三上 竜生の夢。
僕の夢は
”30歳までにグローバル企業を作り、多くの人に職を与えること”
この夢は僕がアメリカに留学中に決心した夢です。
おそらく僕と同世代の人達で夢を抱いている人は極めて少ないと思います。
そこで今回は、僕がこの夢を抱くようになった理由(ストーリー)をお伝えさせていただければと思います。
この記事を読み終わって、一歩踏み出せないあなたの背中を少しでも押してあげられたり、何気ない日常は感謝のオンパレードだと気づいたり、もしかするとあなたに夢を持つきっかけを与えられたりできると幸いです。
アメリカに留学した時、僕は全くと言っていいほど英語ができませんでした。
オリエンテーションで担当者が何を言ってるかもわからないから次に何をすればいいのかもわからなかったし、読解力も乏しかったからヘルスチェックの紙に何も記入もできなかったし、みんなでするゲームのルール説明も理解できなかったから笑ってごまかすしかなかったし、銀行口座の作り方もわかりませんでした。
今振り返ってみると、入学当初から中々波乱万丈な幕開けでした。
僕が留学したエリアはド田舎だったため、同級生に日本人はいないし、田舎のアメリカ人達は特に外国人に興味を持たないから彼らから話しかけてくることはなかったですし、他のインターナショナルの学生達は英語ペラペラであったりと、初めはどうやったら彼らと仲良くなれるのかを模索してました。
とはいっても立ち止まっては居られないので、英語力は無いけど
(I'm Ryusei. I'm from Japan. What's your name? Nice to meet you.)
って自信満々に色々な人に話しかけまくっていたので友達には割と早い段階で恵まれていましたが、僕はとにかく素直で頑張れる人が好きなので、そうゆうタイプの学生と仲良くなりたいと強く思っていました。
学期が始まると、図書館に缶詰め状態で勉強をすることになるのですが、僕は図書館で勉強をすることが好きなので人よりも多くの時間を図書館で費やしていました。
そこで、僕みたいにいつも図書館で勉強をしている学生がいたんですね。
せっかくだし、話しかけようと思って話しかけると、相変わらず英語は何を言ってたかわからないけど、何かすごく話しやすかったんですね。
なぜなら、話を最後まで聞こうとしてくれるから。
その時に、この子と友達になりたい!って強く思ったので
すぐにアプローチしました。
これから一緒に勉強していかない?って
すると、
もちろん!
僕の友達もいるけどいい?
って言ってきたので
もちろんいいよ!
って言って、その日から3人で一緒に図書館で勉強することになりました。
その日偶然話しかけて出会った2人が、
僕が夢を抱くきっかけを与えてくれた親友となることは一切想像していませんでした。
今思うことは、間違いなく彼らは大学の中でもトップレベルで努力ができ、人を大切にできる学生でした。
不思議なことに彼らは本当に特殊で、誰もが理解できない僕の英語をなぜか理解できていました。
僕が英語をアメリカ人に対して話しても、アメリカ人は僕が何を言っているのかわからない状況の中で、彼らが僕の英語を理解して、アメリカ人に英語で伝えてくれていました。
今まで誰も聞いたことないであろう
英語から英語の翻訳です。(笑)
そのおかげもあって、留学当初はアメリカ人とでも会話が成り立っていたのです。
そして日が経つにつれて、僕から様々な所でお世話になっている彼らに恩返しできることは何だろうかと自然と考えるようになっていました。
とある日、いつも通り必死で学んでいる彼らの勉強姿を見て、僕は質問しました。
”なんでそんなに勉強頑張れるの?”って
朝起きて勉強して、
ご飯食べて勉強して、
バイトして勉強という彼らの生活を見ていて、彼らのその原動力がどこからきているのかが
ただただ知りたかったのです。
その時の彼らの回答で、
1人は、
”母国の選抜としてこの環境を手にしたから、手にできなかった子達の分まで勉強を頑張らなきゃいけないんだ”
といい、
もう1人は、
”大切な祖父母が国から追い出されたから、その領土を僕が取り返したいんだ”
と熱く語ってくれました。
僕はその時に改めて思いました。
「学びたいと思う時に学べて、職種も山ほどある日本はどれだけ恵まれた国なんだと。」
環境は人を作ると思っている僕にとって、
彼らに対する一番の恩返しは
”彼らを育ててくれた環境に恩返しをすること”
だとその時に思いました。
それは職が少なく大体の人が農家にならざるを得ない環境で過ごす人に対して、僕が彼らに職を与えることができる環境を作ることです。
農家という選択肢だけではなく、
彼らに他の選択肢を与え、
雇用を生み出すことによって心の安定を生み出そう。
その時に僕は夢を定めました。
”30歳までにグローバル企業を作って、少しでも多くの人に職を提供する” と。
そういったストーリーがあり、
抱き始めた夢です。
決めたからには成し遂げる。
人の為にとか言うと最も偉大な偽善者だと思われるかもしれないけど、一回きりの人生でお世話になった人に恩を返すのは人として当たり前なこと。
周りの人を大切に、
常に謙虚に、そして貪欲に。
少しずつでもいいから前に進んでいきたいと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
もしあなたがTwitterのDMで ”記事読みました。面白かったです” といってくれると僕は大はしゃぎします。(笑)
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「一緒に働いている人を好きかどうかはとても大切だ。さもなければ、あなたの人生と仕事は、とても惨めなものになるだろう。」
イーロン・マスク
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