筋肉のためのセラピスト

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最近の記事

背中の痛みの予防と対策

長時間の同じ姿勢や無理な動作が背中の痛みを引き起こします。姿勢を正し、適度なストレッチや運動を取り入れることで、日常生活の中で痛みを防ぎやすくなります。 背中の痛みの原因を知ろう 背中の痛みは、多くの場合、日常の動作や生活習慣から生じます。特に長時間の座り仕事やスマートフォンの使用で同じ姿勢を続けること、または無理な動作や運動不足が原因になることが多いです。これらの要因により、筋肉がこわばりやすくなり、負担がかかって痛みを感じることがあります。 正しい姿勢を意識しよう

    • 大腿骨頸部骨折か骨盤臼蓋骨折

      先日来院された患者さん。椅子から立ち上がる時に、椅子の後ろの脚部が何かに突っかかって体が真横に転倒してしまったとのことでした。 ご予約のお電話では、腰から足が痛く動けなくなってしまったのですぐに来院したいということでしたが、かなり前からご予約を取られていらした患者様いましたのでなるべく早い時間で次の枠の予約を取っていただきました。 イスから転倒という話はある程度施術を終えてから聞いた話で、歩行、起坐動作すべてにおいて困難でとりあえず腰かけるのもしんどいという話だったので、ま

      • 反り腰にまつわる私の見解

        いまだに人気のあるワードに反り腰がありますが、そんなに言葉に左右してほしくないと私は考えています。 だって本来、腰は反っているんですから。 あまりにも言葉の影響力が先行して、反り腰でもない人が「私は反り腰ですよね」っていうんです。体があなた自身の体の最良の角度を知っています。 私は、以前先輩の整体の先生が、一緒にセミナーを受けていた時に、君の体は反り腰だからといわれ、疑問を持っていたんですよ。自分の施術でも、検査で結果が出ない場合は見た目で判断していました。でも、その場合、

        • 交通事故による後遺症が残らないようにするために

          施術を続けることが大切です。施術を続けるのも、患者さんには酷かもしれませんが、毎日続けましょう。 ご自身の仕事や遊びを中心に考えるのではなく、症状がみられなくなり、治癒の判断が医師または医療従事者の方からいわれるまで通いましょう。 被害者なのに、それはないでしょう?と思ってしまうかもしれません。 でも、症状が落ち着き、今までに近い日常生活が送れるようになってからでも、仕事に打ち込むことや遊びに自分の都合で計画立てることができるようになります。 つらい記憶はなるべく、早く片付け

          腰痛・肩こり

          肩こり、頭痛、腰痛、一見接点がないような症状なんですが、とても重要なつながりがあると私は思っています。 体の中心軸に関係している、筋機能バランス傷害。腰痛は筋筋膜性腰痛症だったり、分離症、腰椎椎間板ヘルニアなどありますが、主に脊柱起立筋群の機能障害が原因です。肩こりは、頸椎、上部胸椎付近の起立筋のバランス傷害と肩甲骨の可動障害、そして肋骨のねじれ障害が原因、頭痛も筋緊張性頭痛なんかは、筋肉の機能障害により熱産生低下が招く低体温化が原因で起きていると私は考えています。 体の中

          丸まり背中が伸ばせる方法

          丸まった背中の痛み、あきらめる前に施術しませんか? 丸まり背中、簡単には良い姿勢には戻せません。根気が必要です。 丸まり背中の原因はいろんなものがありすぎて、わからないことがほとんど。まして、こんなところで「丸まり背中はこれが原因!」なんて言えるわけがないんです。 原因がわからないのに姿勢が良くなるはずがない、とおもう方が大半でしょうね。でも、体はね、戻る機会をうかがっているんです。その機会を逃しまくって、より強固な丸まりになってしまうんです。だから優しく施術します。人対

          丸まり背中が伸ばせる方法

          飛蚊症

          飛蚊症に私はなったことはないが、聞いた話から推測すると、もしかしたら整顔術で軽減できるかも、とふと思った。 何年か前に家族で買い物に出かけ、荷積みを終えて貸出カートを戻しに行った帰りに、駐車場に積んであったコンテナに走りながらぶつかってしまい転倒し、鎖骨のおそらく剥離骨折を肩鎖関節の亜脱臼とともにしたと、自分で判断したことがありました。そのけがは現在も完璧に元通りになっていないので、いろいろな現象をくっつけてきて今に至っているのです。 その中で、目の老眼?視力低下です。焦点

