仕事は、とりあえずやってみるじゃダメなのかな
27日は仕事納めとなりました。お正月休みは9連休という初体験で、楽しみです。何をしようか、考えていると9日間はあっという間のような気がしてきました。
お正月の準備、以前のように親戚が集まる予定もないので、大掛かりな準備はしないのですが、我が家は本家になるものですから、ちらほらとやっぱり親戚が挨拶に来られることもあって、多少のお正月料理は作っておく必要はあります。そんなことをしつつも、片付けもしたいなぁといろいろ考えは巡らせているのです。
さて、今日は仕事納めで来年にむけて仕事の幅を増やしたいと考え、一つの提案をしたところ、あっさりと却下されるという悲しいことがあり、そこから考えたことを書いてみようと思います。
仕事を増やす抵抗感
10月から電子カルテが導入され、仕事の内容が少しづつ変わってきていると感じています。ただ、システムは変わったけれど、人の考え方が変わらないのでなかなか大きな変化は難しいなぁと思うこともしばしば。
以前から、電子カルテ内に入力されたことをデータとして上手く使えればもう少し仕事の効率化が図れるのではないか?と考えていた私。
私の部署は入院受け入れをしている部署ですので、入院予定を入れる画面で入院日時を入れるだけではなく、他の情報も入れることでデータとして活用できるのではないか、そんなことを考えて事務部のシステム担当者に相談をしてみました。
システム担当者も、どの程度活用できるかわからないけれど、入力すればデータが取れる可能性や他に活用できるところもあるかもしれない、実際入力してみないとわからないこともあるという回答でした。
それならば、入力時にあと3か所入力部分が増えるだけなので、やってみればいいと思い、部署内で提案をしてみたのです。
その時の同僚の反応が・・・
「どんなふうに活用されるかハッキリしないのに、なんでやらなきゃいけないのか。」
「仕事を増やしたくない。」
「上からの指示でもないのに、やる必要ある?」
自分のなかには全くない反応で、完全にフリーズした私(笑)。
そんなふうに思うのか・・・って逆に新鮮でした。
フリーズしながら、同僚にこんなことを言ってみました。
「ある程度やってみないと結果はわからないけれど、やってみないとわからないことや、やってみてみえることもあると私は思うよね。だから、可能性があるならやってみたいと思うよ。」
そんなにすごい負担感のある業務ではないし、手探り状態だけれど、やりながら修正していけばいいんじゃないかって思うけど、私の考え方がおかしいのかしら?
そんなわけで、私以外のみんなに却下された私。まぁ、3対1で、戦う元気もなく、いったん保留にしました。
失敗を許さない文化
事務部のシステム担当者に「やっぱりやらないことになったけど、もし他部署で必要性が出てくるようであれば言ってね。」って伝えてみんなの反応を伝えた時に、「失敗を許さない文化がここにはありますからね~」「データとってなんぼだと思いますけどね」と私を擁護してくれました。
部署の人を説得できない私もいかんのですが、根本的にみている方向が違う気がしてがっかりしたのです。しばらく大人しくしています(苦笑)。
たぶん勝手にはじめたことが、例えば入力間違いがあった時に他部署の人に指摘されるのが嫌みたいなんですよね。要は、上からの指示ならやるけれど、自分たち発信で仕事を増やしたくないっていうような考え方。
失敗した時の責任を言われるのが嫌って感じなのでしょうか。まぁ、今回のことはそんな大掛かりなことでもないんですけれど。
仕事を楽しくするには
仕事って自分で広げていく楽しさってあると思うのです。
仕事の幅を広げる、つまり、仕事の工夫をするとか、業務改善をして仕事をスリムにしつつ他の役割を作っていくとか、新しい挑戦をするとか。
そうやって、大きな方向性を間違えないようにしつつも、日々の仕事を微調整していくことは、仕事の楽しさややりがいにつながっていくような気がしています。
逆にそれがないとつまらないような気がするのです。
入職して2年半が経ち、当初よりかなり仕事が増えていますが、なんとなく物足りなさも感じているところ。私の提案力のなさもあるのですが、なんとなく昭和感漂う病院内の雰囲気に嫌気がさすこともあります。
世代交代しないと変わらないんでしょうね、きっと。
そんなどうにもならないことを考えながら、来年の自分はどうするのか?考えていこうと思っています。