もやもや編その①~いろんな呪縛~
24年も教員をしていると、心のもやもやや葛藤が積みあがってきます。
今回はそれらをまとめてみようと思います。
①教員間の評価へのもやもや
教員なりたての頃、「あの先生は素晴らしいね」と言われる先生方がいました。その理由は以下のようなものでした。
・生徒に寄り添い、温かい心を持っている。
・保護者との関係が円滑で、保護者と二人三脚で生徒を支えている。
・教科指導に長けており、生徒から尊敬されている。
・平日は朝早くから出勤し、夜遅くまで仕事をしている。
・土日休日返上で部活や教材研究に取り組んでいる。
問題は下2つです。どんなに上3つを兼ね備えていても、下2つができていないと、評価が下がっていました。
生徒のためなら、自分のプライベートを犠牲にしなさい、と言われているようで、ずっともやもやしていました。
②理想の教師像へのもやもや
自分の中で「教師はこうあるべき」「教師はこんなことをしてはいけない」と勝手に理想の教師像をつくりあげていました。
そうするうちに、やりたいことを自分で制限してしまい、だんだんと本当の自分や自分のやりたいことを見失い、必要以上に仮面をつけるようになっていました。そんな自分自身にもやもやしていました。
もやもやって一度頭に浮かぶとなかなか消えないですよね。