○○風(ふう)の影響
我が家の食卓には○○風の料理がよく並ぶ
酢豚風、回鍋肉風、豚汁風などなど。
『○○風』は、母から譲り受けたもの。
ただ
母の『○○風』は・・・
オリジナルからとても遠いものが多く、父が外食をあまり好まなかったこともあり、幼い頃は母の料理をオリジナルと思っていた私も、恥ずかしい思い出が。
その場限りの料理名を付けてきたので、
娘が料理名を知らない率が壊滅的・・・
恥ずかしい逸話が相当数。
私の知らないところでも驚かれていると思う。
先週、会社の同僚とのランチで
『鳥わさ丼』を頼んだそうで
帰宅後
「週末スノボなのにどうしよう・・・」
そんなに心配になるなら、何故頼んだのか?
尋ねてみたら
「鳥わさって何?」
「簡単に言えば鶏肉の刺身」
「・・・ふぅん」
運ばれてきた丼を見て驚いたそうで
「鶏肉って火を通さなくても大丈夫だっけ?」
「うーん。全員で苦しみに悶えるかもね〜」
と、笑いながらパクパク食べる姿に釣られて
食べたのだと。
残したらしいけど、たとえ一口でも食べたことに変わりはない。
刺身を何だと思ったのか尋ねたら
「鶏肉だから蒸した肉を、お刺身みたいに食べるのかと思った」
『鳥わさ』は食卓に並ぶことはないし
鳥専門店でも、娘と一緒の時に食べたことは無かったかも知れない。
料理名をその場の思い付きで作っていたことが
こんな形で影響しているとは・・・
今のところ、何も連絡がないから大丈夫みたい。