を返します。一願成就ですから、願い事はひとつだけです✨
私は今年の9月に訪れて、お願い事をひとつしました。「年内に叶いますように」と。おかげさまで、願いを叶えることができ、今日はそのお礼参り。家を出たときは時雨れていたにもかかわらず、お寺につく頃には雨はさーっと止んで虹も出てきて🌈✨すっかり青空です。傘を持っていなかったのですが、なんだかお地蔵さまに助けてもらった気がしました（笑）あらためて、ありがとうございました✨
山門に続く石段には紅葉の葉が、なんともかわいらしい。 https://www.suzutera.or.jp/