          症状の変化に難がある人

          症状が悪くなるのは早いんですけど、施術後の症状の変化がわからない人がときどきいます。 いつも、力が施術の時に抜けない、抜かない、協力してくれる、入っていることの自覚がない、パターンの人が施術後の今の状態の確認後に、「痛みが取れてない」「わからない」といっていると思うんです。 施術に来ていただいている時点で、患者さんたちの思いは一つです、「治りたい」。 でもこのような現象が起きているのはなぜなんだろう?いつも考えていました。 最近になって、力が抜けないのは、わたしの施術

          症状の変化に難がある人

          体軸をそろえる

          体には軸を必要と考えています。 軸とは目に見えるものではないので、わかりにくいかもしれませんが、大腿のことは言葉で理解できるでしょう。 背骨が軸とも限っていません。 そもそも背骨は体幹の中でも、後ろ側に位置しています。 軸は正面から見たセンターに位置するだけの物ではないので、揃えるのは非常に難しいのです。 この目に見えない軸をそろえるために、骨の位置、筋肉の協調・拮抗、膜のヨレなどを観察、触れて、動かして、制限されているものを解除して、機能できていないところには、栄養や酸素

          体の修正屋

          体の修理屋ということは、以前よく耳にしていた言葉ですが、修正屋という言葉は聞いたことがありません。 しかし、自分も含めてなんですが、接骨・整骨、整体、鍼灸、などの代替医療に携わっている人たちはほとんど、修理屋ではなく修正屋だと思うんです。 私たちは切ることは出ません。ドクターのように、体にとって悪いと判断されるものは、切り取ってしまおう、薬で菌などを死滅させよう、が私たちにはかないません。 できる限り、その人の体の持つ、自然治癒力、この力を活性化させ、できる限り補助をする、生

          関節のバンド

          人の体にはいくつものバンドがあります。バンドについてはあまり文献がありません。だから、切れること以外重要視されていません。 捻挫をしてキレると靭帯損傷といわれますよね。 靭帯に近いんですが、もう少し関節から離れたところにある、腱を抑えるためのバンドがあります。今回はそれに焦点を持ってきてます。 足首には、上伸筋支帯、下伸筋支帯、腓骨筋支帯、屈筋支帯というハンドがあります。 この支帯といわれるバンド、固くなってしまうとその下にある筋肉のスジが動きにくくなり、関節の動きを妨げる原

          反り腰

          語彙力の少ない私ですが、失礼します。 反り腰、に気が付くのは誰かに指摘されたからなのか、それとも自分の姿勢を鏡もしくは動画や写真で自分を撮影して見てみて実感したのか、疑問に思うことがあります。 そもそも、反り腰とはどんな腰?、と分かっていないから言葉だけが使いやすい言葉として医療関係者が使いだしています。 腰の前提として、背骨の並びは、頸椎が前弯、胸椎が後弯、腰椎が前弯、そして仙骨尾骨が後弯しています。(4足で生活していたら尾骨はもしかすると後弯なのかもしれませんね)つま

          膜の施術

          膜、いろんな膜があります。 私たちの膜は、そうそうみられるものではありませんが、食材から私たちの体の中にも似たものがあることを認識することができます。 例えば鶏肉の、皮と肉の間にある膜、だったり、魚をさばく人なんかは、おなかの中の膜、などがあります。 私たちの体の中にはいろいろな膜があります。 施術の方法で有名な膜施術は、筋膜リリース、それからオステオパシーです。最近私の中で、施術のプレとして行っているのが、筋膜リリース。と名ばかりの筋膜リリースなんですが、手足の牽引です。

          立ち上がるとき腰が痛い

          立ち上がるときに腰が痛む理由は、個々の生活習慣や行動パターンによって異なります。そのため、一概にその原因を特定することは難しいです。施術の際には、まずは患者さんのお話を聞き、動きを観察し、必要に応じて検査を行います。そして、その人の体の変化をもとに判断を行います。 たとえば、デスクワークやスマートフォンの使用が多い人は、指を多く使うことがあります。指だけを動かすことで手に負担がかかるため、その負担が腰にも影響を与えることがあります。しかし、実際に手に施術を行うと、その負担が軽

          立ち上がるとき腰が痛い

          歩行時の骨盤周囲の痛み

          歩行時の骨盤周囲、今回は骨盤の前方、上前腸骨棘といわれている太ももとお腹のつなぎ目にある触ると出っ張っているところの周辺、の痛みで悩まれている人の何かヒントみたいになればとおもっています。 この場合の痛みは、ぶつけたとか殴られたとかいう、打撲のような痛みではなく、ひねったという痛みでもなく、地道に疲労が蓄積して筋肉の支持力の低下で、こわばってしまっている筋肉を伸ばされる(ひっぱる)ような動作刺激が起こることが原因で起こる痛みです。 大雑把に言えば、筋肉の閾値低下の早まりによ

          歩行時の骨盤周囲の痛み